Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ピクシブの Contentful 利用事情 (2021)
Search
Hanakla
May 13, 2021
Programming
2
390
ピクシブの Contentful 利用事情 (2021)
Hanakla
May 13, 2021
Tweet
Share
More Decks by Hanakla
See All by Hanakla
Reactルーター選定術 2020年のファイナルアンサー
hanakla
2
4.8k
動画編集ソフトを作るための基礎知識
hanakla
1
390
Research and Development of "Delir" at Nov, 2016
hanakla
0
140
Other Decks in Programming
See All in Programming
開発者とQAの越境で自動テストが増える開発プロセスを実現する
92thunder
1
200
PHPとAPI Platformで作る本格的なWeb APIアプリケーション(入門編) / phpcon 2024 Intro to API Platform
ttskch
0
310
17年周年のWebアプリケーションにTanStack Queryを導入する / Implementing TanStack Query in a 17th Anniversary Web Application
saitolume
0
250
EC2からECSへ 念願のコンテナ移行と巨大レガシーPHPアプリケーションの再構築
sumiyae
2
460
Online-Dokumentation, die hilft: Strukturen, Prozesse, Tools
ahus1
0
100
命名をリントする
chiroruxx
1
450
ある日突然あなたが管理しているサーバーにDDoSが来たらどうなるでしょう?知ってるようで何も知らなかったDDoS攻撃と対策 #phpcon.2024
akase244
2
5.9k
Spatial Rendering for Apple Vision Pro
warrenm
0
170
Stackless и stackful? Корутины и асинхронность в Go
lamodatech
0
1k
선언형 UI에서의 상태관리
l2hyunwoo
0
200
オニオンアーキテクチャを使って、 Unityと.NETでコードを共有する
soi013
0
110
fs2-io を試してたらバグを見つけて直した話
chencmd
0
250
Featured
See All Featured
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
41
7.1k
Designing for Performance
lara
604
68k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
2
290
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
222
9k
Building an army of robots
kneath
302
44k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
29
2k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.6k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.3k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
67
4.5k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
280
13k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
Transcript
ピクシブの Contentful 利用事情 (2021) pixiv Inc. Hanakla (はなくら) 2021.5.13
2 お前誰やねん? @hanak1a_ だよ! • VRoid Hubチーム(フロントエンド/バックエンド) • React /
TypeScriptと戯れながらRailsで規約網引き 回しの刑を受けています。たすけてください。 • 意思が強くて悪い顔なヤツらが好き です。 • 普段はオリキャラ系創作界隈で活動しています Hanakla VRoid Hub チーム
話すこと 3 - Contentfulってなに? - 採用事例 - Contentfulの概観 - Content
Modelの設計 話さないこと - 👆以外のContentfulとこの世の真理について
Contentfulってなに? 4
Contentfulとは? Headless CMSと呼ばれる、ヘッドレスなCMSの一つです。(情報量🈚) - エントリの編集画面をContentfulが用意してくれている - カスタムエディタを作ることでJSONに変換可能な任意のエディタとか作れる - 複雑エディタもエンジニアを生贄を捧げて召喚することが出来る -
Contentful Delivery APIを使うことで、エントリをAPIで取得できる - Content Management APIもあるので、”そういうこと”も出来るんじゃないすか? - 多分社内ではまだ採用されていない 5
なぜContentful(CaaS)を使うのか - 頻繁に発生するLPとかニュースのコーディング。秒で終わって欲しいですよね。 - ブチアゲ花火なLPならとにかく、 定常的に増えていくLPのコーディングはシュッと終わって欲しい - ビジネス職の人たちの手で全てが完結できると、原稿のやりとりなどの時間的ロスが 減って楽、エンジニア職も安心して失職出来る -
でもCMSを自前で開発するの面倒じゃん(楽しいけど) - ちゅーかWordPressにしろ自前にしろ、 インフラ整備もしんどい。やらなくていいならやりたくない。 そんなあなたに、Contentful製薬のコンテントフール! 6
ピクシブにおけるContentfulの導入事例 社内ではpixivFACTORY / VRoid Hub / vroid.com で利用されています。 pixivFACTORY: グッズ別LP
/ 特設LP VRoid: VRoid Hub コンテストLP / vroid.com ニュース / VRoid Mobile お知らせ 7
Contentful 使い方 [検索] 8
Contentful 使い方 [検索] 9 流れ 1. Content Model(エントリのスキーマ)を設計します 2. Contentful側でエントリを書きます
3. contentful-任意-clientを使って記事を取得してレンダリングします。 おわり! 制作著作ゥ!!!
Content Modelの設計 10
Content Modelの設計 11 感覚としてはDBのテーブルを設計するのに近い。 1つの記事にどの様なデータが必要かの要件を洗い出してフィールド構造を設計する。
Content Modelの設計 12 フィールドには👉の様なデータ型が あるので、いい感じにModelを設計。 注意点として、Rich Textは 俺たちWebおじさんズが想像するような RichなTextではない……
Content Modelの設計(Rich Textについて) 現状、ContentfulのRich TextはWordpressみたいな感じではない。 色付きテキストや画像リンク・埋め込み画像などは全て別のContent Modelを作ってEmbed Entryするか、生贄を捧げて拡張エディタを作るしかない。 (Slate.jsがよさげ) 13
Rich Textで使えるのは👆👉とH1~6くらい
実際のContent Modelの 設計パターンを見る 14
比較的簡単めなやつ(VRoid NEWS記事) 15 タイトル(ja/en) 公開したことにする日時 アイキャッチ(ja / en) 記事本文(ja /en)
比較的簡単めなやつ(VRoid NEWS記事) 16 Contentfulはフィールド毎にローカライゼーションを行うかどうかを指定できる 1. Settings ⇢ Locales ⇢ 有効にしたいLocaleとデフォルトLocaleを設定
2. フィールドのSettingsで「Enable localization of this field」にチェック
比較的簡単めなやつ(VRoid NEWS記事) 他に、記事中に埋め込むためのボタンコンポーネントや、画像グリッドなどが Content Modelとし て定義されていて、埋め込みEntryとしてRich Textの中に埋め込むことが出来る。 17
変わったContent Model(VRoid Hub) エントリのレンダリング時にAPIとの通信が必要なものは、エントリ側にエンティティへの IDだけ持 たせて、フロントエンドでのレンダリング時に APIとの通信を行う。 VRoid Hubのコンテスト結果発表ページはそのような構成になっている。 18
IDを元にAPIから データを取得 (フロントエンド)
複雑めなやつ(pixivFACTORY) 19 ここらへんは僕が開発したものではないので詳しくはわからない (詳しくは@f_subalへ) https://factory.pixiv.net/special/karadanote_moraeru_campaign
複雑めなやつ(pixivFACTORY) 20 ここらへんは僕が開発したものではないので詳しくはわからない (詳しくは@f_subalへ) https://factory.pixiv.net/special/karadanote_moraeru_campaign
複雑めなやつ(pixivFACTORY) f_subal曰く、ビジネス職の方たちがすぐに慣れてくれたので、 若干項目の多いLPもうまく回っているようです! 21
最高だね!!!! 22
みんなも Contentfulになろう! 23
クライアント側の使い方は 公式ドキュメントを見てくれ 24 JS以外にもPHP, Java .NET, iOS, Ruby向けのSDKがあるぞ https://www.contentful.com/developers/docs/platforms
おわり 25