第16回 日曜数学会「占いの数学~数秘術と剰余の世界~」
多くの方々、特に数学に触れる皆さんは、占いは非科学的、と思われてるかもしれません。でも実は、三平方の定理でお馴染みのピタゴラスは「ピタゴラス数秘術」という占いを発明した占い師でもあり、占いは数学とともに歩んできたといっても過言ではありません。
数秘術のベースは「数字根」、すなわちmod 9の世界での数学です。
mod 9ならではの面白い特性や、占いに使われる「六曜」「陰陽五行論」「十干十二支」などについて剰余を応用した個人的な数学的解釈についてお話します。