Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ふりかえり研究会~KPT~
Search
viva_tweet_x
June 27, 2018
Technology
2
1.5k
ふりかえり研究会~KPT~
2018/06/26 ふりかえり研究会 の内容です。
KPTのやり方について、皆さんで話し合い、よいやり方がないかを模索しました。ワークショップの内容にあわせて、話し合った結果も載せております。
viva_tweet_x
June 27, 2018
Tweet
Share
More Decks by viva_tweet_x
See All by viva_tweet_x
心と心に橋を架けよう
viva_tweet_x
0
1.4k
心に灯を、過去に感謝を、未来に花束を。
viva_tweet_x
12
9.7k
新卒向けふりかえり研修
viva_tweet_x
11
4.3k
「開発現場の公開」から見えてきた、チームが繋がり合う「新しい社会」のカタチ
viva_tweet_x
1
2.7k
#ここアジャ で紹介されているふりかえりを見てみよう
viva_tweet_x
1
4.9k
アジャイルなチームをつくる ふりかえりのガイド / A Retrospective Guide
viva_tweet_x
12
14k
ふりかえりカタログ / Retrospective Catalog
viva_tweet_x
61
190k
さぁ、楽しいふりかえりを始めよう
viva_tweet_x
2
2.5k
フェスで勇気を得た新規チームが実験を繰り返して今に至るまでの物語
viva_tweet_x
1
2.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
【ServiceNow SNUG Meetup LT deck】WorkFlow Editorの廃止と Flow Designerへの移行戦略
niwato
0
110
MariaDB Connector/C のcaching_sha2_passwordプラグインの仕様について
boro1234
0
950
re:Invent 2025 ~何をする者であり、どこへいくのか~
tetutetu214
0
230
「図面」から「法則」へ 〜メタ視点で読み解く現代のソフトウェアアーキテクチャ〜
scova0731
0
400
年間40件以上の登壇を続けて見えた「本当の発信力」/ 20251213 Masaki Okuda
shift_evolve
PRO
1
140
JEDAI認定プログラム JEDAI Order 2026 エントリーのご案内 / JEDAI Order 2026 Entry
databricksjapan
0
150
コンテキスト情報を活用し個社最適化されたAI Agentを実現する4つのポイント
kworkdev
PRO
1
1.7k
Databricks向けJupyter Kernelでデータサイエンティストの開発環境をAI-Readyにする / Data+AI World Tour Tokyo After Party
genda
1
610
Identity Management for Agentic AI 解説
fujie
0
210
Jakarta Agentic AI Specification - Status and Future
reza_rahman
0
110
Kiro を用いたペアプロのススメ
taikis
3
920
寫了幾年 Code,然後呢?軟體工程師必須重新認識的 DevOps
cheng_wei_chen
1
1.5k
Featured
See All Featured
Fireside Chat
paigeccino
41
3.8k
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
0
180
技術選定の審美眼(2025年版) / Understanding the Spiral of Technologies 2025 edition
twada
PRO
115
91k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
57k
Mind Mapping
helmedeiros
PRO
0
35
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
141
7.2k
The Hidden Cost of Media on the Web [PixelPalooza 2025]
tammyeverts
1
120
Visual Storytelling: How to be a Superhuman Communicator
reverentgeek
2
390
The AI Revolution Will Not Be Monopolized: How open-source beats economies of scale, even for LLMs
inesmontani
PRO
2
2.7k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.9k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
698
190k
Transcript
ふりかえり研究会 ~KPT~ 2018/06/26 in ねこもり 森 一樹(@viva_tweet_x)
プロジェクト マネージャー保護者会 ファシリテーター 野村総合研究所 bitLabs 森 一樹 チームファシリテーター ふりかえり・見える化などを社内外に発信 アジャイルひよこクラブ
ふりかえり実践会 講演・アドバイザー・ワークショップ 各種コミュニティ活動 何してる人なの?
本ワークショップの目的 • KPT(けぷと)の手法をおさらいする • 各自の「工夫」を持ち寄って ベストプラクティスを見つける • よりよい方法を実践してみる • 実践した結果をふりかえり、洗練する
ワークショップの流れ アイスブレイク 10分 KPTのふりかえり(①) 30分 実践プラクティスの抽出 20分 カイゼンしたKPTでのふりかえり(②) 30分 実践プラクティスのふりかえり
20分 会のふりかえり 10分
ESVP 皆さんのこの会への取り組み方を教えてください Explorer(探検家) Shopper(買物客) Vacationer(行楽客) Prisoner(囚人)
ESVP Explorer(探検家) 新しいアイデアを見つけ出したい 学べることは全て学びたい Shopper(買物客) 有用なアイデアを1つでも 手に入れられれば嬉しい Vacationer(行楽客) つまらない仕事から 逃げ出すためにここに来た
Prisoner(囚人) 誰かに言われて、 誰かに強制されてここに来た 無記名投票しましょう
