Swift3とバックエンドサービスを使ったサーバーレスな企業向けiOSアプリの開発手法 / Swift3 iOS App Development Method

Swift3とバックエンドサービスを使った、サーバーレスな企業向けiOSアプリの開発⼿法 2017೥1݄20೔ NCσβΠϯˍίϯαϧςΟϯάגࣜձࣾ

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reserved. 内容所要時間企業向けアプリ開発の現状と課題 10分 AppPotの概要説明 20分 Demo 40分 Demo 1 アプリの登録(管理画⾯) Demo 2 SDKの導⼊と初期化 Demo 3 モデルの作成と操作（ローカル、サーバー） Demo 4 その他の機能の紹介 Q&A 10分予備 10分アジェンダ

reserved. 企業向けアプリ開発の現場と課題

reserved. 企業のスマートデバイス活⽤における課題 n  アプリを多数作成したいが、コストがかかってしまう ü  アプリごとにサーバーを構築・運⽤している ü  アプリごとに同じような機能を重複して開発している n  アプリ開発のスピードが業務ニーズに追いついていない ü  アプリ以外にもサーバーの構築、開発が必要 ü  デザインのいいものがなかなか難しい n  タブレットを導⼊したが、カタログなどごく⼀部に活⽤範囲が制限されている ü  業務で使⽤するデータのセキュリティ確保や、既存システムとの連携の⼿法が確⽴されていない

reserved. 企業のスマートデバイス活⽤における課題 n  アプリを多数作成したいが、コストがかかってしまう ü  アプリごとにサーバーを構築・運⽤している ü  アプリごとに同じような機能を重複して開発している n  アプリ開発のスピードが業務ニーズに追いついていない ü  アプリ以外にもサーバーの構築、開発が必要 ü  デザインのいいものがなかなか難しい n  タブレットを導⼊したが、カタログなどごく⼀部に活⽤範囲が制限されている ü  業務で使⽤するデータのセキュリティ確保や、既存システムとの連携の⼿法が確⽴されていないしかし現状はどうだろう？

reserved. 企業向けアプリ開発の現場と課題〜技術的観点〜

reserved. 全体システムでのアプリの位置付け 7 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server Web PC / Smart Device 既存システムの概念図

reserved. 全体システムでのアプリの位置付け 8 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server Web PC / Smart Device App Smart Device アプリが追加されたシステムの概念図

reserved. 既存システムに対する影響度 9 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server Web PC / Smart Device App Smart Device アプリが追加されたシステムの概念図影響の度合い影響の度合い影響の度合い影響の度合い

reserved. アプリという新しい要素の追加による影響 10 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server Web PC / Smart Device App Smart Device アプリが追加されたシステムの概念図影響の度合い • iOS/Androidという新しい技術 • 膨⼤なライブラリー(Swiftよりこちらの知識がもっと⼤事かも？) • 不慣れな設計パラダイム • 変化の速度が速い • 経験豊富な⼈材が少ない（特に、SIの経験者とアプリ開発者は重ならない場合が多い） • 設計・⽂書・協業に対するベストプラクティスの不在 • 動画・⾳声・画像など、マルチメディアファイルを取り扱うことが多い。 • 多様な端末環境 • 端末のセンサーとのやりとりが必要が場合が多い。

reserved. プレゼンテーションレイヤーに対する影響 11 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server Web PC / Smart Device App Smart Device アプリが追加されたシステムの概念図影響の度合い • JSON、Restなど、⽐較新しい技術の採⽤（Webサービス等、既存のAPIの使⽤も可能） • 既存のWebアプリとの共存問題が⽣じる（I/F の粒度が異なる場合がある） • 認証⽅式・セッションの有効期間などの設定が異なる場合がある

reserved. ビジネスロジック・ストレージに対する影響 12 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server Web PC / Smart Device App Smart Device アプリが追加されたシステムの概念図影響の度合い • Restなど、⽐較新しい技術の採⽤（Webサービス等、既存のAPIの使⽤も可能） • 既存のWebアプリとの共存問題が⽣じる（I/Fの粒度が異なる場合がある） • セッションの有効期間などの設定が異なる場合がある • I/Fの粒度の差による修正が⽣じる • アプリ運⽤に関するデータが追加される

