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株式会社グラファー会社紹介資料

 株式会社グラファー会社紹介資料

株式会社グラファー

December 01, 2020
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  1. 会社概要 2 株式会社グラファー / Graffer, Inc. 代表取締役 設立日 資本金 本社

    従業員数※ 株主 ※ 社員のみ ※ 2024年3月時点 石井 大地 2017年7月 1,544,977,927円(資本準備金含む) 東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目5番8号ジュニアー千駄ヶ谷ビル 58名 インキュベイトファンド、Coral Capital、TOPPANホールディングス株式会社、 チェンジホールディングス ほか
  2. Graffer AI Solution 伴走支援や生成AIプロダクト、研修まで 生成AIを業務で活用するために必要なソリューション を提供し、顧客のビジネス変革を実現 Graffer Platform 行政と市民をつなぐ業務プロセス全体をデジタル技術 で変革し、行政サービスをより便利にしつつ

    業務全体の最適化へ グラファーの事業領域は、常に「社会課題のど真ん中」 7 行政サービスのデジタル変革 生成AIを活用した企業のビジネス変革 Graffer Platform 行政と市民をつなぐ業務プロセス全体をデジタル技術 で変革し、行政サービスをより便利にしつつ 業務全体の最適化へ 行政サービスのデジタル変革 1億2000万人が 対象となる 大きな社会課題 業務の デジタル変革 プロダクトを 通じた価値提供
  3. 全市民の3人に1人が、当社サービスを使っていただけるまでに成長 9 2団体 6団体 102団体 50団体 194団体 2019年3月 2020年3月 2022年3月

    2021年3月 2023年3月 160団体 2024年3月 • デジタル庁発足、COVID-19の流行などを背景に、政府・自治体への導入数は2021年以降急増 • 現在、3900万人の市民が当社サービスを利用できる状態になっている 政令指定都市では70%の導入率
  4. 事業の歩み 現在 10 2017.7 2018.2 2020.4 創業 Graffer 法人証明書 請求リリース

    Graffer 手続きガイド リリース Graffer スマート申請 リリース Graffer 窓口予約 リリース 複数の新サービスを 実証実験中 2023.4 2022.1 Graffer お悩みハン ドブックリリース Graffer AI Studio リリース 2018.11 2021.9 2023.6 Graffer Call リリース 行政サービスのデジタル変革 孤独・孤立対策 生成AIの安全な活用促進 2023.10 Graffer AI Solution リリース
  5. 数百万人の市民が使う、デジタル行政インフラを提供 12 ※2023年11月時点 オンライン申請サービス Graffer スマート申請 あらゆる行政手続きをスマートフォンで完結する まったく新しいデジタル行政プラットフォームで す。 市民や事業者が質問に答えていくだけで

    自分に必要な手続きが分かる手続き案内サービスで す。 手続き案内サービス Graffer 手続きガイド/お悩みハンドブック オンライン予約サービス 窓口業務の負担を軽減し、スムーズな体験を提供 するオンライン予約サービスです。 「待たない窓口」「待たせない窓口」を実現しま す。 Graffer 窓口予約 電話業務効率化ソリューション AIとプッシュダイヤルを活用して、 ①庁舎への問合せ電話 ②市民・事業者への発信業務 をデジタル化するサービスです。 Graffer Call(AI自動音声案内) 新サービス 行政手続きの集約サイト Graffer ポータル 手続き案内からオンライン申請・窓口での手続き・予約など、 あらゆる行政手続きを集約できるポータルサイトです。 審査自動化ソリューション Graffer Automate 電子申請と業務システムを連携し、あらゆる手続きの審査や 登録事務の自動化を実現するサービスです。 実証実験中 スマートフォンやWebから行政サービスを利用可能に
  6. 事業の歩み 現在 16 2017.7 2018.2 2020.4 創業 Graffer 法人証明書 請求リリース

