ウェブ時代における地理空間技術

 ウェブ時代における地理空間技術

ウェブ時代における地理空間技術
Geospatial Technology in an age of the Web

2020-01-14T13:20/14:50 はじめての空間情報システム
2020-01-14T15:05/18:20 演習B

@青山学院大学相模原キャンパス

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Hidenori FUJIMURA

January 14, 2020
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  1. ウェブ時代における 地理空間技術 Geospatial Technology in an age of the Web

    国⼟地理院企画部 地理空間情報政策調整官 元・国連地理空間情報課 上級地理空間専⾨官 国連ベクトルタイルツールキット 主任 UN-GGIM 防災作業部会 演習主任 UN-GGIM-AP 統計統合作業部会 副議⻑ 藤村 英範(ふじむら ひでのり) 2020-01-14T13:20/14:50 はじめての空間情報システム 2020-01-14T15:05/18:20 演習B @⻘⼭学院⼤学相模原キャンパス
  2. 活動の舞台 Ø地理空間情報当局 Ø国連GGIM üGlobal Geospatial Information Management (GGIM) Ø国連GGIM-AP üEconomic

    and Social Commission for Asia and the Pacific (ESCAP) Ø国連事務局 Øパートナーシップ 2
  3. 活動の舞台 Ø地理空間情報当局 国⼟地理院 Ø国連GGIM 防災作業部会 üGlobal Geospatial Information Management (GGIM)

    Ø国連GGIM-AP 統計統合作業部会 üEconomic and Social Commission for Asia and the Pacific (ESCAP) Ø国連事務局 元・国連地理空間情報課 Øパートナーシップ UNVT(国連 ベクトルタイルツールキット) 3
  4. ⾃⼰紹介 藤村英範(ふじむら ひでのり) 1 情報⼯学採⽤ ロボットビジョン・超並列処理 2 地球地図プロジェクト 1:100万デジタル地図技術移転 3

    情報普及課 電⼦国⼟ウェブシステム運⽤ 地形図⽴体視 4 ハノーファー⼤学写真測量・地理情報研 だいちで道路中⼼線の⾃動検証 5 測図技術開発室 地理識別⼦、基盤地図情報街区 住居表⽰住所 6 国⼟交通省海外プロジェクト推進課 下⽔道・地図の海外プロジェクト 7 情報普及課⻑ 地理院地図・地理院タイル 8 国際課⻑ 電⼦基準点網技術の海外展開 地球地図プロジェクト完了 9 国連地理空間情報課 ウェブ地図技術の移転 国連ベクトルタイルツールキット 10 地理空間情報政策調整官 技術の政策調整(2019-08〜) 11 ISO/TC 211 に継続的に関与 ICTと地図の関わりを⻑く考える 4
  5. The United Nations 5

  6. UNHQ, New York 6

  7. Committee of Experts 7

  8. Geospatial Experts 8

  9. Geospatial Experts 9

  10. Geospatial Experts 10

  11. Geospatial Experts 11

  12. Geospatial Experts 12

  13. 13 Geospatial Experts

  14. 14

  15. 国連事務局員(「国際公務員」) 15

  16. 国連事務局員 16

  17. UNRSCE(ウガンダ・エンテベ) 17

  18. エンテベ会議 18

  19. エンテベ会議 19

  20. FOSS4G Asia 2018 20

  21. 国連は「努⼒を結集する」 努力を結集する combine our efforts ゆえに、国連でシゴトするための公式は 努⼒を結集できるところを⾒つけ出す ↓ 努⼒の結集を先導する 21

    「国連にはコンビーニング・パワー (convening power; 動員⼒)がある」 ともいう。 ← 国連のルールブック「国連憲章」
  22. 国連とは Forum(意⾒交換) Operation(運⽤) 22