KPT(けぷと)の基本 Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと 3つの質問をして、改善のアイデアを出すやりかた Keep→Problem→Tryの順番に出していく
Tryは「Keepの強化」「Problemの解消」
KPT(けぷと)のふりかえり(①) 普段のKPTでやっていることはなんですか? どんな工夫をしていますか? ファシリテーターとして意識していることはなんですか? 参加者として意識していることはなんですか? 上記質問に対して、Keep, Problemの形式で ふりかえりの事例・課題を収集。 事例のなかから、試してみたいプラクティスを選定。
KPT事例・課題/議論内容 KPT事例集 KPT課題集 事例で解決できる課題は 紐付け
KPT事例集① • Keep, Problem, Tryを書いてから持ち寄る • 日々Keep, Problemをメモする • グランドルールを提示する/意見尊重ガイド
• タイムテーブルを提示する • 考えるヒントを提示する 事前準備 • Keep, Problemを書いてからTryを書く ※Keepから書く • Keep→Problem→Tryの順に進める • Keep, Problem, Try を一気に書く ※Tryを出す時間は取る • ProblemとTryをセットで書いてもらう • ProblemとTryは違う人が書く • 前回のKeep, Problemは毎回捨てる • ラウンドロビンで共有する 進め方 • ふりかえりの目的を説明する/PDCAの”C”の部分である、ということ • 場作りをする • アイスブレイクをやる 場の設定 導入 • 前回のTryをふりかえる • Timelineを行う
KPT事例集② • お礼を言う • なるべく感謝を入れる • KeepがなければGoodから考える Keep • Tryをブレイクダウンする
• マトリクスを利用する • 部長がチェックする Actionの 決定 • 批判しない • Keep, Problemはそれぞれ「なぜなぜ」をする • 匿名化する Problem Tryの抽出 • Keep, Problemを絞ってからTryする • ファシリテーターが関心のあるTryのみを拾う • Keepの強化をまず考える • しょうもないことでも言う • 付箋に指を指されたら自分からしゃべる • なぜ?を聞いて深掘りする 参加者の 意識 ファシリ テーション • 自分で考える時間を必ず作り、共有する • 全体をグルーピングする • ファシリテーターを回す
KPT事例集③ • メンバーの顔を見て話す • 新しいことにはすぐチャレンジする • 知識を共有する マインド • 模造紙に貼る
• 潤沢な文房具を使う 道具
KPT課題集 • 優先度が低く、よくスキップされる • 上に断られ、場所が用意できない • 参加したくない人がいる • 仕方なくやっている人がいる 目的
• 他の人のファシリテーションを知らない • 話が長い人を止められない ファシリ テーション • ネガティブな空気が生まれる • 解決が難しいProblemが出る • プロジェクトに関係の無いグチがでる Problem マインド • マンネリ化する • 「KPTだと何も出ないでしょ」と言われる • 「KPTだと集中力が切れる」と言われる • タイムキープが大変 • 時間が足りなくなる • ふざけた意見が出て脱線してしまう 時間 • Tryの深掘りができていない・具体化できない • Action化できない • Tryが解決(検証)されない Try • 全員Happyになっているかがわからない • QCDが向上しているか分からない、見えづらい 効果
KPT実践プラクティス Effort & Gainの 軸で分類 すぐできて効果の 高いものを実践
実践プラクティス • グランドルールを提示する/意見尊重ガイド 事前準備 • Keep, Problemを書いてからTryを書く ※Keepから書く • ProblemとTryは違う人が書く
• ラウンドロビンで共有する 進め方 • アイスブレイクをやる 場の設定 • お礼を言う • なるべく感謝を入れる • KeepがなければGoodから考える Keep • マトリクスを利用する Actionの 決定 • Keep, Problemはそれぞれ「なぜなぜ」をする • 匿名化する Problem Tryの抽出 • Keep, Problemを絞ってからTryする • ファシリテーターが関心のあるTryのみを拾う ファシリ テーション • ファシリテーターを回す
カイゼンしたKPTでのふりかえり(②) • 先ほど抽出した「実践プラクティス」を使って、 1日の業務のふりかえりを実施 • お互いバックグラウンドは違うので、分かるように記載 • KPTをしつつ、先ほどのプラクティスの効果を意識する
カイゼンしたKPTでのふりかえり(②)
カイゼンしたKPTでのふりかえり(②)
実践プラクティスのふりかえり • 先ほど抽出した「実践プラクティス」を使ってみた結果、 どんな効果が見られたかをKPTでふりかえり • このふりかえり時にも実践プラクティスを活用 • 実践プラクティスの中で、持ち帰りたいものを抽出
実践プラクティスのふりかえり
実践プラクティスのふりかえり • グランドルールを提示する/意見尊重ガイド 事前準備 • Keep, Problemを書いてからTryを書く ※Keepから書く • ProblemとTryは違う人が書く
• ラウンドロビンで共有する 進め方 • アイスブレイクをやる→グランドルールの読み上げ 場の設定 • お礼を言う • なるべく感謝を入れる • KeepがなければGoodから考える Keep • マトリクスを利用する Actionの 決定 • Keep, Problemはそれぞれ「なぜなぜ」をする • 匿名化する Problem Tryの抽出 • Keep, Problemを絞ってからTryする • ファシリテーターが関心のあるTryのみを拾う ファシリ テーション • ファシリテーターを回す • グラフィックを活用する 効果◎ 効果◎ 効果- 効果◎ 効果◎ 効果◎ 盛り上がる 効果◎ 笑顔が出る 効果◎ 明るいPになる 効果- 効果- 効果◎ 効果△ 一長一短 効果◎ 効果◎ 効果◎ 和む
会のふりかえり • 協力的にできて楽しかった • 他の人とふれあい、学びが会った • 課題への気付きになった • 他の人のKPTのやり方を知ることが出来た •
ガイドブックをシェアできた • 自分の当たり前が当たり前でないことに気付いた • グラフィック大事 • みんなで話してアイデアを出したほうがよい • タイムラインが必要 • 足りないところに気付けた • 他人のファシリテーションを見れた • ファシリテーションを学びたいと思った • 足りないところに気付けた • 新しい言葉を覚えられた • ラウンドロビンはよい • タイムタイマーがよい