Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Server-TimingとDevOpsエージェントを用いたLambdaコンテナの動的ルーティ...
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
usanchuu
July 09, 2026
Technology
27
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Server-TimingとDevOpsエージェントを用いたLambdaコンテナの動的ルーティング制御
2026/07/09 AWS Summit Japan 2026 振り返らNight!の登壇資料です。
usanchuu
July 09, 2026
More Decks by usanchuu
See All by usanchuu
AmazonRoute 53ではじめてのドメイン取得!HTTPS化までの道のりを整理してみた
usanchuu
3
160
ラーメンにお酢が馴染む時間を計算したら麺が伸びそうになったので、 AWS Lambda Power TuningとManaged Instancesで爆速化する
usanchuu
1
160
AmazonAthenaで 競馬データをParquet化する
usanchuu
0
130
Amazon Rekognitionで 「信玄餅きなこ問題」を解決する
usanchuu
1
1.2k
Amazon S3 Vectorsを使って資格勉強用AIエージェントを構築してみた
usanchuu
4
560
Reachability Analyzer VS Kiro CLI ~ネットワークがつながらないとき、どっちを使う?~
usanchuu
1
92
Other Decks in Technology
See All in Technology
40代で“やっとエンジニアになれた”――閉じた学びを開き、空の青さを知る / 20260628 Naoki Takahashi
shift_evolve
PRO
4
1.6k
10x Speed With QA Agent Platform - How we scaled adoption from individual effort to organizational capability
lycorptech_jp
PRO
0
110
打造你的 AI 工作流:Agent Skill + MCP 實戰工作坊
appleboy
0
360
Why is RC4 still being used?
tamaiyutaro
0
270
LiDAR SLAMの実装とセンサ融合 ~Lie群からContinuous-Time LIOまで~
naokiakai
1
830
從觀望到全公司落地:AI Agentic Coding 導入實戰 — 流程整合與安全治理
appleboy
1
490
なぜ人は自分のプロジェクトを 「なんちゃってアジャイル」と 自嘲するのか
kozotaira
0
230
“全部コピーしない”ファイルデータの活用 : — FSx for ONTAP × S3 Tables × Icebergで作るメタデータカタログ
yoshiki0705
0
250
デジタル・デザイン:次の50年を描く「進化する青写真」
y150saya
0
770
フルカイテン株式会社 エンジニア向け採用資料
fullkaiten
0
11k
本当の”仕事”を手放せる未来が見えた
mu7889yoon
0
210
CVE-2026-20833_脆弱性対応とAES 化について
jukishiya
0
340
Featured
See All Featured
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
10
1.2k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
76
5.2k
Game over? The fight for quality and originality in the time of robots
wayneb77
1
210
コードの90%をAIが書く世界で何が待っているのか / What awaits us in a world where 90% of the code is written by AI
rkaga
62
44k
How GitHub (no longer) Works
holman
316
150k
Noah Learner - AI + Me: how we built a GSC Bulk Export data pipeline
techseoconnect
PRO
0
210
The Director’s Chair: Orchestrating AI for Truly Effective Learning
tmiket
1
210
The innovator’s Mindset - Leading Through an Era of Exponential Change - McGill University 2025
jdejongh
PRO
1
220
Public Speaking Without Barfing On Your Shoes - THAT 2023
reverentgeek
1
450
Efficient Content Optimization with Google Search Console & Apps Script
katarinadahlin
PRO
1
650
Organizational Design Perspectives: An Ontology of Organizational Design Elements
kimpetersen
PRO
1
760
ラッコキーワード サービス紹介資料
rakko
1
3.8M
Transcript
Server-TimingとDevOpsエージェントを用いた Lambdaコンテナの動的ルーティング制御 2026/07/09 AWS Summit Japan 2026 振り返らNight! usanchu
① AWS Summit出展ブース「ヘッダー 1 行から始める! レイテ ンシ改善」のデモに衝撃を受けた! ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現し て検証してみた
今回の内容
発表者について フジイ ヒカリ と申します・x・ 2026 Japan AWS Jr.Champions 社会人2年目:SIerのアーキテクチャチームでSEしてます AWSについて
保有資格:CLF,AIF,SAA,MLA,DEA ★パフォーマンスチューニングに興味があります! X:@usanchuu
① AWS Summit出展ブース「ヘッダ ー 1 行から始める! レイテンシ改善」 のデモに衝撃を受けた!
