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データマネジメント試験対策教材3〜データ要件定義と整備〜

 データマネジメント試験対策教材3〜データ要件定義と整備〜

2027年秋に開催されるとされるデータマネジメント試験の対策教材です。
3回目はデータ要件定義と整備について説明をします。

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Transcript

  1. 目次 アジェンダ 前編 3.1 データ基盤アーキテクチャ技術との関係性 3.2 データモデリングと3つの設計段階 3.3 データ品質管理のプロセスと指標 3.4

    メタデータ管理とデータカタログの運用 3.5 マスタデータ管理とリファレンスデータ 第3章 データ要件定義と整備 3
  2. 目次 アジェンダ 後編 3.6 データ収集と加工実務 3.7 データ統合と外部データ連携 3.8 データ分析と可視化の基礎 3.9

    非構造化データの管理と蓄積 3.10 AI向けデータの整備実務 第3章 データ要件定義と整備 4
  3. 3.1 アーキテクチャ技術との関係 前編 第3章 データ要件定義と整備 データの価値を高める整備のライフサイクル データ基盤: データを蓄積・流通させる技術インフラの提供 データ整備: データの品質を高めてビジネス価値を付与する活動

    収集時・加工時の整備: 暗号化転送や表記揺れ・重複データのクレンジング 💡 ポイント解説 データ整備は各技術フェーズで段階的に行われます。基盤導入と中身の品質管理を両立させましょう。 5
  4. 3.1 アーキテクチャ技術との関係 後編 第3章 データ要件定義と整備 データを安全に管理し利活用へ繋げる 蓄積時の整備: メタデータ付与とデータカタログへの登録 提供時の整備: データマート構築とBIツールへの安全な連携

    ガバナンス連携: 品質チェック自動化と管理ルールの徹底 💡 ポイント解説 技術運用とデータ中身の品質維持が連携して初めて、組織全体のデータ活用力が高まります。 6
  5. 3.2 データモデリング 物理モデル 第3章 データ要件定義と整備 システムへの実装と性能の最適化 物理データモデル: DB特性に合わせデータ型や長さを決定する設計 物理配置の定義: インデックス設定やパーティショニングの実施

    非正規化の検討: 検索性能を高めるため、あえて重複を許容する設計 💡 ポイント解説 データベース製品の特性に合わせた物理設定やチューニングを行う工程を物理データモデリングと呼びます。 10
  6. 3.2 分析用の設計とスキーマ 第3章 データ要件定義と整備 意思決定の集計処理を高速化する ファクトテーブル: 売上額や数量など分析対象の数値を格納する表 ディメンションテーブル: 時間や店舗など分析の切り口を格納する表 スタースキーマ:

    ファクトを中心にディメンションを配置する非正規化設計 💡 ポイント解説 分析系システムでは、結合処理を減らしてクエリを高速化するため、スタースキーマが用いられます。 12
  7. 3.3 データ品質管理 指標 第3章 データ要件定義と整備 データの信頼性を測る基準 正確性: 登録値が業務上の事実と正しく一致している状態 完全性: 必要なデータ項目が欠損せず網羅されている状態

    一貫性: 複数DB間で同一データに矛盾がない状態 適時性: 意思決定に必要なタイミングで更新されている状態 💡 ポイント解説 正確性、完全性、一貫性、適時性などの評価軸を定め、ビジネス要件に応じた目標値を設定します。 15
  8. 3.3 品質向上の実務プロセス 第3章 データ要件定義と整備 現状把握から標準化までの活動 プロファイリング: データの特性やパターンを統計分析し現状把握 クレンジング: 誤り検出、欠損値補完、重複排除を行う処理 データ標準化:

    表記揺れやコード体系を全社ルールで統一する処理 💡 ポイント解説 品質改善の第一歩はプロファイリングによる現状把握です。課題を見つけクレンジングや標準化を推進しま す。 16
  9. 3.4 メタデータ管理の分類 第3章 データ要件定義と整備 データに関する定義情報を整理する テクニカル: テーブル構造、データ型、物理列名、アクセス権限 ビジネス: 用語定義、ビジネスルール、所管部門情報 オペレーショナル:

    実行ログ、更新時間、処理行数などの履歴情報 💡 ポイント解説 構造を示すテクニカル、意味を示すビジネス、履歴を示すオペレーショナルの3つのメタデータを管理しま す。 19
  10. 3.5 マスタデータ管理 前編 第3章 データ要件定義と整備 組織で共有する基本データの定義 マスタデータ: 顧客や商品など、業務の核として長期共有される基本データ ライフサイクル管理: 生成から利用、更新、廃棄までを統合管理

