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3年ゼミ5/6分資料:新型コロナウィルスによって何が変わったか~教育編

 3年ゼミ5/6分資料:新型コロナウィルスによって何が変わったか~教育編

Kyoko HANADA

May 06, 2020
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Transcript

  1. 新型コロナウィルスに
    よって何が変わったか。
    ~教育編~
    2020.05.06 3年ゼミ
    岡崎女子大学 花田経子

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  2. 前回の復習
    • 教育の情報化の手引
    • 2019年12月に最新版が発行された
    • 2020年4月の学習指導要領(小学校)にあわせて、現場で何をしなければ
    ならないかをまとめたもの。
    • (前回講義の)キーワード:IoTとsociety5.0
    • 教育の情報化
    • 3つの柱
    • 情報教育
    • 教科におけるICTの活用
    • 校務の情報化

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  3. 新型コロナウィルスでどういう変化があった
    のか
    • 対面授業ができない環境になった
    • 教室内で教師と児童が直接同じ空間にいる環境が、感染拡大にむすびつく
    ため、それを避ける対応必要になる
    • 学校自体の臨時休業
    • 地域によっては3月、4月、5月と3か月授業がない
    • 学力面での心配
    • 身体の発達面での心配
    • 家庭のサポートをしている組織も感染拡大の影響でサポート業務ができない
    • 精神面での心配
    • 今までにない環境下に置かれている子どもたちの精神的ケアをどうするか
    • ネガティブな情報が大量に入る状況下でのケア

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  4. どのような解決方法がありえるか
    • 対面できない環境下 → 対面しなくても情報を交換できる仕組みを
    用いるのがベター
    • インターネット環境
    • 電子メール
    • チャット
    • テレビ電話会議システム
    • 例 Zoom、Teams、WebEx、Skype、LINE(ビデオ通話)など
    • 電話
    • 郵便
    • 短時間で直接手渡し(感染に気をつける)
    • どの方法を用いるのがよいかを検討する
    • 検討の基準①:その方法は皆が使うことが可能か
    • 検討の基準②:その方法は効果があるか

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  5. 基準①皆が使うことができる方法は何か
    • みんな=児童、保護者、学校の教諭
    • 対面できない環境で、児童保護者と学校の教諭が情報のやり取りをする方法
    • ゼミ生の意見
    • 事前に課題をそれぞれの家に送って、YouTubeライブを見せる(時間は知らせておく)、コメン
    ト欄に質問
    • 栃木県:ケーブルテレビで授業やってたと聞いた。先生の顔出てくると安心する。
    • 子どもたちは先生がげんきかどうかだって知りたいと思っている
    • 事前に動画を撮っておいてあげてくれると嬉しい。リアルタイムだと途切れる。(あとで見返す
    のもあり)
    • 課題を送って、授業風景動画を載せたり、DVDにやいて、登校日に出す・郵便で送ってもらう。
    パソコンスマホがなくても可能じゃないか。
    • 兄弟の高校(岡崎市内)はYouTubeでリアルタイム配信予定。
    • 岐阜県も公立高校が始めている。
    • 兄弟の塾:タッチパネル型のタブレットを配布しているので、動画を配信してZoomみたいな
    のを使ってた。(家にパソコンなくてもなんとかなる)
    • 配信を使ってチャットと組み合わせればできるのでは。

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  6. 基準①のポイント
    • 対面授業のときは、基本的に一斉に皆が同じことを取り組むことで成立し
    ていた。
    • 同じ場所に物理的にいる
    • 同じ時間帯を共有している
    →実際にこれがどちらも成立できない時にどうすればいいか
    • コロナ後の未来→皆が一斉に同じことをしなくても同じ効果があればよ

    • 同じ場所に物理的にいなくてもいい→各家庭で授業を受講
    • 同じ時間帯を共有しなくてもいい →好きな時間・可能な時間に受講
    • 全員が同じ環境でなくてもよい
    • インターネットが使える環境の人はそれを
    • そうではない人には別の選択肢で対応(郵便、対面プリント、DVD、テレビ、タブ
    レット)
    行動ではなく効果を同じにする
    結果的に、基準②の効果を考えなければならないね、という話

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