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本ではわからない クラウド活用の理想と現実

本ではわからない クラウド活用の理想と現実

Takayuki Kawakami
PRO

October 19, 2022
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Transcript

  1. 本ではわからない
   クラウド活用の理想と現実
 インフラ部 基盤3G 金近 勇治

  2. “ クラウド化の理想と現実


  3. 運用はクラウドサービスにお任せ
 クラウド化の理想 負荷に応じてスケール
 複数AZで高い可用性


  4. とりあえずクラウドに乗せただけ
 クラウド化の現実 クラウドの障害に振り回される毎日
 硬直的な予算でスケールできず
 アプリも構成も運用も、理想とは程遠い……


  5. オンプレの方が良かった説 既存の運用+クラウド運用という運用二重苦 スケールさせたらオンプレより高い クラウド障害頻発で可用性はむしろ下がった クラウド化のメリットって……何?


  6. 諦めるには早すぎる みんな通る道です
 むしろ、ここからが始まり


  7. “ 理想への第一歩


  8. いきなり理想は追い求めない 絶対に挫折します 日々の業務に追われ……時間を取れない 障害発生、急な依頼、etc……計画通りに進まない いつまでも成果が見えない……ムダと判断される

  9. まずは、現状改善 改善の時間を作るための改善
 理想と違う形だっていい!
 とにかく実績を作ろう
 他のチームへの貢献もお忘れなく


  10. 現状改善の実例 簡単なスクリプトで確認作業の自動化
 自動化の有用性を認められたら、環境設定・構築の自動化
 自動化スクリプトの作業手順書を作成して共有
 自動化で浮いた時間を使って、さらに自動化を進める


  11. “ 好循環を作り出そう


  12. 焦らず少しずつ 理想形は、はっきりさせておきましょう
 一度に全システムではなく、部分的に変更
 今の運用から、少しずつ、段階的に
 局所最適に陥らないように、気を付けよう


  13. 余裕ができたら大物に 段階的にできないものは、余裕ができてから
 大物に手を付けるときは集中して
 大物までに実績を積んで信頼されておきましょう
 それでも、できるだけ小規模に


  14. 実際の現場 アプリエンジニアと協力して分散可能なシステムに
 LinuxやAWSをIaCで構築自動化
 DBへのアクセスコードを見直してDBスケール対応
 IaCツールやサーバーの増減などを自動化
 IaCのコードをドキュメントとして代用
 手順が共通化されて品質向上
 新規参入者でも活躍しやすい環境
 既存環境のIaC化は焦らずじっくり


  15. “ 行き詰ったら


  16. 改善を推進できる人が限られてくる 改善する人、しない人に分かれるのは自然なこと
 定期的に勉強会などで共有するのも良いです
 適材適所に役割を分けることにしました


  17. 理想形が会社の方針とずれてくる 方針が変わったら、その都度理想形を見直しています
 改善は”いつものこと”で、終わりはありません
 ある程度方針が変わっても耐えられる柔軟性を考慮しています


  18. 予算が縮小されて身動き取れない 別の現場への移動を申し入れる(SIerの方など)
 私の場合は、いろいろあって最終的に転職を選びました
 転職は、不安よりワクワクでした
 一番ワクワクできる会社へ就職


  19. “ 最後に


  20. 最初から理想通りにはいかない 最初から理想形の現場はごく稀です!
 色々な工夫をしながら、現場に合った理想を追求しましょう!
 会社の方針や社会の状況に合わせて、理想は変化します!


  21. Fin.


  22. アンケートのお願い ウェビナー終了時にアンケートの画面が表示されます。
 今後の発表の参考にしたいので、ぜひご回答をお願いします。