  23. Forum(意⾒交換) • 国連事務局 経済社会局 統計部 → 経済社会理事会(地球規模の地理空間情報管理、地名標準化) ⽇本が最近寄与しているコンポーネントは、 ① アジア太平洋地域委員会(UN-GGIM-AP)

    ② 防災作業部会(UN-GGIM WG-Disasters) ③ 地球規模の測地基準座標系(GGRF) ④ 国連ベクトルタイルツールキット(UNVT) 23
  24. Operation(運⽤) • 国連事務局 運⽤⽀援局 / 情報通信技術局 地理空間情報課 → 安全保障理事会、国連平和維持活動 ü

    地理空間情報当局の経験が⽣きるところが多い。 → 国連ベクトルタイルツールキットを、国連内部の運⽤⽀援 を主⽬的に創設 24
  25. 25 国連システム

  26. 26 意⾒交換と運⽤

  27. 2017〜2019 国連地理空間情報課へ • 技術移転(地球地図)とオープンソース(地理院地図)の 経験を提供する国連加盟国として唯⼀、⽇本が選定される。 • ⽇本政府が藤村専⾨官を国連地理空間情報課に派遣する。 27

  28. 28

  29. 2019-08-19 ⽇経新聞⼣刊1⾯ 29

  30. ⽇経 ⼤島記者 •国連は難⺠⽀援や国連平和維持活動などに使える詳 細な地図づくりソフトウェアを開発した。 •ソフトは無償公開して⾃治体や⺠間企業にも使える ようにする⽅針だ。 •地図の中に…地域の情報を埋め込んで表⽰できる。 •物資運搬の効率を⾼められる。 •これまでは本部に設けたホワイトボードで情報共有 するなどしていた。

    •データ量は画像形式の地図より約4分の1に減らせ る。…画像データは容量が⼤きく、通信環境が悪い と⾒られないこともあったという。 •誰でも必要な地域の地図がつくれるという。 30
  31. 開発チーム 藤村(地理院から出向) •公的機関でも利⽤が広まれば、災害リスク情報など が届くべき⼈に届く 31

  32. ⽇本政府国連代表部 川村次席⼤使 •⽇本で培った技術が国際貢献につながる 地理空間情報への期待と⽀援 32

  33. 2年間で、この記事に繋がる 仕事をどのように定義し、 実施してきたか。 33

  34. 地図の課題は、情報の課題 信頼できる情報を良好な経路でユーザに届ける 国連事務局、国連加盟国、 それぞれに専門性が確立 されている。 チャレンジ︓地図・地名の重 要性の⼀⽅で、プラット フォーマー寡占の問題 チャンス︓ウェブ地図 34

  35. メディア Media is the message 地図 地図 利⽤ よい地図こそ、よく伝わる必要がある 迅速更新

    刊⾏ 35
  36. 地図のチャレンジ •地図・地名には多様な立場があり得る。 •国連事務局も「国連の中⽴性」を反映した 地図・地名を確保しておくべき⼀つの⽴場。 •加盟国を含む公的機関にもそれぞれに⽴場。 •プラットフォーマーの⾼い⼒量のために、 地図の多様性が失われていく傾向がある。 36

  37. 地図のチャンス •ウェブ地図はいまだに新技術である。 •国⼟地理院は2003年に始めたが、あらゆる国 際機関や加盟国にとっては、いまだに当然保有 しておくべき技術にはなっていない。 •ウェブ地図はメディアとして、いまだ紙地図 ほどは技術的に自由になっていない。 → ⾃由にすることができる。 →

    ウェブ地図技術を⾃由にすることで、ウェブ での地図表現の多様性を確保できる。 37
  38. 私の課題設定 どのようにすれば、 ウェブで地図の多様性を 確保できるか。 38

  39. 問題点 ウェブ地図技術が 地図の刊⾏主体に ⾏きわたっていない。 39

  40. ⽇本の特徴 • アジアや欧州等と類似の高めの人口密度(〜⼟地利⽤形態) • ドイツのような連邦国家と⽐べると中央に集まった技術行政 • 測量法に技術事項が明確に記載されている • 特に測量法第27条「2 国⼟交通⼤⾂は、…地図…を刊⾏し…なければなら

