Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

FOSS4G_JAPAN_2021_LT.pdf

wata909
December 21, 2021

 FOSS4G_JAPAN_2021_LT.pdf

データドリブンでおいしいワインの生産適地を評価したい!

wata909

December 21, 2021
Tweet

More Decks by wata909

Other Decks in Research

Transcript

  1. FOSS4G 2021 Japan Online LT 2021/12/04 FOSS4G 2021 Japan Online

    On the way!! みなさんお疲れ様でした!!
  2. 自己紹介 • 略歴 – 東京都立大地理科(学部) • 地理学出身 – 東京工業大学(修士・博士) –

    農研機構 • 農業環境研究部門 • 研究テーマ – 農村地域における歴史的土地 利用変化の解明 – FOSS4Gを利用した地理空 間情報の利活用手法の検討 • 活動 – OSGeo財団日本支部・代表 3 はじめに
  3. 背景と目的 • 「日本ワイン」の評価の上昇 – 55カ所のワイン特区の設置 • 出典:国税庁構造改革特別区域法 による酒税法の特例措置の認定状 況一覧(令和3年7月認定分まで) •

    新規のワイン用ブドウ栽培農 家およびワイナリーの増加 – 栽培適地評価が必要 – 気温,日射,降水量,地質, 土壌,土壌水分,etc… • 風土産業 – 長野県出身の地理学者,三澤 勝衞により提唱。地域の気候 や地形等の条件に適した産業 – 特に農業において推奨された 7
  4. 【風土産業】のスマート化 • スマート風土産業 – GIS 等を活用した適地適作の推 進,すなわちデータドリブンな 風土産業の確立 • 現在は「エキスパートシステム」

    (演繹的) – 科研費「スマート風土産業:ワイン 専用品種の栽培適地評価による適地 適作の実現」で実施中 • GIS活用の可能性 – 有効ではあるが,技術的障壁も • データの整備,評価方法etc… – 一般の農業者には困難 • 特殊な技能,機器がなくても, 栽培適地分析が可能なことが重 要 – 簡便なWebGIS構築の必要性 8 栽培適地評価 三澤勝衞先生 https://www.nagano-c.ed.jp/seiryohs/_src/sc1807/misawabunko12th.pdf
  5. 本日のDEMOの例 • 地質の式 if ( geol == 16777170 ) 1

    if ( geol == 16775900 ) 1 if ( geol == 14483420 ) 1 if ( geol == 14873058 ) 1 if ( geol == 16775065 ) 1 if ( geol == 15138815 ) 0.5 0 • 最低気温の式 if ( tMin < 5 ) 0 1 • 最高気温の式 if ( tMax > 15 ) 0 if ( tMax > 10 ) 1 if ( tMax > 5 ) 0.5 0 • 評価式 geol * tMax * tMax 12 ワイン用ブドウ栽培的評価システム
  6. OSGeo.JPのせんでん! • OSGeo.JPはいつでも皆さんの「参加」を お待ちしています! – 8/31に一般社団法人化します! – Webサイトの管理 – 事業、プロジェクトの立案

    • ドキュメントやソフトウェアの翻訳 – イベントの準備、企画、立案 – プログラムの改良、バグ報告 – etc... • よろしくお願いいたします!! 14 おわりに