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freeeのアクセシビリティの取り組みの紹介

ymrl
March 16, 2022

 freeeのアクセシビリティの取り組みの紹介

ymrl

March 16, 2022
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  1. 2 会社情報
 Company Profile
 会社名
 freee株式会社(フリー株式会社)
 
 設立年月
 2012年7月
 


    従業員数
 572人(2021年6月末時点)
 
 本社住所
 東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル 9F
 
 支社・営業所
 中部支社、関西支社、九州支社、京都営業所、広島営業所
 
 子会社
 freee finance lab 株式会社(freee株式会社100%出資子会社)
 freee biz 株式会社(freee株式会社100%出資子会社)
 株式会社サイトビジット(freee株式会社70%出資子会社)
 Likha-iT Inc(freee株式会社100%出資子会社)

  2. 3 使命
 Mission
 スモールビジネスを、
 世界の主役に。
 freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、統合型 経営プラットフォームを開発・提供し、だれもが自由に自然体で経営できる 環境をつくっていきます。
 起業やビジネスを育てていくことを、もっと魅力的で気軽な行為に。個人事 業や中小企業などのスモールビジネスに携わるすべての人が、じぶんらしく

    自信をもって経営できるように。
 大胆にスピード感をもってアイデアを具現化できるスモールビジネスは、今 までにない多様な価値観や生き方、新しいイノベーションを生み出す起爆剤 だと私たちは考えています。スモールビジネスが大企業を刺激し、社会をさ らにオモシロク、世の中全体をより良くする流れを後押ししていきます。(freee ブランドムービー)

  3. 8 アクセシビリティを推進する体制
 • プロダクトデザイン部内の「デザイン基盤チーム」が推進役
 ◦ メンバーのうち1名は視覚障害の当事者でもある
 • アクセシビリティ推進役としてのデザイン基盤の役割
 ◦ ガイドラインやチェックリストの整備


    ◦ アクセシビリティを担保できる開発体制の整備・サポート
 ◦ デザインシステム “Vibes” によるアクセシビリティサポート
 ◦ アクセシビリティ研修や相談会の開催

  4. 9 freeeアクセシビリティー・ガイドラインの制定
 • WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) をもとに、
 独自のガイドラインを作成


    ◦ 達成されるべき項目に絞って MUST と SHOULD に振り直した
 ◦ 対象となるコンテンツごとにカテゴリを分けた
 ◦ 現場で理解しやすいよう書き方を改めた
 • https://a11y-guidelines.freee.co.jp/

  5. 11 チェックシートの管理
 • 社内では、チェックシートをGoogle Formから生成するようにしている
 ◦ いつでも最新のチェックリストが使われるようになる
 (古いシートがコピーされ使い回されるのを防ぎたい)
 ◦ いつ誰がチェックシートを作っているのか把握できる


    • 社内で使われたチェックシートはデザイン基盤メンバーでレビューする
 ◦ わかりにくい場所、NGになりがちな場所を発見するため
 ◦ サポートが必要そうな人・チームを発見するため
 • レビューの結果から、チェックリストやガイドライン、社内資料、
 デザインシステムなどを改善するアクションを取っている

  6. 12 デザインシステムによるアクセシビリティのサポート
 • 社内のデザインシステムとしてUIコンポーネント集 “Vibes” を内製
 • なるべくアクセシビリティが担保されるような設計・実装になっている
 ◦ 全員がアクセシビリティを念頭において開発するのは不可能


    ◦ 「何も考えずに作っても平均点くらいを狙える」を目指す
 ◦ チェックでNGになりやすい部分をVibesに取り込んでいく
 ◦ コンポーネント自体のほか、サンプルコードでもカバー
 • UIの一貫性や開発生産性を高めることも、Vibes の目的
 ◦ アクセシビリティ以外の利点もあり、積極的に使ってもらいやすい