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後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン 概要 3

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October 12, 2020

後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン 概要 3

後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドラインは、後発医薬品の承認申請に必要な、先発製剤との同等性を評価するために実施する臨床試験の方法について説明したものです。(3)では経口徐放性製剤での溶出挙動の同等性についてまとめています。

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  1. 後発医薬品の生物学的同等性試験 ガイドライン 概要 3 2020/10/5 Ver. 1.0

  2. 経口徐放性製剤: 標準製剤の選択 3ロットの溶出試験から先発製剤を選択する • 溶出試験の結果、中間の溶出性を示すものを選ぶ 通常の溶出試験を適用しない場合は、 • 溶出性・放出性が中間のものを選ぶ

  3. 標準製剤の選択: 溶出液 溶出試験の試験液は以下から選択する • 規格試験の溶出液 • 溶出性から選ぶ溶出液 少なくとも平均80%以上の場合は溶出性の最も遅い液 いずれも平均80%以下の場合は最も溶出の速い液 試験は50回転パドル法、6ベッセル以上で行う

  4. 試験製剤の選択 製造した試験(後発)製剤を選択する • 基本的には即放性製剤と同じ • 大きさ・形状・比重・放出機構が先発と類似すること • 溶出挙動が先発製剤と類似

  5. 生物学的同等性試験: 徐放性製剤 大きく2つの項目に分かれる 試験法 • 実験計画・例数・被検者・投与条件・測定・休薬期間 評価法 • 評価パラメータ・許容域・統計・同等性判定 投与条件以外はほぼ経口徐放性製剤と同じ

  6. 試験法: 投与条件 絶食と食後投与を単回投与で行う • 即放製製剤と同じ • 高脂肪食を20分以内に取り、食後10分以内に投与する • 絶食で有害事象が多くなるときには絶食の代わりに低脂肪食 の食後投与を行う*

    *低脂肪食は700kcal、高脂肪食は900kcal 絶食投与 食後投与
  7. 徐放性製剤: 溶出試験 生物学的同等性試験の指標として実施されるもの • 1条件12ベッセル以上で実施する • pH1.2では2時間、その他は24時間の試験時間 • 標準製剤の平均溶出率が80%を超えた時点で終了

  8. 徐放性製剤: 溶出試験 試験条件は以下の通り • パドル法、回転バスケット法、崩壊試験装置法から選べる • 液は装置により使い分ける

  9. 徐放性製剤: 溶出試験 装置と試験液は以下の通り *ポリソルベート80は1.0%(w/v)加える 装置 回転数 pH パドル 50回転 ①1.2

    ②3.0~5.0 ③6.8 ④水 100回転 ③+ポリソルベート80* 回転バスケット 100回転 ③ 200回転 ③ 崩壊試験 30回転 ③ ディスクなし 30回転 ③ ディスクあり
  10. 徐放性製剤: 溶出挙動の類似・同等性判定 徐放性製剤には類似性判定と同等性判定の2つがある 類似性 ① 標準製剤が試験時間で平均80%以上溶出する場合 ② 標準製剤が試験時間で平均50-80%溶出する場合 ③ 標準製剤が試験時間で平均50%以上溶出しない場合

  11. 類似性判定: ①の場合 ① 標準製剤が試験時間で平均80%以上溶出する場合 • 平均溶出率が標準の±15%以内 • f2関数の値が42以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の平均が30、50、80%付近の3時点で

  12. 類似性判定: ②の場合 ② 標準製剤が試験時間で平均50-80%溶出する場合 • 平均溶出率が標準の±12%以内 • f2関数の値が46以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の

    • 規定時間溶出率の1/2を指す点 • 規定時間 の2時点で
  13. 類似性判定: ③の場合 ③ 標準製剤が試験時間で平均50%以上溶出しない場合 • 平均溶出率が標準の±9%以内 • f2関数の値が53以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の

    • 規定時間溶出率の1/2を指す点 • 規定時間 の2時点で *規定時間で標準製剤の溶出が10%以下なら、規定時間だけで判定する
  14. 徐放性製剤: 同等性判定 徐放性製剤には類似性判定と同等性判定の2つがある 同等性 ① 標準製剤が試験時間で平均80%以上溶出する場合 ② 標準製剤が試験時間で平均50-80%溶出する場合 ③ 標準製剤が試験時間で平均50%以上溶出しない場合

  15. 同等性判定: ①の場合 ① 標準製剤が試験時間で平均80%以上溶出する場合 • 平均溶出率が標準の±10%以内 • f2関数の値が50以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の平均が30、50、80%付近の3時点で

  16. 同等性判定: ②の場合 ② 標準製剤が試験時間で平均50-80%溶出する場合 • 平均溶出率が標準の±8%以内 • f2関数の値が55以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の

    • 規定時間溶出率の1/2を指す点 • 規定時間 の2時点で
  17. 同等性判定: ③の場合 ③ 標準製剤が試験時間で平均50%以上溶出しない場合 • 平均溶出率が標準の±6%以内 • f2関数の値が61以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の

    • 規定時間溶出率の1/2を指す点 • 規定時間 の2時点で *規定時間で標準製剤の溶出が10%以下なら、規定時間だけで判定する