Retty Engineer Meetup #2での登壇資料です。 https://retty.connpass.com/event/162287/
耐えるコミュニケーションからの卒業 Retty株式会社 常松祐一 2020/01/20
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自己紹介 ● 常松祐一 (つねまつ ゆういち) ○ Engineering Manager ○ Software Engineer ○ Agile Development ● SNSアカウント ○ tunepolo : ○ tune : ● 顧客にとって価値のあるプロダクトを、チーム一丸となって協力し、短期間にリリースする開発体制のあり方を模索しています。
今日のお話 メンバーの成長を阻害する 考え方・習慣を早期に摘み取る Photo by Markus Spiske on Unsplash
おことわり 特定の誰かの非難ではありません。 ※ 自分自身も陥った経験があります。 Photo by Nadine Shaabana on Unsplash
耐えるコミュニケーションとは ● 相手の指摘にひたすら耐える。言われたことだけ対処する。 ● 一定時間耐えたら次の段階に進めると思い込んでいる。
覚えがありませんか? ● レビュー ○ コード、アーキテクチャ ● 対外発表 ○ 学会、勉強会、カンファレンス、論文 ● 会議資料 ○ 事業計画・ビジネスモデルなど
こんな言葉聞いたことありませんか? 「前回の指摘は全て対応しました」 「今回は大丈夫だと思います」 Photo by Charles on Unsplash
なぜ発生する? ● 期待するレベルと本人のレベルに一定以上の差がある。 ● 壁を乗り越える手がかりがわからない。 ● 「答えがないからこういうもの」だと観念してしまう。 ⇨ 頑張ってはいるものの、耐えることが主目的になり成長できない
耐えるコミュニケーションからの卒業 ● 状況を理解させる ○ 「耐える」考え方をやめさせる。 ○ 一定以上のレベルに達したら終わる。 ● 一緒に伴走してあげる ○ ペアプロ・モブプロする。 ○ アウトライン・構成を考える。 ● 登り切るまで見届ける ○ 一度レベルが上がると下がることはない。 ○ 何度もチャレンジさせるより、一度登り切らせた方が効率が良い
まとめ ● メンバーが「耐えるコミュニケーションに陥っていないか」こまめにチェックしましょう。 ● 陥っている人に早めの対処をしましょう。 ※「耐えるコミュニケーション」のもっといい呼び名があれば教えてください。 Photo by Robert Bye on Unsplash