    ない。」により地図刊行が大臣の権限と明⽰しているのは特徴的と思料。 想定される基本戦略 ① 運用技術の強さを国連の運用の⽀援に⽣かす。 ② 運用技術の強さを意見交換の場にも打ち出していく。 40
  41. 解決の⽷⼝ •国⼟地理院のウェブ地図運⽤技術を、国連事 務局や加盟国、その他の公的機関をはじめと するあらゆる機関に共有することで、ウェブ 地図技術を地図の刊行主体の共通技術にする。 •「メディアを⾃由にする」という、紙地図の たどった歴史をたどればよい。 41

  42. 解決策 現代的な ウェブ地図運⽤技術を オープンソース⽅式で 共有する 42

  43. 43

  44. デスクトップ GIS と⽐較してのウェブ地図 メディア デスクトップ ウェブ地図 ターゲットユーザ 専⾨家 ⼈々 データ形式

    ZIPしたShapefile タイル 主な利⽤モード 地理解析 ⾒る・読む デスクトップGIS 専⾨家 ウェブ地図 ⼈々 44
  45. タイル 45

  46. 画像タイル ベクトルタイル 46

  47. 画像タイル ベクトルタイル 描画済み 画像 機械判読 可能なデータ 47

  48. 画像タイル ベクトルタイル 35KB 9KB データ量 75% 削減(当社⽐︔概算) → 配信コスト低減 →

    速度向上(⽣産速度,配信速度) 48
  49. 国連ベクトルタイルツールキット創設までの流れ 2003 国⼟地理院,ベクトルタイル技術を使ってウェブ地図を開始する. →誇るべきことであると同時に,地図づくりを知る者として当然の決断とも⾔え る. 2012 国⼟地理院,オープンソースソフトウェアをウェブ地図の運⽤のため採⽤する. 当時のオープンソースソフトウェアは画像タイル技術に基づくものであった. →技術的な妥協と引き換えに,システムの透明性やアカウンタビリティを強化. 2014

    オープンソースライセンスに基づくベクトルタイル技術が提供される. 国土地理院ベクトルタイル提供実験が開始される. →技術動向を捉えて,技術的に正しい⽅向性を改めて回復する. 2015 国連オープンGISイニシアティブが設⽴される. →国連活動の効率化のためのオープンソースGISの導⼊を追求が開始される. 2017 ⽇本政府,上級地理空間専門官を国連地理空間情報課に派遣する →技術による国連活動への⼈的貢献を実現.地球地図プロジェクトの伝統に基づ く実装志向と技術移転重視の技術が,国連事務局から要請された. 2018 国連オープンGISイニシアティブが国連ベクトルタイルツールキットを創設する →国連内部⽤のウェブ地図を,連続⾃動更新されるベクトルタイルに転換する. そのための技術を持続可能にし,多様なウェブ地図を持続可能にするために, その技術をオープンソースソフトウェアプロジェクトとして⾃⽴させる. 2019 国連ベクトルタイルツールキットを⽤いた地理院地図 Vector が試験公開される. →⾃らの責務を果たす中で国連とともに歩む姿勢を明確にする. 49
  50. ⾃由で開かれた ソフトウェアの道具箱 国連地図、地理院地図、… あらゆるウェブ地図の ⽣産と配信の最適化を⽀援 50

  51. https://github.com/un-vector-tile-toolkit 51

  52. 国連ベクトルタイルツールキット 既存のオープンソースソフトウェアを最⼤限に 利⽤して、基本図グレードのベクトルタイルを 1.⽣産 2.ホスト 3.スタイル 4.最適化 する、CC0〜MITライセンスのツールキット 努⼒の結集を先導していくための技術資産 52

  53. 国連事務局における 国連ベクトルタイル ツールキットの適⽤ 53

  54. 国連での実装① 画像タイルを⽤いた、従前の実装 54 国連データ使用 反応速度が遅い 大縮尺では地球規模でカバーできていない

  55. 国連での実装② ベクトルタイルを⽤いた試⾏(藤村着任前) 55 55 国連データ使用 反応速度はさらに低下 地球規模の大縮尺カバーを実現 サイズが最適化されていないベクトルタイルは、画像タイルよりも遅い。