LT内容の背景:AWS Summit出展ブース「ヘッダー 1 行から始め る! レイテンシ改善」のデモに衝撃! ※ブースのタイトルが見切れており申 し訳ございません Amazon CloudFront
が付与する Server-Timing メトリクス ×DevOpsAgent「異常検知から改善 提案」まで、自動でおこなえることに 驚き ↓ 自分の環境での再現してみたい!!
デジタル名刺用に自分のドメインを取得したので、 たくさん遊んでいきたい! ↓ バックエンドに Java 17 / JVM を採用 :ランタイムが重く、ヒープ管理(GC)のスパイク
によってアプリが一瞬完全にフリーズする特性 ↓ 意図的に負荷をかけたい検証にうってつけ! LT内容の背景:最近ドメイン取得した
② 「Server-Timing×DevOpsAgent」 を自分のサイトで再現して検証してみた
検証の目的 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた 遅延状態を意図的に発生させ、エラーを検知→コンテナの自 動制御・復旧させる仕組みを構築・検証する 1. バックエンド遅延の可視化 GCによるフリーズ状態がServer-Timingとして正しく視覚化させる 2. コンテナの自動制御、復旧
システムの異常を検知した際、環境変数をリセットして自動でルーティング制御と復旧を行う 3. AIエージェントによる原因分析の評価 AWS DevOps Agentがインフラ全体の因果関係をどこまで正確に自律分析できるかを評価
フロー図 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた ※Gemini Canva生成 ①Javaの内部遅延 を可視化 ②ユーザー側の影響 をRUMで収集 ③Pythonによるルーティン
グの自動初期化 ④AIによる根本原因の特定
構成図 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた
検証スタート! 1回30MBのリクエストを1クリック で5回送り込む処理を実装 ↓ Java Lambdaのメモリ(128MB) を溢れさせ、OutOfMemoryを大量 発生させたい ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた
CloudFrontのレスポンスヘッダー ポリシーでServer-Timingをオン ↓ ブラウザの待ち時間(2.55s)の内 訳を一元化 遅延の主因がJavaのGC(578ms) であると即座に特定できた! ①Server-TimingによるJava内部遅延の可視化 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた
②ユーザー側の影響をRUMで収集 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた Server-Timing をCloudWatch RUMが自動で回収 閾値超過を検知し、 CloudWatch AlarmがALARMに 遷移
③Pythonによるルーティングの自動初期化 アラームの ALARM 遷移をトリガー に、ミリ秒単位で復旧Lambdaを自 律起動 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた 環境変数の動的上書きにより、コンテナ 設定を強制リフレッシュして自動復旧
④AIによる根本原因の特定 Pythonコード内にWebhook連携を組み込 み、インシデント通知を自動でPOSTするよ う実装した ↓ 手動でアクションを入れなくても、自動的に 調査を開始してくれる! ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた
④AIによる根本原因の特定 Pythonが書き換えた環境変数を瞬時に見 つけ、 「自己回復の挙動」だと正確に調査 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた
ログの文脈や命名規則から、これが意図 的な「サンドボックス」だと見透かす ④AIによる根本原因の特定 ② 「Server-Timing×DevOpsAgent」を自分のサイトで再現して検証してみた 時系列データを横断分析し、エラーの実 体は500(OutOfMemory)ではなく 503(同時実行数の急増)であると判断
まとめ ★OOM(500)を起こすつもりが「同時実行数超過(503) 」が主因と判 明! DevOpsAgentは人間の思い込みを正す最強のパートナー! ★自作の自動復旧コードに「メモリを増やさなければ根本解決にならない」 とガチレビュー