Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

コロプラを支える社内システム開発の在り方/ColoplTech-08-01

 コロプラを支える社内システム開発の在り方/ColoplTech-08-01

※資料内の参照リンクを選択し閲覧する場合は、ダウンロードをお願いいたします

\積極的に技術発信を行なっております/
▽ Twitter/COLOPL_Tech
https://twitter.com/colopl_tech

▽ connpassページ
http://colopl.connpass.com

▽ COLOPL Tech Blog
http://blog.colopl.dev

COLOPL Inc.

August 15, 2022
Tweet

More Decks by COLOPL Inc.

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 社内の課題をエンジニアリングによって解消するチーム 現在は7人構成(全員エンジニア) 主な業務 • 内製社内システムのスクラッチ開発+運用 ◦ 要件定義〜開発〜テスト〜運用 ◦ UI/デザインの検討 ◦

    インフラ構成の提案 • 外部システムの拡張 ◦ 外部のAPIの利用したシステム開発 ◦ Chrome拡張開発など 5 インターナルグループとは システムを作る上での全てに携わる
  2. 8 会社の規模拡大に適応すべく発足された 在宅業務でのスムーズな情 報伝達を目的に動画共有 サービスを作成 会社の『変化』を支えるシステムを開発してきた 日報システムや、社内情報 を整理するポータルサイト の作成 2016

    新卒社員が増加 誰がどこにいるか把握する目的 で社内マップ/人事管理システム を作成 2015 オフィス移転 デザイン関連の成果物を 管理するシステムや、デ バッグをサポートするシス テムの作成 2016~2020 業務規模の充実 社内のお問い合わせを一元 管理するリクエストセンター を作成 2014 グループ発足 2021 コロナ禍対応 お問い合わせ増加に合わせ てメール応対システム を作 成 2014 白猫リリース
  3. 12 ユーザーデータ参照機能 受信時にユーザー情報が紐づく • アカウント作成日 • ゲーム内ランク • 秘密の質問   (パスワード検証目的)

    …などをすぐに確認できる • ユーザー属性の把握 • 回答効率の向上 ユーザー情報の確認にかかる工数を削減したい
  4. 13 ストアレビュー連携 ストアのレビューをより有効的に活用したい APIを利用して期間毎の評価を取得 • いつのイベントが高評価か • 低評価がついた理由 • OSごとの違い

              …などを集計 • より分析しやすく • レビューコメントへの返信効率化 期間毎のグラフが 表示されます
  5. 14 機能実装の背景 メール総数+ 仕分けコストの増加 ユーザーのプレイ状況を 調査したいが工数がかかる 自動分類/ステータス管理が行 えるようにしたい AIを使った自動分類 ステータス管理

    各サービスの情報を可視化 開発チームへの通知 ゲームサーバにAPIを用意し ユーザ連携 課題 実際に利用する人のイメージにあった機能を作ることで 最大限の価値提供に繋げていく サポートチームの要望 お問い合わせやレビューの 有効活用 メールの受信画面から 確認出来ると最も効率がいい 期間毎の確認 レビューコメントの把握 技術的な解決対応
  6. 16 新しい開発フローの導入 ・Skeleton/Extensionコードの用意 インフラ関連の裁量を増やす 開発工数を減らす ・VM環境 (都度インフラグループに構築を依頼) ・既存システムからコピー これまで ・GAE

    / CloudRun を中心とした マネージドな環境構成 ・IaC(Terraform)の導入 現在 現在 運用システムが蓄積されていき、新規開発にリソースが割けない状態になった これまで ・手軽に環境を作ってテストが出来る ・ファイルベースの管理で把握しやすい ・不要なファイルがノイズにならない ・過去に作った関数の再利用 すばやく新規開発に取り組める仕組みを 2つの観点で検討
  7. 17 開発フローの見直しで実現したシステム サポート用アンケートシステム 動画共有システム • 実装期間2週間 • アクセス数が不明瞭なためオートスケール が効果的なGAEを採用 •

    既存システムと比較し運用コストも削減 • 実装期間3ヶ月 • コードを再利用しつつ無駄な実装を削減 • 動画エンコードにCloudRunを利用することで運用コストを抑えた 新しい仕組みやプラットフォームを積極的に導入して工数を削減した