  56. 国連での実装③ UNVT を⽤いた実装 56 国連データ使用 建物レベルの詳細を地球規模でカバー ビデオゲーム並みの反応速度 連続するズームと表⽰速度がユーザ体験を決める 全世界データをPC1台80時間で生産可能

  57. サンプルプロダクト: ango-static ⾃然災害伝承碑ベクトルタイル https://un-vector-tile-toolkit.github.io/ango-static 坂⼝安吾 57

  58. サンプルプロダクト: inazo-static EuroGlobalMap ベクトルタイル https://un-vector-tile-toolkit.github.io/inazo-static 新渡⼾稲造 58

  59. サンプルプロダクト: koji-static 統計局町丁・字等ベクトルタイル https://un-vector-tile-toolkit.github.io/koji-static 杉亨⼆ 59

  60. 演習プロダクト: kawagoe 川越 令和元年台⾵19号川越地区 https://un-vector-tile-toolkit.github.io/kawagoe 60

  61. 61 国連事務局と国⼟地理院との間で共通の問題を解くことで、双⽅の 努⼒を結集し、持続可能なプロジェクトとなることを⽬指す。 地理院地図 Vector も UNVT を使⽤

  62. 実際に動くコード (Running Code)と 実際に使われるデータ (Actual Data)で 国連に貢献する ⽇本発のプロジェクト 62

  63. 国連ベクトルタイル ツールキットという 技術資産の運⽤で、 インパクトを作っていく。 63

  64. クラウド・アカウントや サーバ・ハードウェア、 インターネット接続が前提では、 まどろっこしい。 国の開発段階によらず、事業環境では 「本物のウェブサーバ」へのアクセスが悪い。 → 本物のウェブサーバもパッケージにする。 64

  65. 見せるデモと使える技術の移転にこだわる 65 1PXFS 5JMFT 5FSNJOBMPS *OUSBOFU $16 04 Tangible Running

    Code さわれる、実際に動くコード
  66. ソフトウェアとデータを超⼩型PCに詰め込んで デモや技術移転ができるようにする. STEM 教育や IoT 実験に使われる 超⼩型 PC 本体1,000 円程度〜8,000円程度

    66
  67. 67

  68. 68

  69. ハードウェア US$100 ソフトウェア US$0 電⼒ US$1/month インターネットなし運⽤可 69

  70. Raspberry Pi 実装 1. 国連ベクトルタイルツールキットとデータ⼀式 を Docker イメージに詰め込む。 2. Raspberry

    Pi の OS (Raspbian)に Docker を導⼊し、Docker イメージを導⼊する。 3. Raspbian OS の⼊った microSD イメージを ファイルに取り出して、複製する。 国連ベクトルタイルツールキットをインターネット なしでデモまたは技術移転できる環境ができる。 70
  71. 演習 71

  72. 演習⽬標 • https://un-vector-tile-toolkit.github.io/kawagoe の ウェブ地図を、⼿元の Raspberry Pi で動かす。 72

  73. ① ハードウェアを確認 ① 本体ボード ② (ケース) ③ MicroSD カード ④

    電源ケーブル(USB-C) ⑤ Ethernet ケーブル 73
  74. ② Ethernet ケーブルを接続 • 今回、Raspberry Pi は「PC からリモートログインするサーバ」 として働く。 74

  75. ③ 電源を接続 • これで、Raspberry Pi は起動し た。 • 電源スイッチはない。終了操作は オンラインで⾏う必要がある。

    75
  76. ④ リモートログイン • あなたの PC の ssh コマンドを使って、リモートログイン ※ 動画のようには

    exit しなくてよい です。 $ ssh pi@raspberrypi.local pi@raspberrypi.local‘s password: ← raspberry とタイプ 76
  77. ⑤ unvt/kawagoe を⽴ち上げる ※ 動画のようには exit しなくてよい です。 pi@raspberrypi:~ $

