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nanapiの開発現場をどのようにして回しているか
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wadap
July 08, 2014
Technology
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nanapiの開発現場をどのようにして回しているか
wadap
July 08, 2014
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Transcript
OBOBQJͷ։ൃݱΛ ͲͷΑ͏ʹͯ͠ճ͍ͯ͠Δ͔ 株式会社nanapi Co-Founder 取締役 執行役員 CTO 和田修一
本日のアジェンダ ࣗݾհˍαʔϏεհ ։ൃମ੍ ͚ࣾͷใڞ༗ ࣾ֎ʹ͚ͨใൃ৴
本日のアジェンダ ࣗݾհˍαʔϏεհ ։ൃମ੍ ͚ࣾͷใڞ༗ ࣾ֎ʹ͚ͨใൃ৴
Introduction • 和田修一 / @wadap • 1981年生まれ • 株式会社nanapi Co-Founder(共同創業者)
取締役 執行役員 CTO • サーバインフラ〜サーバサイド開発が得意分野 • 現在でもインフラ周りのメインエンジニア
• 2005年 新卒にて楽天株式会社へ入社 サーバ・インフラ系の部署に配属される • 2009年 楽天を退職し、弊社代表の古川と起業 ロケットスタートCTO(旧社名)に就任 2年くらいひとりエンジニアでがんばる。 •
2011年 社名を株式会社nanapiへ変更 株式会社nanapi 取締役 執行役員 CTOに就任 Biography
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現在に至るまで ʙલ ໊ ໊ ໊ ໊
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比較的丁寧に 組織を作ることができた
現在の組織体制 OBOBQJ Ξϯαʔ άϩʔόϧ &OHJOFFS &OHJOFFS &OHJOFFS Πϯϑϥσʔλղੳج൘
実際に運用中のカンバン
事業単位にアサイン • nanapiのエンジニアはただコードを書く人ではな く、サービスをつくる人 • ディレクター、エンジニア、デザイナーの距離を短 くし、相互に事業を理解し高速に開発するため • 職種を超えてサービスに対するアイデアは常に活発 に議論されるようになる
職種間の情報共有 • デイリースタンドアップミーティング • 月1の社内勉強会 • 気になる情報は随時SlackとQiita:Teamで共有
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• チャットツールとしてのslack と、ドキュメント共有として のQiita:Team • 非エンジニアも使用 • どちらも常に動いてる 活用中の情報共有ツール
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Slackの良い所 • 他のサービスとの連携がし易い(Integrations) • 絵文字がGithubと同じ、チャット内でMarkdown が使えるなど細かい部分がエンジニア向け • 部屋ではなく、Channelという概念
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• ある程度の遊び心が全社的に 許容されるからこそ、ツール は発達する • 進化するためにはちゃんと使 わせることが大事 • 非エンジニアも協力的に 遊び心大事
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Team:Qiitaで情報共有
• 個人的なTipsなどを投稿して おく場所 • 普段から使っている細かいTips なども気軽にシェアできる • 非エンジニアも利用していて、 アルバイトメンバーも活用 どのようにして使っているか
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ツールを定着するために • 利用する用途は限定せずに、とにかく使わせること • ツールによって風土が築かれ、風土にあったツール が定着していく • 社内の風土にあったツール選定であるべき
本日のアジェンダ ࣗݾհˍαʔϏεհ ։ൃମ੍ ͚ࣾͷใڞ༗ ࣾ֎ʹ͚ͨใൃ৴
• 2013年6月よりスタート • 毎週2記事の更新 • 技術を中心に幅広い内容 • 総はてブ:12398 nanapi TechBlog
メンバーの意識付け • 自社でつかっている技術をアウトプットする大切さ • 自分に閉じる情報に価値はない。シェアしてこそ価 値を発揮する • 文章力は仕事力、確実にアウトプットの質が上がる
読まれる方が偉い • シェア数が少ない、はてブが少ないのは恥ずかしい • 書いた記事は読まれてこそ価値が出る • インセンティブは発生しないけど、バズる楽しさを みんなが身をもって感じている
さいごに
これからの時代で言えること • 総合職の時代は終わった • これからは専門職の時代だ • そして、時代はこれからも変化しつづける • 時代も変わる、事業も変わる
• これはエンジニアの仕事も同 じで、今の仕事は継続しない • 2000年前後って、HTMLかけ るだけで価値があった • いまのスキルはどこまで価値 が続くの?どこまで戦えるの •
http://logmi.jp/7770 今の仕事は10年後にあるか?
• 2009年にはスマホがここまで 普及するとは思っていない • Webはいまよりは確実に衰退 する(なくならないけど) • もっと言うと、スマホですら 今後どうなるだろうか •
大事なのは変化に耐えていく こと 求めることは変化への強さ
会社として提供できること • エンジニアは常に新しいスキルを • 非エンジニアはプログラマーレベルのスキルを • 常に新しいものをさわろう、常に最先端にいよう
• 非エンジニアも技術を正しく 理解してもらうように • 週に1回、和田が直接研修を 実施 • 社内のレベルは高い方に合わ せることで、全体水準をあげ る
非エンジニア向けの研修
• CTOとは、すべての技術をコ ントロールする人ではない • 「技術の正義」を浸透させ、 それを遂行させていく人 • CTOが会社の技術レベルの キャップにならないように •
http://goo.gl/38Mbk9 自分の考えるCTO像
事業に人をアサインしていくのではなく 人が事業をつくっていく会社に
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