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後期第二回ネットワーク講座
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北海道科学大学 電子計算機研究部
October 31, 2016
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後期第二回ネットワーク講座
北海道科学大学 電子計算機研究部
October 31, 2016
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Transcript
ネットワークチーム 後期第二回講座資料 JavaScript復習
目次 • JavaScriptの復習 • koa.jsの導入とテスト
関数の宣言 「関数」とは、予め指定された一定の処理 を行い、結果を返す命令群。 引数とは、関数が処理を行うために参照する値であり、必要ない場 合省略できる。逆に、カンマで区切って複数指定することも出来る。 function 関数名(引数) { 処理; return
返り値; } var 関数名 = function(引数) { 処理; return 返り値; };
変数の宣言 「変数」とは、プログラム内で処理に使う何ら かの値(数値、文字列など)を保持するものである。 変数の宣言は、以下の通り記述して行う。 var 変数名; var 変数1, 変数2; var
変数名 = 値;
データ型 数値や文字列など、プログラム内で扱うデータの種類のこと。 データ型は、以下のもの等が存在する。 データ型名 対応する値 数値型 数値(実数、8進数、16 進数、浮動小数点数) 文字列型 文字列(「”」、「’」で
囲んだ値) 論理型 true/false データ型名 対応する値 配列型 複数の値を入れた変数 オブジェクト型 キーと値を対応付けた連 想配列 null 何もないことを表す値 undefined 未定義の値
配列(Array) 格納した順番に応じて、値に「添え字」と呼ばれる数値を対応させ て保持する変数。一つの変数に対して複数の値を格納できる。 値を呼び出す場合は “変数名[添え字]” のように記述する。N個の値を 格納した場合、添え字は「0」から始まり「N-1」までである。 以下のように宣言する。 この場合は値を呼び出す際「変数[0]」と指定すると値1、「変数[3]」 と指定すると値4である。
var 変数 = [値1, 値2, 値3, 値4];
連想配列(オブジェクト/Object) 配列における添え字の代わりに「キー(key)」と呼ばれるものと対 応付けて値を保持する変数。添え字は数値のみであるが、キーは文 字列も指定することが出来る。 以下のように宣言する。値1を呼び出す場合、「変数.キー1」と記述 する。 var 変数 = {
キー1 : 値1, キー2 : 値2 };
変数の型 JavaScriptの変数には、「型」は存在しない。 よって、宣言した変数には数値でも文字列でも配列でも、なんでも 入れることが出来る。 しかし、データそのものには「型」が存在するため、その変数の中 に入っている値のデータ型について、注意が必要である。 (後述する四則演算や条件式を書く際に重要となる)
条件式 それぞれ以下の場合に論理値のtrueを返す。 1. 「a == b」 ・・・ aとbの値が等しい場合 2. 「a
!= b」 ・・・ aとbの値が異なる場合 3. 「a === b」 ・・・ aとbの値とデータ型が共に等しい場合 4. 「a !== b」 ・・・ aとbの値とデータ型が共に異なる場合 基本的に条件式は「a === b」「a !== b」を使う。
条件式 以下の場合に論理値のtrueを返す。 • 「a <= b」 ・・・ aがb以下 • 「a
>= b」 ・・・ aがb以上 • 「A && B」 ・・・ 論理値A,Bが共にtrue • 「A || B」 ・・・ 論理値A,Bのどちらかがtrue • 「!A」 ・・・ 論理値Aがfalse(Aの値の反対を返す)
関数の呼び出し 呼び出す際は、以下の通り記述する。 ※引数や返り値(結果)が無い関数もある。 引数が無い場合、引数は何も入力せず、括弧内はカラでよい。 関数名(引数); var a = 関数名(引数);
メソッド 呼び出し方が違い、オブジェクトに対して作用する関数である。 呼び出す際は、以下のように記述する。 オブジェクト.メソッド名(引数);
getElementsBy-メソッド document(HTMLファイル上)から、引数に指定した検索条件を満 たす要素を(主に配列として)取得するメソッド。 • .getElementsByClassName(クラス名); • .getElementsByName(name属性値); • .getElementsByTagName(要素名) ;
• .getElementById(ID名); ・・・このメソッドのみ、配列ではなく一意の オブジェクトとして要素を取得する。
getElementsBy-メソッド getElementsByClassNameメソッドで要素を取得したvideos変数は配 列となっているが、getElementByIdメソッドで要素を取得したcanvas 変数は単なるオブジェクトである。
.addEventListenerメソッド ターゲットに対して特定のイベント(操作)があったとき、指定し た関数を実行するというメソッド。 以下のように記述する。 ターゲット.メソッド名(“イベントタイプ”, 関数名);
算術演算子 加算:+ (プラス) 減算:- (マイナス) 乗算:* (アスタリスク) 除算:/(スラッシュ) 剰余:%(パーセント) ※x
% 2 ⇒ xを2で割った余り 通常の計算式と同様に、()内>乗除>加減 の順に計算する。 この他の複雑な計算を行う場合、Mathオブジェクト内のプロパティ・ メソッドを使用する。
データ型と算術演算子 算術演算子は、前後の値のデータ型に応じて処理が変わる。 • 全て数値型(論理型)の場合、通常の計算処理を行う • 文字列化した数値が含まれる場合、 • +演算子は加算ではなく結合処理 • その他は文字列から数値型に戻して計算処理を行う
• 上記以外の場合、(通常の文字列・配列などの場合) • +演算子は結合処理 • その他はNaN(Not a Number)という特殊な値を返す
データ型と算術演算子
プリミティブ型 データ型は2種類に大別することが出来る。 1. プリミティブ型(数値型、文字列型、論理型など) 一つの値のみを持ち、他の値やデータを持たない。 2. オブジェクト型(配列型、オブジェクト型、関数型など) プリミティブ型以外。
型変換 • 文字列への変換 • 文字列への変換その2 • 数値への変換 • 数値への変換その2 •
文字列→配列 • 配列→文字列 var num = Number(値); parseInt(値); var str = String(値); num.toString(); var arr = “string”.split(“i”); arr.join(“i”);
consoleオブジェクト コンソールに何らかの出力を行う機能をまとめたオブジェクト。 主として変数の値の変化を見るためなど、デバッグに使用する。 • console.log( ) … ()内の内容を表示 • console.error(
) … 〃 エラーとして表示 • console.info( ) … 〃 強調して表示 • console.table( ) … ()内の配列・オブジェクトをテーブル形式で表示
復習ここまで
koa.jsの導入 • 作業用フォルダでコマンドプロンプトを開き、 以下のコマンドを実行する npm install koa
①
②
③ npm install koa
koa.js • express.js の後継アプリケーションフレームワーク • 大きな特徴として、「ジェネレーター」という機能を使える • 作業用フォルダ内に新たに ”koa_test.js” というファイルを作成
次ページの通り記述する
koa_test.js
実行 • コマンドプロンプト上で ”node koa_test.js” と入力し実行 • ブラウザで http://localhost:3000 を開くと「Hello
koa.js」を表示
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