    cd kawagoe pi@raspberrypi:~/kawagoe $ rake docker docker run -ti --rm -p 9966:9966 unvt/kawagoe ~ # 77
  78. ⑥ 設定を変更し、サーバを起動 ※ 動画のようには exit しなくてよい です。 ~ # cd

    kawagoe ~/kawagoe # nano hocon/style.conf location: “http://raspberrypi.local:9966” が有効になるように修正し、 ファイルを保存(Ctrl-s)して、エディタを終了(Ctrl-x) ~/kawagoe # rake build ~/kawagoe # rake host ブラウザで http://raspberrypi.local:9966 にアクセス 78
  79. 詳しい⼈向け unvt/kawagoe が実⾏できることは次のとおり pi@raspberrypi:~/kawagoe $ rake -T rake 1013do #

    download disaster orthophoto tiles rake build # build style.json and bundle.js rake bvmap # download GSI Maps Vector tiles rake docker # run docker to use unvt/kawagoe rake docker_build # build unvt/kawagoe rake host # host the site rake landformclassification1 # produce vector tiles for landform ... rake mapbox_gl # copy files from mapbox-gl-js 79
  80. unvt/v6 based on arm32v6/alpine General Compile Tools Interpret Tools Geospatial

    Tools Support bash curl git htop nano openssh python ruby ruby-rake tmux vim zip zlib-dev autoconf automake g++ libtool linux-headers make sqlite sqlite-dev nodejs npm yarn browserify budo hjson pm2 rollup @pushcorn/hocon-parser tippecanoe @mapbox/mapbox-gl- style-spec -> gl-style- validate maputnik/editor vt-optimizer PROJ gdal asciinema 80
  81. 初めての並⾏運⽤

  82. 初めての並⾏運⽤ Yoichi David A. Hastings Award Winner (FOSS4G Asia 2018)

    Nobusuke OSGeo Japan Chapter Representative Hidenori me
  83. 嘉山機 嘉山機 岩崎機 (初期不良) 藤村機 藤村機 (予備) これまで最⼤の並⾏運⽤台数は 3台 初めての並⾏運⽤

  84. ⑦ 電源を切る $ rake docker docker run -ti --rm -p

    9966:9966 unvt/kawagoe ~ # # do something ~ # exit pi@raspberrypi:~/kawagoe $ sudo poweroff Connection to raspberrypi.local closed by remote host. Connection to raspberrypi.local closed. 84
  85. インパクト 85

  86. インパクト 刊⾏主体同⼠のパートナー シップにより解決策が持続し、 より包括的なパートナーシッ プが実現する 86

  87. UNVT チーム UNGIS GeoThings 国土地理院 国立天文台 農業環境変動研究センター Mapbox マップル・オン OSGeo

    日本支部 国連地理空間情報課 国連グローバルサービスセンター 87 領域横断 セクター横断 今後、 さらなる参加 を誘致する。
  88. 88 国連オープンGISイニシアティブ

  89. 国連オープン GSI イニシアティブ ミッションパートナー(加盟国、技術提供国、国際機関、学術、NGO、⺠間 セクター)の知⾒を最⼤に活⽤して、国連オペレーションの要求に合致する オープンソースの GIS バンドルを特定し、開発する。(2016-03 から) 89

  90. 90

  91. 91

  92. UNVTが⽬指す好循環 領域横断 セクター横断 パートナーシップ 多分野への 展開 自由で 開かれた ソフトウェア 92

    展開 拡張 持続
  93. これからの課題 当初の少数の成功例を作り、 国際的チャンネルも含めて 広報する 93

  94. 当初の少数の成功例 1. 国連グローバルサービスセンター 2. 国⼟地理院 3. 農業環境変動研究センター 4. … 当事者性⾼く動いていただけるパートナーと強く連携