    Graffer 手続きガイド リリース Graffer スマート申請 リリース Graffer 窓口予約 リリース 複数の新サービスを 実証実験中 2023.4 2022.1 Graffer お悩みハン ドブックリリース Graffer AI Studio リリース 2018.11 2021.9 2023.6 Graffer Call リリース 行政サービスのデジタル変革 孤独・孤立対策 生成AIの安全な活用促進 2023.10 Graffer AI Solution リリース
  7. 企業向け生成AI活用プラットフォーム:Graffer AI Studio 17 「AIの学習による漏洩を避けたい」「実務でもChatGPTを使いたい」… 「最新のモデルを使いたい」… 「なかなか活用が進まない」… LLMの法人利用に対応 複数のLLMに対応 テンプレートやチャットの共有機能に対応

    ChatGPTを始めとするLLMを、AIに学習されない環境(オプトアウト)で利用することが できます。利用履歴も可視化、エクスポートができるため、良い使い方の共有や利用が禁止 されている使い方の監視が可能です。 GPT-3.5、GPT-4、GPT-4 turbo、GPT-4 vision、Azure GPT、GeminiやClaudeなど複数 のLLMに対応*1。 期待した回答が得られるように、用途に応じて最適なモデルの使い分けができるようにして います。 チームや組織でうまくいったプロンプトは簡単に保存し共有することができます。個人での 利用はもちろん公開範囲の設定も個別にできるので、企業全体の活用を促進します。
  8. Values 2.0 20 行動者であれ 個人の尊重 未来から逆算 資産と仕組みの最大化 相互信頼を積み上げる かざりけなく正直に 事業環境の変化、組織拡大、代表である石井の想いなどを背景に、2022年2月、当時のグラファー全メンバーでValues

    2.0を再定義し、メンバー一人ひとりがバリューに沿った行動は何なのかを考え、実践することを大切にしています。 Values 2.0に込めた想い、大切にしたことは、以下採用ページのLinkよりご確認ください。 https://graffer.jp/recruit/articles/value-part1
  9. チーム構成 23 Product 25名 Business Planning 2名 Corporate 9名 Customer

    Success 4名 IT Consultant 3名 ※ 社員のみ ※ 2024年3月時点 メンバー出身業界:IT(リクルート、AWS、ユーザベース、ワークスアプリケーションズ、ヤフー 等)、 行政(総務省、経産省 等)、商社(三菱商事)、 プロフェッショナルファーム(GCA、Strategy& 等) 等 社員 58名 Product Marketing 2名 Business Development13名
  10. チーム詳細 24 Product ユーザーにとって本質的に価値のあるプロダクトを、最速で市場に提供する プロダクトマネジメントとエンジニアリングの両輪を担い、ユーザー/社会の課題解決、自社ビジネスの競争力向上を牽 引するSaaSプロダクトの開発を主導。トライ&エラーを繰り返しながら全エンジニアがアウトカムを最速で最大化させる ことを目指す Business Planning 全社的な視点で本質的な事業価値にフォーカスし、その最大化を牽引する

    事業計画の策定及び管理、事業KPIのモニタリング、事業全体の中長期課題の発見及び解決等、組織を横断した様々な役 割を担う Product Marketing 顧客・マーケットと向き合い、プロダクトを通じて解くべき課題の特定・市場投入を行う ユーザーの潜在ニーズを見つけ出し、そのニーズを満たすようなプロダクトの概念、顧客に届ける方法を考え、他チーム を巻き込みながら実行する Business Development 顧客の戦略的パートナーとなり、顧客の成功と共にプロダクトの資産価値最大化を牽引する 既存サービスにおける収益 / 資産価値の最大化と新しいサービスの開発につながる課題発掘、および新規サービスにおける 市場投入、PMFを担う IT Consultant/ Customer Success Grafferファンを増やし、プロダクトの資産価値最大化を牽引する 顧客に対する高品質・高効率なサポートを通じて顧客の成長に伴走し、既存顧客とともに戦略的な新規実績を創出するこ とで事業開発に貢献する Corporate 事業、従業員双方の成長を通じて社会課題の解決に貢献する 経営の観点から事業成長の道筋を立て、同時に従業員のキャリアアップ、生産性向上につながる様々な取り組みを担う
  11. 経営チーム 26 代表取締役 石井 大地 東京大学医学部に進学後、文学部に転じ 卒業。2011年に第48回文藝賞(河出書房 新社主催)を受賞し、小説家としてプロ デビュー。複数社の起業・経営、スター トアップ企業での事業立ち上げ等に関

