K. & Bueren, E. (2017). The Defining Characteristics of Urban Living Labs. Technology Innovation Management Review, 7(7), 21–33. ※木村 (2021)「高齢者を支える技術と社会的課題」第5章 リビングラボの可能性と日本 における構造的課題、(調査資料2020-6)国立国会図書館調査及び立法考査局 4重螺旋モデル:Quadruple Helix Model
民科学[Short,1992;Wood,1993]の分野では、限定的な環境で の試行実験の限界に対して、アクションリサーチ、野外科学、PBLなど の実環境での実践や検証が重要視された。リビングラボの概念の提 唱者として知られるWilliam J. Mitchellは建築分野でこの取り組み を行った人物である[Mulvenna;2011]。 特徴 • 実環境下(real-life setting) • 生徒の巻き込み(student involvement) • エンパワーメント(empowerment) ※川喜田(1967)発想法―創造性開発のために, 中央公論社. 1990年代から実験科学・市民科学の分野でLiving Labと名前の付い た活動が行われている • “The Living Lab is a pilot program teaching estuarine issues to junior and senior high school students.” (Short, 1992) • “The program has a room in the residence quarters of the YMCA called the ‘’Living Lab.” This laboratory is an opportunity for a youth to gain practical experience living on his or her own while receiving support from staff, DYFS and other agencies.” (State of New Jersey, 1993) • “From using the environment as a living lab to enhance your science and math studies to using it to help inspire your students to create poetry, there are many innovative ways to promote outdoor experiences with your students.” (Wood et. al., 1993)
Europeなど、政策と密接に関わっている • Horizon Europe の要件にリビングラボアプローチが前提になっているものがある もはやリビングラボという名称を使わずとも、Public-Private-People Partnershipのアプローチを実践している活動が多い • 参加型デザインの巨匠Pelle Ehnが指摘した「ソーシャル・イノベーション」に適したインフラを継続的 に調整していくこと(Infrastructuring)」が体現されている 市民の暮らしと繋がっているローカルエコシステム、市民の価値を持続可能な形で 実現するビジネスエコシステムとして構築されている • クライアントの7割が企業、売上4億(うち補助金5000万) (imec living labs) • Living Lab is Risk-free research and innovation arena (HSB Living Lab) 22 Erling, Pelle & Per-Anders(2010)Participatory design and "democratizing innovation".
「The city as a Lab, but now for real」 街や自治体政策を主題にしたセッション 基調講演はニューヨーク市の政策関係者 ・ Urban Living Lab 2012 年から 2020 年の学術論文間の関係性を分 析した結果、Urban Living Labが一つの大きな研 究クラスターに ・トピックの変遷 1991年から2021年の学術論文のトピックの結果、 この10年間で情報技術から多様な分野に広がり、サ ステナビリティ、スマートシティ、高齢化が主流に Huang, J. Hong, & Thomas, E. (2021) A Review of Living Lab Research and Methods for User Involvement. Technology Innovation Management Review, 11(9/10): 88-107.
“Transitionに資するCo-Creation”への変化 (新しいテクノロジーの理解醸成、文化の創造の場) ENoLL 15 years – An outlook on the past and the future of Living Labs, OLLD2022, 2022/9/20-23 Tuija Hirvikoski氏 「(リビングラボは)社会的な問題や厄介な問題(wicked problems)に共同して取 り組むためのツールであり、(今の時代は)もはや漸進的なイノベーションをテスト するためのテストベッドではありません」 Jarmo Eskelinen氏 「第一の領域がUser Driven。これはサービスデザインなどの普及によりデファク ト化した。第二の領域がData Driven。リアルタイムにユーザの行動に反応して 微調整することで、産業界に効率的なUser Centricな方法をもたらした。当初は リビングラボに関係すると思っていたこれら2つの領域が、そうではなくなってきて いる。 一方で、User DrivenやData Drivenでは対応できないのが、気候変動、不平 等、世界の民主化、健康と福祉などの厄介な問題(wicked problems)であり、そ のために必要な第三の領域が、行動を変え、文化を変え、生き方を変えること。 この領域にこそ、一方的に作用するのではなく一緒に変えていくCo-Creationが 有効だと信じている。」 3rd domain Cultural/behavioral change 2nd domain Data driven & real time feedback 1st domain User driven as de-facto way
「持続可能なリビングラボの発展に向けて~共創の仕組みを考える」 ▪日時 :平成30 年4 月6 日(金) 13 時~17 時 ▪場所 :JST 別館ホール ▪プログラム 第1部 講演・報告 ・招待講演「世界に拡がるリビングラボの動向」Anna Kivilehto : EU Research Advisor, KTH Royal Institute of Technology in Stockholm, Linnaeus University in Växjö Sweden ・招待報告「スウェーデンにおけるリビングラボの活動実態と展望」 Mathilda Tham : Professor, Department of Design, Linnaeus University, Sweden ・報告 「ビンテージソサエティ構築に向けて」浅野大介氏(経済産業 省) ・課題提起「日本におけるリビングラボの動向と課題」秋山弘子氏(東 京大学) 第2部 パネルディスカッション ・「持続可能なリビングラボの発展」について、企業も交えて議論