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日本薬局方-一般試験法 2.47 浸透圧測定法

日本薬局方-一般試験法 2.47 浸透圧測定法

浸透圧とは、水の濃度が高い(溶質が少ない)ところから、水の濃度が低い(溶質が多い)ところへと水が移動する圧力のことを指します。日本薬局方では、浸透圧を凝固点降下で測定します。

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xjorv
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May 26, 2020
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Transcript

  1. 日本薬局方-一般試験法 2.47 浸透圧測定法 (オスモル濃度測定法) 2020/5/13 Ver. 1.0

  2. 浸透圧とは? 溶液は水の濃度が低い • 全体で濃度が一定になるよう水は動く • 浸透膜があると、溶質は移動できない 浸透膜を通じて、濃度の低い所から高い所に水が移動する 移動する力を浸透圧と呼ぶ

  3. 浸透圧の測定方法 オスモル濃度を凝固点降下で測定する • 水に溶けたときの分子・イオンの数をオスモルと呼ぶ • 電離する物質では、イオン数がオスモルとなる

  4. 凝固点降下 水の氷点がオスモルに依存して低下する現象 ∆ = 2 ∆ = ΔT: 凝固点降下、M: 溶媒の分子量、R:

    気体定数、T f : 溶媒の凝固点、 ΔH f : 溶媒の凝固熱、m: 溶質のオスモル濃度 K f は定数なので、凝固点降下はmにしたがう *K f は溶媒により異なる。水では1.86ºC kg/mol
  5. 浸透圧測定装置 試料を過冷却し、氷結させたときの温度変化を測定する • セルに試料を入れる • セルを冷却する • 振動などで氷結させる • 凝固熱の反応後の温度を測定する

    *試料の濃度は低い必要がある(濃度が高いとイオンが電離しないため)
  6. 装置の適合性 • 試料と近い濃度の標準液を6回測定する • 再現性が2.0%以内 • 規定のオスモルからのズレが3.0%以内 測定前に確認する 問題があれば、2点の標準液で校正する

  7. オスモル標準液 装置校正用オスモル濃度標準液 塩化ナトリウムの量 100 mOsm標準液 0.309 g 200 mOsm標準液 0.626

    g 300 mOsm標準液 0.946 g 400 mOsm標準液 1.270 g 500 mOsm標準液 1.593 g 700 mOsm標準液 2.238 g 1000 mOsm標準液 3.223 g 水100gに溶かして調製できる
  8. 浸透圧比 等張性を示すため、浸透圧比を求めることがある 浸透圧比 = CT : 試料のオスモル濃度、CS : 生理食塩水のオスモル濃度(286 mOsm)

    浸透圧比が1であれば、体液と等張である