    わったのち、株式会社リクルートホール ディングス メディア&ソリューション SBUにて、事業戦略の策定及び国内外の テクノロジー企業への事業開発投資を手 掛けたのち、2017年に株式会社グラ ファーを創業。 輪番社長 兼 CBO 小寺 広晃 東北大学工学部卒業。2014年株式会社 リクルートライフスタイル([現]株式 会社リクルート)に入社。 業務支援領 域の複数サービスの立ち上げを経験し、 QR決済事業の開発や営業統括業務に従 事。営業担当時にはリクルートグループ 全体の全社イノベーション賞を受賞。 2019年に株式会社グラファーに参画 し、複数の自治体のデジタル化に携わ る。2021年11月より事業推進責任者を 務める。 2023年3月より現任。
  12. 経営チーム 27 VP of Product 兼 VP of Engineering 黑﨑

    脩 神戸大学大学院理学研究科を修了後、シ ンプレクス株式会社に入社。FX取引シス テムの導入/保守運用を通して、要件定 義から設計、開発、運用保守とシステム 開発の全行程にプロジェクトリーダーと して携わる。 その後、大学時代の友人 と共に起業し、複数プロダクトを立ち上 げる。2021年2月からグラファーにプロ ダクトマネージャーとして参画し、同年 11月よりプロダクト開発組織のマネー ジャーを務める。2023年3月より現任。 VP of Corporate 羽生 和馬 大学卒業後、組織人事コンサルティング 会社に入社。その後、事業会社を経て 2014年にヤフーグループである株式会 社GYAOに入社、2018年からは人事部長 に就任。転籍を経てヤフー株式会社の マーケティングソリューション事業及び 映像エンタメ事業の人事責任者として 組織開発施策の立ち上げやグループ会社 の再編を推進する。2021年5月にグラ ファーに参画し、人事領域全般を担当。 2022年4月より現任。 VP of Business (GovTech事業) 澤田 淳 大学卒業後、スリーエムジャパン株式会 社に入社し、ファイナンス部門にて予算 策定や財務管理などのFP&A業務に従 事。 その後、GCA株式会社(現Houlihan Lokey)でTMT業界を中心とした M&A/PMI、アライアンス戦略策定に携 わる。2021年10月にグラファーに経営 企画として参画。2023年12月より現 任。
  13. 勤務形態 29 ▪ フレックスタイム制(コアタイムなし) ▪ 完全週休2日制 ▪ 国民の祝日、年末年始休日、社休日 ▪ 年次有給休暇、フレキシブル休暇、特別休暇、慶弔休暇、裁判員

    休暇付与 ▪ 通勤手当支給 ▪ 千駄ヶ谷本社への出張手当支給 ▪ 社会保険完備(健康保険は関東ITソフトウェア健康保険組合に加入) ▪ 産休・育休(取得実績あり)
  14. 福利厚生 30 ▪ 入社時にPCを自由購入可 (エンジニア/デザイナー職のみ、上限金額40万円) ▪ Github Copilotをフルタイムの全エンジニアメンバーに割当 ▪ フルリモート可能