    94
  95. さわれる、実際に動く コードで、地球規模課題に チャレンジする。 国連議事にウェブ地図 技術でチャレンジする。 95

  96. 例1︓ 国連GGIMアジア太平洋地域委員会総会で発表 (2019-11-05) 地理空間情報と 統計の統合という テーマでの発表を 求められる 96

  97. 例1: UNVTを⽤いて統計局の町字ポリゴンから⼈⼝密度を可視化 領域横断 97

  98. 例1︓ 国連GGIMアジア太平洋地域委員会総会ではじめて 国連ベクトルタイルツールキットについて⾔及 (2019-11-05) 98

  99. 例2︓⼟地管理への応⽤ 国連GGIMアジア太平洋地域委員会総会で、 地理空間情報と統計の統合の⽂脈で UNVT を発表 ESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)事務局の 担当官より、中央アジア向けの土地管理に関する ワークショップでの、UNVT に関する発表の要請を得る 99

  100. 例2︓ 10日後に、ESCAPワークショップで発表 (2019-11-15) 100

  101. The UNVT Team UNGIS GeoThings 国土地理院 国立天文台 農業環境変動研究センター Mapbox マップル・オン

    OSGeo 日本支部 国連地理空間情報課 国連グローバルサービスセンター 101
  102. ⼟地情報管理への応⽤可能性 最新の地形図情報に 農地の筆ベクトルタイルを重ね合わせ 102

  103. 最新の空中写真に 農地の筆ベクトルタイルを重ね合わせ ⼟地情報管理への応⽤可能性 103

  104. 1880年代の地形図に 農地の筆ベクトルタイルを重ね合わせ ⼟地情報管理への応⽤可能性 104

  105. UNVT: Recent progress Raising awareness of the UN Open GIS

    through the UNVT. Exercise with multiple P3s. Land information app from the UNVT community. # date UNVT presentations in: 1 2019-10-13 FOSS4G 2019 Kobe (Kobe, Japan) 2 2019-11-03 UN-GGIM-AP WG-3 workshop (Canberra, Australia) 3 2019-11-05 UN-GGIM-AP Plenary (Canberra, Australia) 4 2019-11-15 ESCAP workshop on land information management (Tashkent, Uzbekistan) 5 2019-11-22 Mapping Technology Association Symposium (Tokyo) 6 2019-11-28 GSI Maps Partner Network Conference (Tokyo) 7 2019-11-30 Geospatial Expo 2019 (Tokyo) 8 2019-12-03 JICA training course exercise (Tsukuba, Japan) 9 2019-12-10 ISO/TC 211 19160-2 workshop (Omiya, Japan) 10 2020-01-09 Lecture for Senior Surveyors (Tokyo, Japan) 11 2020-01-14 Lecture for Aoyama Gakuin University (Sagamihara, Japan) Raise awareness of our “Contribution by Tangible Running Code” through the United Nations regional cooperation channels, software development community channels, and local channels. 105
  106. ࠃ࿈((*.の⽬的と機能 (E/2011/L.53) B ڠྗڧԽについての調整と対話 C ૬ޓӡ༻のための共通原則、共通の⽅法、共通のメカニズム c. 国のೳྗڧԽについて、また、興味を持った国が地理空間情報 と背景技術を開発することについて、効果的なઓུを⽴案 d.

    国の活動について柔軟性は残しつつ、ϕετϓϥΫςΟεを編 纂・普及 e. 関係分野の既存のフォーラムや機構に⽴脚しなければならない。 ࠃ࿈((*.ͱ͸ɺڠྗڧԽɾ૬ޓӡ༻ɾೳྗڧԽͰ͋Δɻ 運用技術がこの意見交換の場に貢献できる余地は大いにある。 106
  107. 国連議事: 私の戦い⽅ 1.⾃分のアジェンダを持つ 2.既存のドキュメントを読み通す 3.既存のドキュメントを武器にする 107

  108. 仙台防災枠組×UNVT グローバルターゲット(g)「2030年までに,…災害リスク情報 …の入手可能性とアクセスを⼤幅に向上させる」の達成に貢 献。具体的には,「優先⾏動1︓災害リスクの理解」のう ち,次の優先⾏動に貢献しうる。 24. (c) リスクマップを含む位置情報ごとの災害リスク情報 を,(作成し,定期的に更新し,そして)政策決定者,一 般市民,災害リスクに直面している地域コミュニティに対し,利