    SSOTの確立: 全社で信頼できる唯一の情報源(Single Source of Truth)を共有 💡 ポイント解説 マスタデータは全社の共通言語です。散在する基本情報を整理し一貫したライフサイクルで管理します。 23
  11. 3.6 データ収集と加工実務 第3章 データ要件定義と整備 利用目的に応じた加工処理 探索と抽出: ソースシステムからAPIや差分検知技術を用いて安全に取得 標準化とマスキング: 表記揺れの統一や個人情報の秘匿化処理 データマート構築:

    特定の分析用途や部門に合わせて最適化されたDB層 💡 ポイント解説 全社基盤から、特定の業務やダッシュボード用に必要なデータだけを事前集計・抽出した層がデータマートで す。 27
  12. 3.7 データ統合と外部データ連携 第3章 データ要件定義と整備 組織やシステムの枠を超えた統合 システム間連携: バッチ転送やAPIを用いたリアルタイム同期 外部データの取得: オープンデータや外部有料データの統合 データスペース:

    主権を維持したまま安全に相互流通を行う共同インフラ 💡 ポイント解説 自社データだけでなく、外部データや他組織のデータと安全につなぎ込む統合設計が分析価値を高めます。 30
  13. 3.8 データ分析と可視化の基礎 第3章 データ要件定義と整備 ビジネスの意思決定に活かす 記述的・予測的分析: 過去の実績可視化と将来の需要・解約率の統計的予測 重要指標の優先配置: 意思決定に必要な主要KPIをダッシュボード上部に配置 配色の制限:

    不要な装飾や多色使いを避け、誤認を防ぐシンプルな設計 💡 ポイント解説 ダッシュボード設計では、過度な装飾を排除し、重要KPIの推移を一目で捉えられるシンプルな構成を目指し ます。 33
  14. 3.9 非構造化データの管理 第3章 データ要件定義と整備 テキストや画像ファイルの価値向上 非構造化データ: PDF、画像、動画などRDBの表形式に収まらないデータ メタデータの付与: 日付や要約タグ等を付加して検索・活用を可能にする オブジェクトストレージ:

    大容量ファイルを安価に蓄積するストレージ 💡 ポイント解説 非構造化データ管理では、属性や要約等のメタデータ付与とオブジェクトストレージへの蓄積が基本です。 36
  15. Q9 確認問題 第3章 データ要件定義と整備 【問題】 PDF、画像、音声などの非構造化データを適切に管理・検索可能にする初期アプローチとして最も適切なもの はどれか。 ア. 非構造化データをすべて無理やりSQLのテーブルへ流し込む イ.

    ファイルごとに作成日、用語、要約等をメタデータとして付与して整理する ウ. 検索をあきらめデータレイクに未整理のまま放置する エ. 自動でスタースキーマに変換して格納する 37
  16. 3.10 AI向けデータの整備 前編 第3章 データ要件定義と整備 大規模言語モデルに適した入力を作る トランスフォーマー: 注意機構(Attention)をベースにした自然言語処理モデル コンテキスト境界: AIが一度に読み込めるテキスト量の物理的上限

    チャンク分割: 上限内に収めるため長文テキストを小さな塊に分割する処理 💡 ポイント解説 AIが解釈できるトークン数には上限があります。長文情報を正しく入力するため事前分割(チャンク化)が必 要です。 39
  17. 3.10 AI向けデータの整備 中編 第3章 データ要件定義と整備 意味の数値化と類似度による探索 埋め込み処理: 文章の意味を多次元の数値ベクトルに変換する技術 ベクトル検索: 意味の類似度に基づき関連データを高速探索する手法

    ハイブリッド検索: ベクトル検索とキーワード検索を併用し検索精度向上 💡 ポイント解説 質問の意味を解釈して関連情報を引き出すには、テキストをベクトル化して格納・検索する仕組みが不可欠で す。 40
  18. 3.10 AI向けデータの整備 後編 第3章 データ要件定義と整備 AI Ready Data の応用と品質評価 RAGの構成:

    検索した外部知識を提示し生成AIの回答精度を高める仕組み GraphRAG: データの関係性を知識グラフ化し複雑な問いに対応 合成データ: 個人情報を保護し安全にテストを行うための人工疑似データ 💡 ポイント解説 個人情報漏洩を避け安全に検証を進める手法として合成データが用いられます。ハルシネーション抑制の評価 も重要です。 41