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社内共通コンテナレジストリを設立して、開発者体験向上を狙ってみた /Establishing container registry to improve DX

社内共通コンテナレジストリを設立して、開発者体験向上を狙ってみた /Establishing container registry to improve DX

3/10 KGDC #4 Day2の発表資料です。

TomoyaKitaura

March 10, 2023
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Transcript

  1. 自己紹介 Tomoya Kitaura @kitta0108 mediba inc. Backend Engineer ▪技術コミュニティ運営 -

    - JAWS-UG コンテナ支部 - JAWS-UG SRE支部 - NRUG SRE支部 ▪好きなNew Relicのサービス - Distributed tracing 2 2
  2. 突然ですがこんな現場の課題?ありませんか(その2) 8 土震のエンジニア高橋 疾風のエンジニア田中 - 依存解決がうまくいかなくて動 かない - 環境をあまり汚したくない -

    中身を理解してないと結局上 手に使えない - 自分以外の環境で動くか不明 - 動かすための事前インストール 作業を思い出せない 自動化されていない ちょっとしたオペレーション群 スクリプトを共有されても... スクリプトを共有したくても...
  3. コンテナ技術おさらい 13 $ docker run \ -v $(PWD):/work \ -e

    A=xxx \ ContainerImageName \ Command ボリュームマウント 環境変数の定義 利用するイメージの 指定 コンテナ環境下で実 行するコマンド
  4. コンテナレジストリ選定ADR 15 ◦ ECR ▪ ❌Pull権限をAWSのユーザーとしてもっていなければならない。 ▪ ❌ImagePullする際にSwitchRoleしないとならない為、開発体験が低下する恐れがある。 ▪ ❌マルチアーキテクチャイメージ非対応(Arm,Intel)

    ▪ ⭕脆弱性管理がECRのEnhanced Image Scanを利用することができるため楽 ◦ Docker ▪ ❌昨今の値上げ事情があって、依存性を高めてしまうこと自体にリスクがありそう。 ▪ ⭕Pull権限管理はDockerID単位で可能 ▪ ⭕マルチアーキテクチャイメージ対応(Arm,Intel) ▪ ⭕利用料金はDockerのユーザー課金に含まれるため実質無料 ◦ ⭐GitHub Container Registry ▪ ❌マルチアーキテクチャイメージ非対応(Arm,Intel) ▪ ⭕GitHub ActionsからのPullする際の認証認可制御が楽 ▪ ⭕Pull権限管理はGitHubアカウント単位で可能 ▪ ⭕利用料金の一部はGitHub Enterpriseの課金に含まれるため50GBまで無料