    (チームによって、出社日を設定している場合もあり) ▪ リモート環境整備支援 (入社初月の給与に合わせ、5万円の環境整備支援金を支給) ▪ 借り上げ社宅制度 (従業員が選んだ賃貸物件を、社宅として会社名義で借りられる) ▪ 生産性向上手当支給 (生産性向上を目的として、毎月2万円を自由に利用可能) 生産性向上支援 ▪ FIG【Feedback is Gift】 (成長促進を目的とした、相互フィードバックシステム) ▪ 学習用書籍代補助 ▪ 副業可能 スキルアップ ▪ ストックインセンティブ制度 (毎月の給与から一定額を拠出し、自社の株式を購入できる制度) ▪ 給与改定は毎月実施 給与、報酬 ▪ ウェルカムランチ ▪ スタンプラリー (入社時に、誰でも既存メンバーにインタビューができる制度。もちろんCEO も可) ▪ ブートキャンプ(エンジニア向け) • 技術スタックのキャッチアップを目的としたオンボーディングプロ グラム • プログラムは一人ひとりに合わせてカスタマイズ ▪ バディ制度 (上司とは別のチームメンバーが、オンボーディングを3か月間フォロー) ▪ 入社後のHRによる定期面談 入社オンボーディング ▪ チームランチ補助(オフラインのみ) ▪ 目的に応じた全社MTG ◦ 週1度の事業部MTG ◦ 月1度のGraffer Way ◦ 四半期に1度のGraffer Focus ◦ 年に1度のGraffer Prospect コミュニケーション活性化
  15. 人生の充実につながる会社の資源を増やすには、事業成長が必要 34 挑戦機会 報酬 成長実感 資金 やりがい 世の中への影響 感謝 心理的安全性

    裁量 • 価値観は個々人によって異なる • 会社にある資源を活用し、メンバーの充実した人生につなげていきたい • 会社の資源は有限だが、事業が成長すると資源も増える
  16. Phase1:Values 2.0 36 行動者であれ 個人の尊重 未来から逆算 資産と仕組みの最大化 相互信頼を積み上げる かざりけなく正直に 事業環境の変化、組織拡大、代表である石井の想いなどを背景に、2022年2月、当時のグラファー全メンバーでValues

    2.0を再定義し、メンバー一人ひとりがバリューに沿った行動は何なのかを考え、実践することを大切にしています。 Values 2.0に込めた想い、大切にしたことは、以下採用ページのLinkよりご確認ください。 https://graffer.jp/recruit/articles/value-part1
  17. Values 2.0 浸透のための取り組み 38 Monthly Good Graffer • 自薦/他薦問わず、特にバリューを体現していると 感じた行動を全社集会にて発表

    ◦ なぜ推薦したのか、推薦された側は何を意識して その行動をしたのかを共有することで、全社でバ リューに対する共通認識を醸成 • Monthly Good Grafferの中から全社でYearly Good Grafferを選出し、年に一度の忘年会で表彰
  18. Values 2.0 浸透のための取り組み 39 バリュー発揮行動フィードバック • 半期に一度、他者に対してバリューの観点でフィー ドバックを送る仕組み • バリュー(行動規範)に沿って山を登ることができ

    ているかをグラファー全体でお互いに確認しあい、 また自身が気づいていない視点でのフィードバック を得ることを目的として実施
  19. Phase2:個人のパフォーマンス 40 ③振り返り ①会社と個人 のalign ②挑戦 会社と個人のすり合わ せ促進 意志ある挑戦を決める 挑戦機会創出支援

    挑戦機会提案 振り返りの促進 挑戦を推奨、支援する文化の醸成 こんな未来を 実現したい! あれ、成長し てた!! ① ② ③ ④ 意志ある挑戦を支援する グラファーの人材開発方針
  20. Phase2:組織のパフォーマンス:目標・課題に対する共通認識の醸成 43 • 目的別に複数の会議体を持ち、情報の透明性を高め、経営/現場の垣根をなくしたローコンテキストなコミュニケー ションを可能とすることで、全員が同じ目標を共有しながら自発的に動くことができる環境を目指す 開催頻度 -- 目的 □Graffer2.0(組織基盤の整備・高度化)の施策の  1つとして、情報共有・情報連携のあり方を再定義

    □会社が目指す方向性、及び全社戦略の共有と浸透 “共通の地図を 持つ” “登る山を決める” “振返りと今後の 登り方の再確認” “山/パーティーに 関する共通理解” “登山中の 安全確認” □全社戦略から導き出される重点テーマの進捗共有 □経営判断/意思決定事項(Board MtgのFB)、  及びHot Topicsの共有 □各事業部の取組みや連絡事項の共有 年1回 四半期 毎月 毎週 会議体 Graffer Prospect Graffer Focus Graffer Way 事業部 MTG Graffer 2.0
  21. Phase2:マネジメント 46 あるべき マネジメント像 の提示 マネジメント 基本スキルの インプット マネジメントを 振り返る機会の