    ⽤できる場合には,地理空間情報技術を使⽤して,適切な 形式で,適宜,普及する. 24. (m) 特定の対象者とそのニーズを考慮しつつ,…コ ミュニティの動員により,災害リスク情報及び知識を含む, 災害リスクの削減に関する公教育と国⺠意識を強化するた めの国家戦略を促進する. 24. (o) 地域密着型の組織や NGO の関与を通じて,災害リ スク情報を広めるために地域レベルで人々の協力関係を強 化する. 108
  109. 災害対応と、その蓄積 109

  110. ハザードマップポータル 110

  111. ⾃然災害伝承碑 111

  112. 災害のための地理空間情報及びサービスの戦略枠組×UNVT パラグラフ20︔現代的で,費用対効 果が良く,オープンソースの技術を, データ及び情報の管理を改善す ることに⽤いることができる. パラグラフ24f︔新たな地理空間情 報管理技術の応用を追求する. パラグラフ25︔ a. 加盟国やその他のステークホ

    ルダーがそれぞれの共通インフラ やサービスを確立することを⽀援 すること. b. システムやプロセスの相互運 用を促進し,加盟国にとってのベス トプラクティスを共有すること. 112
  113. 統計地理空間地球規模枠組×UNVT 原則4「統計と地理空間の相互運⽤性」によれ ば,相互運⽤性の恩恵を実現するために重要な 意味を持つのは,規格への明確な合意とその規 格の実装への深い関与である。 UNVTは,原則4に掲げられた下位⽬標のうち, とりわけ次の⽬標に寄与する 1. アクセスと使⽤を⼤幅に効率化し,時間を経 ても採択と進化が可能な(例えばAPIを通じ

    た)アクセスメカニズムを実装すること. 2. データとツールを再利⽤できるよう,取り組 みの重複を避けて,共通の解決策を開発するこ と. 3. 可能な限りデータとツールが自由で開かれたも のであることを確保し,技術その他の相互運用 性の問題によって情報が失われることなく, ユーザがすべての情報にアクセスできるようにする 113
  114. 114

  115. 2019-09-24/25 国連総会 SDGs サミット政治宣⾔ 20. 災害リスクは人類にとって悲惨な結果となりえる勢いで増大して いる。 23. 世界の多くの場所で…自然災害はより頻繁かつ猛烈になり、莫 大な人的被害を発生させ、持続可能な開発目標の実現を阻害してい

    る。強靭で、平和で、公正で、包摂的な社会を築く我々の能力は断片 化され不十分であることが多い。 → 自然災害への対応が重要課題である、と改めて認識されている。 115
  116. SDGs×UNVT ⽬標9「レジリエントなインフラを整備し,包摂的で持続可能な産 業化を推進するとともに,イノベーションの拡大を図る」 9.a …途上国への…技術の支援強化を通じて,…持続可能かつ強靭(レジ リエント)なインフラ開発… 9.b …開発途上国の国内における技術開発,研究及びイノベーションを⽀援… ⽬標17「持続可能な開発に向けて実施手段を強化し,グローバ ル・パートナーシップを活性化する」

    17.6 科学技術イノベーション(STI)…に関する…協⼒…を向上させる. また,…相互に合意した条件において知識共有を進める. 17.9 …効果的かつ的をしぼった能力構築の実施に対する国際的な支援を強 化する. 17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした,効果 的な公的,官民,市民社会のパートナーシップを奨励・推進する. 17.18 2020年までに,後発開発途上国及び⼩島嶼開発途上国を含む開発 途上国に対する能力構築支援を強化し,所得,性別,年齢,⼈種,⺠ 族,居住資格,障害,地理的位置及びその他各国事情に関連する特性 別の質が高く,タイムリーかつ信頼性のある非集計型データの入手可能性を 向上させる. 「⽇本の得意」 「⽇本の苦⼿」 116
  117. 持続可能な開発⽬標(SDGs)推進本部 117

