Automation Anywhereを用いたRPAのスケールアップ資料(TECH Street6/10登壇資料)
RPA TALK: 導入後のスケールを語る株式会社アテナ デジタル戦略第⼆部 稲冨 陽介(2021/6/10)Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
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アジェンダ(目次)# 項目 所要時間(目安)★ 当社について・自己紹介 1分以内1-1〜1-2 導入後のスケール方法について 5分以内2-1〜2-2 導入後使われないRPA回避のコツ 5分以内3-1〜3-2 いかに社員に浸透させていったか 5分以内適宜いただく「ご質問」につきまして、なるべくイベント時間内にご回答したいと思います︕Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
★当社について・自己紹介★会社としての本業=BPO(メーリング・ロジスティクス・コンタクト・デジタル・フラッグ)1968(昭和43)年5月創業、売上高151億円(2020年度)、従業員数828名(正規・非正規含む)2007年中途入社千葉県松⼾市出⾝、東京都⾜⽴区在住文系・A型(⼄⼥座)、⾬によく降られるコーポレートサイトの刷新販売管理システムの刷新部門別収⽀(管理会計)の導入RPAにおけるCoE組織⽴ち上げ 等Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
1-1. RPA導入後のスケールについて2019RPA全社展開開始2020RPA拡大展開開始2021年RPA→DXへのシフトチェンジ2018年9月〜2019年3月PoC 導入するなら「デスクトップ型」よりも「サーバ型」だね 非システム部門のメンバーでも(怖がらずに)開発できる製品が良いよね BPO業務自体を自動化できるくらいのパワフルな機能と、セキュリティが担保できる製品が良いよね◆2021年5月15⽇時点の総累計︓約60業務(173ロボット)、約5,400時間の削減※削減=従来作業をRPAに置き換えた作業時間Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
1-2. RPA導入後のスケール方法について CoE組織「デジタルレイバーセンター」を設置 3ヶ月を1クールとして、現場部門からメンバーをアサイン(推薦・公募) 所定のカリキュラム(ロボット本番稼働化とドキュメント類提出)達成で社内資格「デジタルレイバーマスター」授与 社内に3〜4回程度、社内イベントで成果を披露(現在はオンライン中⼼)◆2021年5月15⽇時点の社内資格保有者︓全20名(現在も6名がカリキュラム取組中)Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
2-1. 導入後「使われなくなるRPA」を回避するコツ ① RPAは「業務改善ツール」のうちの一つ 規模大・予算大なら、システム化(ツール調達 or アプリ構築)が良い場合も AS-IS業務を整理するだけで解決してしまった事例も DXを推進するには デジタイゼーション → デジタライゼーション → デジタルトランスフォーメーション のステップは必須 過去成功例にとらわれない柔軟な発想⼒と⾏動⼒が必要RPA「ありき」の自動化は使われなくなる→DX(デジタライゼーション)の視点は必要DXのカバレッジは幅広いチームで業務変⾰を定着化︕Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
2-2. 導入後「使われなくなるRPA」を回避するコツ ② 「デジタルツール」(アプリケーション)の誤解 システム部門が開発あるいは調達し、現場へ供給するものである 一度作れば、「ボタンひと押し」で自動的に未来瑛坊ずっと動作してくれる 現場があえて開発が必要な理由 現場業務を知り尽くしているのは、システム部門でも管理部門でもなく、現場である 少⼦高齢化の現実︓ルーチンは少しでも自動化し、今後の新サービス・外販を考える時間を創出する 開発を通じてITリテラシーを向上、今後のDX推進の⾜掛かりとするRPAは「作って終わり」ではない→業務の変化と共にロボットも変化(メンテ)が必要Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
定期的な「啓蒙」が必要︕【社内有資格者向け資料例】【全社員向け資料例】Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
3-1.いかに社員にRPAを浸透させたか①制度 ②社内啓蒙活動 ③資格保有者褒賞制度• CoE組織• 3ヶ月おきの研修プログラム• 社内資格制度• 社内イベントの継続開催• 資格保有者とのコミュニケーション• 経営とのコミュニケーション• 資格取得時に報奨⾦• 資格取得後も成果に応じた褒賞• 実施すれば報われる風土を醸成技術を知り、それらを活⽤すること・・・それも⼤事ですが︕様々な⽴場の方との社内コミュニケーションが重要︕RPAのみでなく、DX自体を定着化させたいCopyright ©2021 ATENA CORPORATION.
3-2.まとめ・今後の方向性当社もDX推進にあたり、⽇々試⾏錯誤しています︕お気づきの点は是非コメントしてください︕ 「これ」という正解はないが、今思う『ベスト』を発案、実施してみる 実施してみたものは、ルーチンにせずに必ず振り返る 振返った結果、改善が必要なら即改善、大成功だったとしても次回は工夫を凝らす 柔軟な発想が必要→社内外問わずにアンテナ張りが必要Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.
RPA TALK: 導入後のスケールを語る –END-株式会社アテナ デジタル戦略第⼆部 稲冨 陽介(2021/6/10)Copyright ©2021 ATENA CORPORATION.