Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AWSの利点
Search
Toru_Kubota
October 16, 2024
Technology
0
200
AWSの利点
Toru_Kubota
October 16, 2024
Tweet
Share
More Decks by Toru_Kubota
See All by Toru_Kubota
「どこにある?」の解決。生成AI(RAG)で効率化するガバメントクラウド運用
toru_kubota
2
480
いつも初心者向けの記事に助けられているので得意分野では初心者向けの記事を書きます
toru_kubota
2
470
オンプレミス市監視村の人達と学ぶCloudWatch基礎
toru_kubota
2
700
AWSサービスメニュー開発をしていてAWSを好きだ!と感じた瞬間
toru_kubota
0
290
Security Hubのセキュリティスコアはどうやって計算されるか
toru_kubota
0
660
本当のガバクラ基礎
toru_kubota
0
1.1k
本当のAWS基礎
toru_kubota
3
1.2k
TransitGatewayの基礎
toru_kubota
0
560
プリザンターを活用したデータセンター運用管理
toru_kubota
0
220
Other Decks in Technology
See All in Technology
解析の定理証明実践@Lean 4
dec9ue
0
180
Understanding_Thread_Tuning_for_Inference_Servers_of_Deep_Models.pdf
lycorptech_jp
PRO
0
130
“社内”だけで完結していた私が、AWS Community Builder になるまで
nagisa53
1
400
~宇宙最速~2025年AWS Summit レポート
satodesu
1
1.9k
本が全く読めなかった過去の自分へ
genshun9
0
560
BrainPadプログラミングコンテスト記念LT会2025_社内イベント&問題解説
brainpadpr
1
170
「Chatwork」の認証基盤の移行とログ活用によるプロダクト改善
kubell_hr
1
190
セキュリティの民主化は何故必要なのか_AWS WAF 運用の 10 の苦悩から学ぶ
yoh
1
180
フィンテック養成勉強会#54
finengine
0
180
Navigation3でViewModelにデータを渡す方法
mikanichinose
0
220
マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI
oracle4engineer
PRO
3
900
SalesforceArchitectGroupOsaka#20_CNX'25_Report
atomica7sei
0
190
Featured
See All Featured
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
48
14k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.7k
Building an army of robots
kneath
306
45k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
57
9.4k
Bash Introduction
62gerente
614
210k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
60k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
270
20k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
23
3.5k
The Language of Interfaces
destraynor
158
25k
Docker and Python
trallard
44
3.4k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.5k
Transcript
AWSの利点 ~間違った物理機器を買ってしまい怒られるのを回避~ 2024/10/17 久保田 亨
前回のお話 AWSの特徴 ・AWS責任共有モデル ・AWSグローバルインフラストラクチャ ・ビルディングブロック
前回のお話の簡単なおさらい ・AWS責任共有モデル AWSと顧客がクラウド環境を利用する上での責任区分が定義されています。 ハードウェアはAWSの責任範囲ですが、データやアプリケーションは顧客の 責任範囲です。
前回のお話の簡単なおさらい ・AWSグローバルインフラストラクチャ 世界各地にリージョン、AZがあり、顧客は 色々な地域のデータセンターを直ぐに利用することが出来ます。
前回のお話の簡単なおさらい ・ビルディングブロック 様々なマネージドサービスが提供されており、 顧客はサービスを組合せることによりシステムを構築します。
これらの特徴からAWSの利点(の一例)についてお話をします。 責任共有モデル AWSグローバル インフラストラクチャ ビルディングブロック AWSの特徴 AWSの利点 アジリティ 可用性の向上 運用費用の削減
オンプレでシステムを構築する際、下記のような流れになります。 ハードウェア調達 設置・ケーブリング OSインストール アプリインストール この範囲をAWS側でやっておいてくれます。
AWSアカウント取得後、コンソールからすぐにシステム構築が出来ます。
下記の時間が短縮されて迅速にシステムの導入が可能になります。 ハードウェア調達 設置・ケーブリング OSインストール アプリインストール この範囲をAWS側でやっておいてくれます。 30日 20日 10日
AWSの利点① ・アジリティ システム導入のリードタイムが短縮されます。 リソースの追加や変更を容易に行うことが可能です。 新サービスが随時リリースされるため、新技術の積極的な採用が可能です。
また、購入する物理機器を間違えてプロジェクトが詰んでしまうというリスク を軽減することが出来ます。 コネクタ形状 間違えて接続 出来ない
オンプレミスに比べて少ないコストで高可用性システムの構築が可能です。 Amazon EC2 データセンターA Amazon EC2 データセンターB データセンターC Amazon S3
Amazon S3 Amazon S3 東京リージョン 大阪リージョン
AWSの利点② ・可用性の向上 過剰な投資を行うことなく、可用性の高いシステムの導入や大規模災害 発生時にも継続運用が可能となるシステムが構築可能です。
使用した分だけ料金がかかるため、システム投資費が固定費から変動費化 されます。また、キャッシュフローが安定化します。 クラウド利用料 オンプレ導入費用 金額 規模
ただし、クラウド導入により、必ずしもシステム導入費用が削減されるわけで はありません。 クラウド利用料 オンプレ導入費用 金額 規模
マネージドサービスの利用により、運用費用の削減が期待出来ます。 パッチ適用 バックアップ 監視 EC2 ロードバランサー ルーター DNS ネットワーク AWS
Systems Manager AWS Backup Amazon CloudWatch Elastic Load Balancing AWS Transit Gateway Amazon Route 53
AWSの利点③ ・運用コスト削減 マネージドサービス、Infrastructure as Codeの活用によりシステム運用 コストの削減が期待出来ます。
また、テープにバックアップを取得するような運用をしていた場合、入れる テープを間違えて、データを消してしまうというリスクを回避できます。 はっっ
まとめ 責任共有モデル AWSグローバル インフラストラクチャ ビルディングブロック AWSの特徴 AWSの利点 アジリティ 可用性の向上 運用費用の削減
END