    提供 マネジメント 経験の提供 学びを実践に移す 場作り 経験学習の促進 振り返りを通じて、課題やイン プットが必要なスキルを発見する • マネジメント強化サイクルを作成し、各プロセスごとに施策を実施 組織開発アドバイザー STANDBYの資料を元に加筆
  22. 人事制度の役割 48 1 マイルストーン 2 成長支援 3 役割・期待値の明確化 グラファーにはミッションとバリューが存在する。 ミッションは登る山の山頂、バリューはグラファーでの登り方(行動規範)を示している。

    一定期間のサイクルで振り返りを行うことで、山の頂上に近づけているか、登り方は正しく登れているか、ルート 修正の要否など、グラファー全体で共通認識をもてるようになる。 登る山の難易度に合わせて適切な装備・適切な準備が存在する。 登る山が高く険しいのであれば、装備を充実させたり高地に順応できる体力をつけるなど適応が必要になる。自分 にとって何が必要なのか?何をすべきかを設定していくことで適応が促進される。結果、一人ひとりの変化や成長 につながる。 登山パーティーは登頂という同じ目標に向けて動く組織である。一人ひとりがチームの中で期待されている役割を 理解していれば、登頂に向けて各自やるべきことを考えて実行できるはずだ。結果としてより早くより安全に山頂 に到達できる。 グラファーにおける人事制度の役割を、登山にたとえて説明すると・・・
  23. 等級制度の全体像 50 各人がどの役割を担っているかは、全社に公開されます E3 等級(Grade) 役割 役職の呼称 S M1 E2

    E1 CXO VP Manager G25.0~ G20.0~G24.9 G13.0~G19.9 G11.0~G12.9 G4.0~G7.9 ※役割の頭文字の補足 E:Employee S:Specialist M:Management E1 G8.0~G10.9 M2 M3
  24. 役割の構成要素 役割 M3 S M2 M1 E3 E2 構成要素 扱う業務の

    抽象度 扱う業務の 時間軸 行う意志決定 の影響度 担当領域の 熟練度 上司の 関与度 高い 低い 長期 短期 広範囲 部分的 高い 低い ゼロ 大きい 仕事の難易度 推進する力 E1
  25. 役割定義(M3) 52 等級 (Grade) 役割 定義 25.0 以上 M3 •

    企業全体を運営し、あらゆる経営活動の最終責任を負う • 収益計画に沿った結果を出し、株主・顧客・社員等の関係者に価値・利益を還元する • 企業の中長期的方向性と目指す将来像を定め、社内外に魅力的に発信する • 事業ドメインを決める(新規参入や撤退) • 行政、金融、業界、主要顧客に会社の代表として対応し、良好な関係を構築する • 将来の経営人材を選抜、育成する • ミッション、バリューを定義し浸透させる
  26. 役割定義(M2、M1) 53 等級 (Grade) 役割 定義 24.9 | 20.0 M2

    • 事業/部門の将来像とそれを実現するための戦略を構想し、決断する • 事業/部門の戦略の推進に必要な資源を社内外を問わず調達・開発・活用する • 事業/部門の競争優位の源泉を理解し、最大化する環境を整える • 事業/部門戦略の実現に向けて、構造や体質を見直す • 事業/部門戦略の持続的成長につながる実験や試行錯誤に投資する • 将来の事業・部門経営を担う人材を把握し、育成する • 全社における担当事業・部門の位置づけを正しく理解し、成果を生み出す 19.9 | 13.0 M1 • 担当組織目標達成を通じて会社業績へ貢献をする • 特定職務機能の最終責任者として、ヒト・モノ・カネのすべてに責任を負い必要な  判断を自ら行う • 事業が目指す未来像の実現のために、自組織の中長期課題を明らかにし達成プランを 推進する • 担当組織の短期的業績責任と中長期的課題の双方を達成するためのリソースを配分・ 調達・開発し、組織の動きを変える • 次世代マネジメント人材を育成する
  27. 役割定義(S) 54 等級 (Grade) 役割 定義 20.0 以上 S •