reserved. 追加で考慮が必要な要素(パッケージと外部サービス) 13 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server App Smart Device MDM APNS APNS AppStore 企業システム外部連携審査ガイドライン及び審査期間の考慮 iTunes Connect Apple Developer Program MAM •  端末の保護 •  通信の保護 •  データの保護

reserved. 追加で考慮が必要な要素(パッケージと外部サービス) 14 ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server App Smart Device MDM APNS APNS AppStore 企業システム外部連携審査ガイドライン及び審査期間の考慮 iTunes Connect Apple Developer Program MAM •  端末の保護 •  通信の保護 •  データの保護複数のアプリが必要になったら？

reserved. 追加で考慮が必要な要素(パッケージと外部サービス) 15 APNS AppStore iTunes Connect ビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server App APNS 複数のアプリがあるシステム MDM MAM 企業システムビジネスロジックレイヤーデータストア DBMS NonSQL M/W プレゼンテーションレイヤー Web Server App APNS

reserved. アプリバックエンドサーバーアプリを含む企業システムの理想的なアーキテクチャー 16 APNS AppStore iTunes Connect App MDM MAM 企業システム App App 既存システムアプリ専⽤DB アプリ共通機能アプリ共通機能アプリ共通機能既存システム既存システム外部システム

reserved. アプリの基本的なアーキテクチャーアプリ View Controller Model いわば、MVCモデル

reserved. しかし現実は・・・アプリ View Controller Model Networ king Keychain Local Storage APNS 受信データ保護データキャッシュエラー処理認証・認可データ同期オフライン対応フォーマット変換サーバー⾊々

reserved. それで、もしこれらの殆どを無視することができれば？アプリ View Controller Model Networ king Keychain Local Storage APNS 受信データ保護データキャッシュエラー処理認証・認可データ同期オフライン対応型変換サーバー⾊々

reserved. それで、もしこれらの殆どを無視することができれば？アプリ View Controller Model Networ king Keychain Local Storage APNS 受信データ保護データキャッシュエラー処理認証・認可データ同期オフライン対応型変換サーバー⾊々できます！！

reserved. それで、もしこれらの殆どを無視することができれば？アプリ View Controller Model Networ king Keychain Local Storage APNS 受信データ保護データキャッシュエラー処理認証・認可データ同期オフライン対応型変換サーバー⾊々ちなみに、なんでここは残しているか？

reserved. AppPotとは

reserved. 特徴③ 特徴② AppPotとは企業のスマートデバイス活⽤を⽀援するモバイルアプリの開発／運⽤プラットフォームです既存の社内システムとの連携が容易サーバー開発不要企業で必要な機能を実装済み特徴① ίετ࡟ݮº։ൃظؒ୹ॖ

reserved. AppPotが提供する主な機能 ①  企業単位のグループ、ユーザー及びアプリの権限管理 ②  ログイン／ログアウトなどの認証（LDAP / Active Directory / Google Apps連携も可能） ③  端末とサーバー間のデータの同期 ④  アプリの使⽤状況、エラーの情報収集 ⑤  端末内のデータの暗号化 ⑥  プッシュメッセージの送受信（対象・時間指定可能） ⑦  アプリからのEメールの送受信 ⑧  ファイルの送受信 ⑨  他システムとの連携（データベース、Webサービス他）

reserved. AppPotの導⼊効果サーバー開発が不要でモバイルアプリの導⼊のリードタイム、コスト削減ユーザー部門 IT部門モバイルアプリエンジニアサーバーアプリエンジニアインフラエンジニアアプリ作成依頼作業依頼データセンターを借りなきゃ！セキュリティの設計は時間がかかる。どうやって基幹システムに接続するか画⾯は早くできたんだけど・・・ 2ヶ⽉以内にマーケティング⽤のアプリが必要！ 2ヶ⽉は無理ですユーザー部門 IT部門モバイルアプリエンジニアアプリ作成依頼作業依頼画⾯だけの開発であれば、すぐできます 2ヶ⽉以内にマーケティング⽤のアプリが必要！ OKです従来型のアプリ開発 AppPotを使⽤したアプリ開発

reserved. クラウド AppPotの概要アーキテクチャ AppPotサーバー Systems 既存システム群 Systems 他システムデータコネクター認証・認可データ管理プッシュメッセージロギング管理コンソールデータベース、 Webサービス等アプリ配布デバイス管理 AppPot DB Client Application SDK Client Application SDK Client Application SDK Client Application AppPot SDK AppPot機能提供範囲 AppPot機能提供範囲外スマートフォン/タブレットシステム連携システム連携 API MDM 凡例ユーザー管理アプリ管理

