無,死,男 n 有,生,女 n 有,死,女 n 無,生,女 n 無,死,女 ≧ 1 ≧ 1 n 有,生,+ n 有,死,+ n 無,生,+ n 無,死,+ ≦ 1 , であるのに、 となる現象をユール・シンプソンのパラドクスという。 ≧ と ≦ は逆向きでもいいがどちらかの不等号は成り立つとする。 先の例では、処理の有無に関わらず女性の死亡率が元々大きいのに女性 の方が処理有に割り付けられた割合が大きいために、処理の効果が打ち 消されてしまっていると考えられる。 処理有のオッズ(処理有群での生存しやすさ) 処理無のオッズ(処理無群での生存しやすさ) オッズ比(両群での生存しやすさの比)