    事業の持続的成長につながる価値創造を行う • 専門領域の組織パフォーマンスを上げるための変革を主導する • 専門的観点から事業レベルの意思決定を支援する • 事業の将来の方向性について専門的知見から提言する • 担当領域の第一人者として暗黙知を形式知化して組織に還元する • 社外の有識者との関係性を広げ、得られる知見を事業に還元する • 専門領域における自分の後継者を育成する 19.9 | 13.0 • 高度な専門能力・知見を生かした課題発見、解決の実行を通して業績達成を主導する • 専門領域から意見を述べ、上位役職者から委譲された領域について実行責任を負う • ライン長と組織運営を議論し、組織全体の効果的な業務遂行を実行する • 自分の知識・スキルを形式知化し組織全体のナレッジを高める • 新たな知見を取り入れて組織成果を出す • 専門領域に関する知識、スキルを継続的にアップデートする • 自身のノウハウを伝承しながらE1/E2メンバーを育成する
  28. 役割定義(E3、E2、E1) 55 等級 (Grade) 役割 定義 12.9 | 11.0 E3

    • 高い個人目標を自ら推進し達成することで、組織業績を牽引する • 接点があるメンバーの力を共に高めながら、仕事を前に進める • 組織内外のメンバーと良好な関係を構築しながら、業務効率を高めたり成果を出す • 組織の運営方針や取り組みについて上司に現場の情報を伝え、組織全体のパフォー マンスを高めるための提言や実行を推進する • 組織の運営方針や取組内容の意図をつかみ、メンバー目線から周囲に伝え、浸透さ せる 10.9 | 8.0 E2 • 自らの目標を達成することで、組織業績に貢献する • 業務遂行のための道筋や段取り、巻き込む相手を自ら中心となって設計する • 既存のノウハウを使って自分の仕事に創意工夫を加え、周囲に共有する • さまざまな経験を通じて業務に精通し、専門性を高めて業務に活かす • 自分より経験の浅いメンバーにアドバイスをしたり、相談に乗る 7.9 | 4.0 E1 • 周囲の指導を仰ぎながら、任された仕事に対して、責任をもって最後までやりきる • 相談できる関係者を増やし、円滑に業務を進める • 自分の意見や仕事の状況を率直に伝え、得たアドバイスを業務に活かす • 未経験の仕事に取り組むことや接点が少なかった相手と関わることで仕事の領域を 広げる • 教えられたことを覚えるとともに、自分で考えた工夫を試す
  29. 評価制度の全体像 56 観点 対象 実施方法 グラファーバリューを日常でどれだけ発揮している か 自身の振り返りをリフレクションシートに記入する 業務上の関係者への振り返りは、半期に一度記入する 成果

    生み出した成果 ※優先順位や内容はExe/Mgrと相談し随時修正化 役割・Gradeを考慮し、自組織の役職者とテーマ・期 待値を設定(ストレッチな内容・3つ程度にフォーカ ス)し、振り返りをリフレクションシートに記入する 成果を生み出すことを目的として、新たに獲得した 能力を業務で発揮しているかどうか 自組織の役職者と取り組む内容を設定(6か月で3個 を目安とする)し、振り返りをリフレクションシート に記入する バリュー発揮 行動 獲得能力の 発揮
  30. 報酬制度の全体像 57 報酬の種類 内容 月額給与 • 年収 = 月額給与×12ヶ月 •

    月額給与はGradeにより規定されます インセンティブ • 在籍者のGradeに基づきインセンティブ原資総額を定める • 半期の原資内で支給対象者と金額をExe/Mgrの合議で決定 • 都度、支給対象者を決定し本人に通知されるが、支給は従前通り年2 回(原則3月、9月)
  31. 報酬制度と評価制度との関係性 58 報酬の 種類 評価の観点 月額給与 インセン ティブ 相対/絶対 評価ウェイト

    M1/M2 S E1/E2/E3 成果 絶対評価 絶対評価 絶対評価 50% 0% 50% 40% 10% 50% 40% 40% 20% 成果 絶対評価 ウェイトの概念なし バリュー発揮行動 獲得能力の発揮