reserved. 企業向けに特化したバックエンドサービス企業システムとの連携 ActiveDirectoryや Googleアカウントとの認証の連携、既存のDB やWebサービスなど他システム連携など企業システムで必要な機能が⽤意されている DBはNoSQLではなくあえてRDBMSを採⽤複雑なJoinなど業務システムのデータを扱うのに⼗分な機能があるクラウドでもオンプレミスでも企業のポリシーに合わせて選択可能オンプレミスからクラウドへの移⾏も可能

reserved. AppPotデモ管理画面でアプリを登録

reserved. アプリ開発の前の準備 ①  アカウントの登録 •  http://apppot.jpから申し込む ②  ユーザーグループ、ユーザーの登録 •  LDAP、ActiveDirectoryと連携可能 ③  アプリの登録 •  appId, Versionなどの情報を登録 •  必要に応じてAPNS⽤の証明書をアップロード •  アプリを使⽤できるユーザーグループの指定 n  デモ •  管理画⾯を参照 •  各メニューの紹介

reserved. AppPotデモ AppPotのSDKを導入

reserved. AppPot SDK for Swiftを導⼊ ①  新しいプロジェクトを作成し、あるいは既存プロジェクトにSDK を追加する •  「AppPotSDKforSwift.framework」をプロジェクトターゲットのGeneralタブの Embedded Binaryに追加する。

reserved. AppPot SDK for Swiftを導⼊ ②  ターゲットのCapibilitiesタブにて下図のようにKeyChain Sharingをオンに設定するここ！

reserved. ③  AppPotの機能を使いたいコードの先頭にてAppPotSDKforSwift をimportする AppPot SDK for Swiftを導⼊ここ！

reserved. ③  AppPotの機能を使いたいコードの先頭にてAppPotSDKforSwift をimportする AppPot SDK for Swiftを導⼊ここ！終了！

reserved. n  もし、SSLを使⽤しないなら、特定URLに対して⾮SSL通信を許可する設定をする •  Info.plistに下記の設定を追加する <key>NSAppTransportSecurity</key> <dict> <key>NSExceptionDomains</key> <dict> <key>trial.apppot.net</key> <dict> <key>NSTemporaryExceptionAllowsInsecureHTTPLoads</key> <true/> </dict> </dict> </dict> 参考：その他の設定

reserved. AppPotデモ AppPot SDKを利用した開発

reserved. n  アプリはいつでも修正・機能追加ができます n  サーバー側の開発は不要です開発の基本的な流れ ①アプリの初期設定 ②モデルクラスの定義 ③アプリとサーバーの初期化 ④アプリの実装必要に応じて修正リリース

reserved. ①アプリの初期設定 n  AppDelegate.swiftに下記のコードを追加する管理画⾯で登録したアプリの情報を設定その他、アプリで使う機能を指定

reserved. ②モデルクラスの定義 n  全てのモデルクラスはAPObjectを継承 n  各クラスを定義する際にクラスの振る舞いも定義する •  conﬁgureModelというファンクションの中で必要な振る舞いを指定 n  つまり、クラス定義をしておけばその後はモデルの詳細を気にせず使うことができる n  モデルクラスに指定できる項⽬ •  データの保存場所：ローカル、サーバー、両⽅ •  データの権限：ユーザー、グループ、全体 •  排他制御の有無 •  ⾃動更新の有無と更新間隔、⾃動更新対象データの範囲 •  データ保持期間 •  暗号化の有無と暗号化対象の属性

reserved. ②モデルクラスの定義ここ！

reserved. ③アプリとサーバーの初期化 n  recreateDatabaseのパラメーターをtrueにしてprepareToUse関数を呼び出す（その後はfalseに変える）ここ！

reserved. ③アプリとサーバーの初期化 n  初期化作業の詳細 AppPot サーバー DB DB

reserved. ③アプリとサーバーの初期化 n  モデルクラスを変更したらrecreateDatabaseのパラメーターを trueにしてもう⼀回実⾏するだけ！ここ！

reserved. ④アプリの実装アプリ View Controller Model Networ king Keychain Local Storage APNS 受信データ保護データキャッシュエラー処理認証・認可データ同期オフライン対応型変換サーバー⾊々

reserved. AppPotデモ実はすごい、モデルクラスの力!!