  118. SDGs アクションプラン 2020 持続可能な開発⽬標(SDGs)推進本部(本部⻑︓内閣総理⼤⾂) 令和元年12⽉20⽇決定 118

  119. 119

  120. 120

  121. 121

  122. 122

  123. 123

  124. 国連ベクトルタイル ツールキットは、 イノベーションと パートナーシップで 地球規模課題に チャレンジします。 124

  125. 統合地理空間情報枠組×UNVT 戦略過程5「イノベーション」 Ø政府がデジタル・ディバイドを迅速に橋渡 しできるようにするイノベーションと創 造性のために、強化された機会を創 出する。 Ø最新で費用対効果が高い技術の使⽤を 活性化する。 戦略過程7「パートナーシップ」 Ø有効なセクター横断協⼒と領域横断協

    ⼒、産業及びプライベートセクター とのパートナーシップ、そして国際協力 125
  126. UNVTが⽬指す好循環 領域横断 セクター横断 パートナーシップ 多分野への 展開 自由で 開かれた ソフトウェア 126

    展開 拡張 持続 イノベーション パートナーシップ インパクト
  127. アジア太平洋 ü地理院は伝統的にア ジア太平洋地域会議 を重視してきた。 ü会議への継続的参加 だけでなく、事務局 や会⻑の引き受けも。 127

  128. 128

  129. …… 129

  130. 次のステップ Tangible Running Code をつたえる国連⽂脈をつくる UNVT を⽤いた災害リスク情報・ 災害情報の演習を含む 130

  131. https://ggim-tokyo-2020.github.io 131

  132. https://ggim-tokyo-2020.github.io/ja 132

  133. 133

  134. 134

  135. 参加は先着順 参加費は不要 登録は今すぐ https://ggim-tokyo-2020.github.io/ja/ 135

  136. 3⽉末 地理院地図 Vector 「事業化」 136

  137. 6⽉ 平和維持技術パートナーシップ シンポジウム ※ 画像は 2018 年のシンポジウムのものです 137

  138. 8⽉ 国連 GGIM 138

  139. 12⽉ FOSS4G Asia 2020 ※ 画像は 2018 年の FOSS4G Asia

    のものです 139
  140. 140

  141. 141

  142. 142

  143. 143

  144. 2020年の主要⽇程(まとめ) 2⽉ 国連 GGIM 防災会議 3⽉ 地理院地図Vector「事業化」 6⽉ 平和維持技術パートナーシップ シンポジウム

    8⽉ UN-GGIM(⽶国国連本部) 12⽉ FOSS4G Asia 2020(ネパール) 144
  145. まとめ 課題 ウェブで地図の多様性を確保する。 問題 ウェブ地図技術が刊⾏主体に⾏き渡っていない。 解決策 現代的なウェブ地図運⽤技術を、オープンソース ⽅式で共有する。 インパクト 刊⾏主体同⼠のパートナーシップにより解決策が

    持続し、より包括的なパートナーシップに展開する。 これからの 課題 当初の少数の成功例を作り、国際的チャンネルも 含めて広報する。 145
  146. 国連と⽇本 146

  147. JICA ⼒⽯広報室⻑: ⽇本と世界のつながりを知る⽇本・ 途上国相互依存度調査 DATA BOOK 2010「はじめに」 147

  148. 国際益と国益が調和する ところを賢く⾒つけ ⾃らの⽐較優位を意識し リーダーシップを意識した よい仕事をする (私の場合) 148

  149. ⽇本の役割 地理的 内容的 149

  150. イノベーション パートナーシップ 150

  151. ウェブ時代における 地理空間技術 Geospatial Technology in an age of the Web

    国⼟地理院企画部 地理空間情報政策調整官 元・国連地理空間情報課 上級地理空間専⾨官 国連ベクトルタイルツールキット 主任 UN-GGIM 防災作業部会 演習主任 UN-GGIM-AP 統計統合作業部会 副議⻑ 藤村 英範(ふじむら ひでのり) 2020-01-14T13:20/14:50 はじめての空間情報システム 2020-01-14T15:05/18:20 演習B @⻘⼭学院⼤学相模原キャンパス