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JobsToBeDone/ジョブ理論をまとめてみた

Yusuke Hisatsu
January 24, 2021

 JobsToBeDone/ジョブ理論をまとめてみた

クレイトン M クリステンセン氏の「ジョブ理論」と、UX DAYS TOKYOワークショップ「顧客が望むプロダクトをつくりだす ~JTBDの実践的アプローチ by Jim Kalbach」をインプットとして、なるべくわかりやすくまとめた資料です。

Yusuke Hisatsu

January 24, 2021
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Transcript

  1. ジョブのヒエラルヒー Aspirational :家族の思い出を大事にする   ↕   Big :写真をかける   ↕   Little

    :穴を開ける   ↕  Micro :ドリルを買う ※上位の方が良いというわけではなく、自分たちがどの階層のジョブをターゲットにする か意識することが重要  →スタートアップ企業がAspirationalを解決するのは無理
  2. Discover Jobs “What” and “How” ジョブを探すときの視点 • 成し遂げようとしている進歩は何か • 進歩を阻む障害物は何か

    • 障害物のせいで「無消費」を選択していないか • あるいは不完全な解決策で我慢していないか • 完全な解決策のために引き換えてもいいと思うものは何か
  3. ジョブの言語化のコツ • 動詞で終わる ◦ 「穴を空ける」「自分の興味に合ったイベントに参加する」など • プロセスのゴールを明確に示す  ◦ 「健康になる」はどうなったらゴールか不明確なので NG

    • テクノロジーやソリューションに言及しない ◦ 「SNSで友達を作る」とか「ブロックチェーンで取引する」とかは NG • 個人の視点で考える ◦ 集団(セグメント)ではなくあくまで個人の進歩 • “And”や”Or”を使わない ◦ 使いたいならジョブを2つ定義すれば良い
  4. Job Mapで整理する Beginning   Middle End Define Locate Prepare Confirm Execute

    Monitor Modify Conclude via Tony Ulwik https://jobs-to-be-done.com/mapping-the-job-to-be-done-45336427b3bc Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job ※フェーズ分けはサービスやプロダクトに合わせてカスタマイズOK
  5. サンプル:イベント運営サービス Beginning   Middle End Plan Decide Prepare Attend Network Record

    Summarize Report 上司の許 可を得る 同じ悩み を持つ人 と会う クライアン トを見つ ける User1 企業の代 表として 参加 User2 フリーラン ス User3 個人とし て参加 プレゼン 内容をも れなく記 録する 重要なポ イントをま とめる チーム内 に共有す る 集中して 話を聞く 実況 Tweetす る 参加者に 挨拶する 必要な情 報が得ら れるイベ ントを見つ ける 参加者が 多いイベ ントを見つ ける ブログを 書く 重要なポ イントをま とめる 面白くな ければ退 席する
  6. Jobに対して「どういう結果に導くか」を定義する Beginning   Middle End Define Locate Prepare Confirm Execute Monitor

    Modify Conclude via Tony Ulwik https://jobs-to-be-done.com/mapping-the-job-to-be-done-45336427b3bc Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job Job Outcomes Outcomes Outcomes Outcomes
  7. サンプル:イベント運営サービス Beginning   Middle End Plan Decide Prepare Attend Network Record

    Summarize Report 上司の許 可を得る 同じ悩み を持つ人 と会う クライアン トを見つ ける User1 企業の代 表として 参加 User2 フリーラン ス User3 個人とし て参加 プレゼン 内容をも れなく記 録する 重要なポ イントをま とめる チーム内 に共有す る 集中して 話を聞く 実況 Tweetす る 参加者に 挨拶する 必要な情 報が得ら れるイベ ントを見つ ける 参加者が 多いイベ ントを見つ ける ブログを 書く 重要なポ イントをま とめる 面白くな ければ退 席する イベントの内容をまとめる時間を最小化する ネットワーキングのための時 間を最大化する イベントを見つけるコストを削 減する