reserved. ②モデルクラスの定義ここ！

reserved. n  persistentType = APPersistentServerOnly •  ⽣成したデータはサーバーだけに保存される参考：モデルクラス定義の意味 AppPot サーバー Task

reserved. n  persistentType = APPersistentLocalOnly •  ⽣成したデータは端末だけに保存される参考：モデルクラス定義の意味 AppPot サーバー Task

reserved. n  persistentType = APPersistentLocalAndServer •  ⽣成したデータは端末とサーバーの両⽅に保存される参考：モデルクラス定義の意味 AppPot サーバー Task Task

reserved. n  persistentType = APPersistentLocalAndServer n  autoRefresh = true •  ⽣成したデータは端末とサーバーの両⽅に保存される •  サーバーと端末の情報が⾃動的に同期される参考：モデルクラス定義の意味 AppPot サーバー Task Task 同期

reserved. n  オフライン対応① •  オフラインの場合は端末に保持したキャッシュデータを使⽤する参考：モデルクラス定義の意味 AppPot サーバー Task Task オフラインデータの同期オンラインキャッシュの使用

reserved. キュー n  オフライン対応② •  サーバーに保存すべきデータを適切にサーバーに送信できなかった場合、失敗したメッセージはアプリ内に保持され、定期的に再送される参考：モデルクラス定義の意味 AppPot サーバー Task Task Task

reserved. モデルクラスによってカーバーできる機能 n  サーバーとのやりとり •  ネットワーク処理 •  JSONとオブジェクト間の変換処理 •  オフライン時の対応 n  ローカルデータベースのハンドリング n  エラー処理、失敗時のリトライ n  データの同期 n  データの暗号化・復号化処理 n  データの排他制御・トランザクション管理 n  権限管理 n  ライフサイクル管理

reserved. 参考：モデルクラスに対するクエリ実⾏ n  APQueryというクラスでほぼSQLと同様の機能を提供 n  端末やサーバーというデータの保存場所を気にせず同じ書き⽅でデータの取得が可能 n  ページング、データキャッシュー、取得件数指定、グルーピング、ソーティングなどの機能でパフォーマンス向上

reserved. AppPotデモモデルクラス以外の便利な必須機能

reserved. AppPot SDKが提供する機能 n  ログイン・ログアウト n  APNS受信のためのデバイス登録 n  動的に変更可能なモニタリング・ローギング n  ユーザーグループ管理 n  ユーザー管理 n  権限⼀覧取得 n  ファイル送受信 n  プッシュ〜メッセージ送信 n  メール送信 n  データベース作成・再作成

reserved. サマリー

reserved. アプリ開発をより⾼速・簡単に、しかしUXは最⾼に！！アプリ View Controller Model Networ king Keychain Local Storage APNS 受信データ保護データキャッシュエラー処理認証・認可データ同期オフライン対応型変換サーバー⾊々

reserved. 企業向けだけではない！：⼀般的なアプリの開発サイクル 59 企画デザイン実装リリース１〜３ヶ月分析破棄体制：企画者１名、デザイナー１名、開発者１〜２名

reserved. ⼀般的なアプリの開発サイクル 60 企画デザイン実装リリース１〜２ヶ月分析破棄体制：企画者１名、デザイナー１名、開発者１〜２名こんなもの

reserved. ⼀般的なアプリの開発サイクル 61 企画デザイン実装リリース１〜３ヶ月分析破棄体制：企画者１名、デザイナー１名、開発者１〜２名密なコラボワンチーム密なコラボ、ワンチーム

reserved. ⼀般的なアプリの開発サイクル 62 企画デザイン実装リリース１〜２ヶ月分析破棄体制：企画者１名、デザイナー１名、開発者１〜２名 •  完成度よりはスピード •  Try & Error •  反復

reserved. ⼀般的なアプリの開発サイクル 63 企画デザイン実装リリース１〜３ヶ月分析破棄体制：企画者１名、デザイナー１名、開発者１〜２名 •  反応分析 •  フィードバック •  改善 or 破棄

reserved. AppPotがあればこのプロセスもより⾼速にできます！ 64 企画デザイン実装リリース１〜３ヶ月分析破棄体制：企画者１名、デザイナー１名、開発者１〜２名 AppPot 全対サイクルをより⾼速に!!!

reserved. Q&A

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