「ドリコム総選挙」にて発表した内容です。
学びの文化を育む社内読書会のススメドリコム総選挙pixiv Inc.Atsushi Takayama2019.7.19
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2自己紹介● 高山温 / @edvakf● ピクシブ株式会社○ 2012年入社○ 主にサーバーサイドエンジニア○ 2016年からCTOhttps://devpixiv.hatenablog.com/entry/2015/05/25/103250
ソフトウェアエンジニアお仕事:ソフトウェアというシステムを作って課題を解決する言語:プログラミング言語扱うハードウェア:コンピュータ3CTOお仕事:開発組織というシステムを作って経営課題が自動的に解決される状態を作る言語:自然言語(日本語など)扱うハードウェア:脳
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「エンジニアは四六時中学び続けるべきか否か」という話は一旦置いといて5
「学びの文化」は良いもの6
7学びの文化● 「今より良いやり方」を模索する○ 今までと違うやり方を頭ごなしに否定しない● 学ぶ環境が良い○ 詳しい人がいる & 詳しい人に聞いても嫌な顔されない○ 同じことを学びたい人が周りにいる
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「学びの文化」促進のためにいくつかの取り組みを行ってきました10
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今日は特に読書会について話します15
16読書と読書会は似て非なる行為● 読書と一概に言っても様々○ 流し読み ←→ メモを取ったり背景調査までしながら読む○ 読後の脳の状態は全然違う(参考:『エンジニアの知的生産術』)● 読書会の効果○ 参加者の共通理解ができる○ 本にまつわる雑談を通じてチームメンバーを知れる
17私の好きな読書会のスタイル● 章の担当者が事前に章を要約→読書会で要約を読んでディスカッション● 好きなところ○ かなりハイペースで完走する(2ヶ月程度で1冊終わる)○ ディスカッションがメイン○ 資料が非参加者にとっても嬉しいものになる
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気がつけば読書会が社内のいたるところで開催されていた20
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23読書会は「学びの文化」を育むか?● 読書会だけではダメなんだろうなと思っている○ 様々な取り組みと合わせて効果を発揮するはず○ チャレンジを称える土壌や、大胆な抜擢など● 会社が存続していくためには未知を切り拓いていくしかない● 読書会はチームに自信を与えてくれる良いツール