駆け出しリーダーとしての第一歩〜開発チームとの新しい関わり方〜 / Beginning Journey as Team Leader

2025年1月8日開催RSGT2025のスポンサーセッションで登壇した際の発表資料です。
https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2025/proposal/21330

Transcript

1. 駆け出しリーダーとしての第一歩 〜開発チームとの新しい関わり方〜 2025.01.08 | 別府 瞭 © kaonavi, inc.
2. 自己紹介 © kaonavi, inc. 2
3. 自己紹介 © kaonavi, inc. 3 所属 株式会社カオナビ 2020年新卒入社 職種 プロジェクトリーダー 兼 フロントエンドエンジニア RSGT参加記録 RSGT2024 初参加、RSGT2025で二回目 別府 瞭 beppu ryo (@nukoneko_tarou) NFCカード持っているので ぜひ声をかけてください！！
4. 会社紹介 © kaonavi, inc. 4
5. 事業概要 経営データを⼀元化し、 正しい経営判断を⽀援する 予実管理システム 経営管理 労務⼿続きをペーパーレスで完結し、 ⼈事業務のDX化を推進する 労務管理システム 労務管理 社員の個性‧才能を発掘し、 戦略的⼈事を加速させる タレントマネジメントシステム ⼈材管理 パーパスやビジョンの実現に向け、マルチプロダクト戦略で展開。 5
6. 一番伝えたいこと © kaonavi, inc. 6
7. 人には人のやり方がある 自分にあったリーダーシップってなんだろうと 見つける旅に出よう！ 一番伝えたいこと © kaonavi, inc. 7
8. 私の旅の一部をご紹介します 一番伝えたいこと © kaonavi, inc. 8
9. INDEX • エンジニアからリーダーへ • 旅への目覚め • 自己探求の旅へ • 旅で得た学び • あなたも旅を始めませんか？ © kaonavi, inc. 9
10. エンジニアからリーダーへ © kaonavi, inc. 10
11. バックエンドエンジニア ↓ フロントエンドエンジニア ↓ プロジェクトリーダー (兼フロントエンドエンジニア ) エンジニアからリーダーへ © kaonavi, inc. 11 ↓今ここ
12. このままずっとコードを書いて行くんだ！！ エンジニアからリーダーへ © kaonavi, inc. 12
13. とある日、 リーダーを目指して欲しいと言われました エンジニアからリーダーへ © kaonavi, inc. 13
14. やらない理由って一つも無いよね？ エンジニアからリーダーへ © kaonavi, inc. 14
15. 「リーダーって何？」 私はこの問にずっと苦しめられてきました エンジニアからリーダーへ © kaonavi, inc. 15
16. エンジニアからリーダーへ © kaonavi, inc. 16 モチベーショングラフ リーダーって何？↓ ←答えを見つける
17. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 17
18. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 18 モチベーショングラフ リーダーって何？↓ ←答えを見つける この2つを見ていきます
19. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 19 モチベーショングラフ リーダーって何？↓ ←答えを見つける まずはこちら
20. トップダウン型リーダー 自らが率先してタスクをやったり、意思決定をおこなったり ファシリなども積極的にやっていた 旅への目覚め © kaonavi, inc. 20
21. 😫 < 全く手が回らない… 旅への目覚め © kaonavi, inc. 21
22. 現状を変えたくて一人で一生懸命だった 自分のタスクのやり方を変えたり、スクラムイベントの理解を深めたり ただ、現状は大きく変わらなかった 旅への目覚め © kaonavi, inc. 22
23. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 23 モチベーショングラフ リーダーって何？↓ ←答えを見つける ターニングポイント
24. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 24 ほかチームの手伝いをするので しばらくチームタスク出来ないです。 すみません…
25. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 25 なんで謝るんだろう？ チームメンバーが他で仕事して来るなんて チームにとって誇らしいのに… 🤔
26. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 26 その考え方はなかったです！
27. これだ！！ 旅への目覚め © kaonavi, inc. 27
28. この日を堺にサーバント型リーダーに • タスクが完了したらslackに投稿してもらってみんなで盛り上げる • タスクの進行度が良かったら順調でいいね！最高！と素直に褒める • タスクを振って完遂してくれたら素晴らしいと声をかける などなど… 旅への目覚め © kaonavi, inc. 28
29. チーム内でも次第に声が出始め チーム全員で盛り上げるチームに 旅への目覚め © kaonavi, inc. 29
30. 旅への目覚め © kaonavi, inc. 30 モチベーショングラフ リーダーって何？↓ ←答えを見つける
31. 旅の地図を手に入れ 旅の第一歩を歩き出した 旅への目覚め © kaonavi, inc. 31
32. 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 32
33. 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 33 ↓越えられない壁
34. 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 34 安定はしているが、次のステップに進めていないモヤモヤ感 ↓越えられない壁
35. チームのモチベーションは上がった 次はどうする？ モチベーションが上がり、チームの動きが良くなった。 しかし、成長の壁を感じその壁を壊すための方法を模索する必要があった。 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 35
36. 客観的な視点を獲得するためにチームから 一歩引くことを決意 • 権限委譲をする • タスクをやらないことを決意 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 36
37. 勇気を出して移譲していく • プランニングのファシリ → QAエンジニアの人にやってもらう(シフトライト) • レトロスペクティブのファシリなどはローテーション • 意思決定は極力チームに任せる 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 37
38. タスクをやらないことを決意 • 主要なストーリータスクは持つことをやめた • やらない代わりに先を見据えたチーム活動に時間を割けるように ただしチーム貢献度は同等か今まで以上にしなければいけないプレッシャーはあった 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 38
39. チームがどうすれば最大限のパフォーマンスを発 揮できるのかを考えるように 自分の成長だけが価値を届ける最速の手法ではない。 チーム全体でスピードが出ることが重要と気がつけた 視野が広まることにより、問題点が見えるようになってそこに最適なアプローチをかけられるよ うになった 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 39
40. 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 40 チーム スプリントに積まれてい るタスク ←ここやってます
41. 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 41 チーム ←ここやってます 問い合わせ スケジュール 調整 差し込みタスク 技術的なタスクの 優先度付け チームの雑務 チームの方針決め Integration Unitテスト拡充 チームの 健康状態把握 POからの 技術的な質問対応 チームにこれやったほうが いいんじゃないと提案 先のブロッカーに なりそうなタスク調査 Jira整理 スプリントに積まれてい るタスク
42. 視点がチームから一歩離れることで色々と問題が見 えてきて対処することができた • スプリントゴール改善 • バグチケットの起票フロー改善 • 顧客解像度を上げるため顧客の声からストーリーをみんなで作ってみる会 • 意思決定の高速化 などなど 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 42 詳細聞きたい方はぜひお声がけください！！
43. メインのタスクはやってないがコードもかける タスク調査とかテスト拡充とか色々と時間を見つけてやっている ただし、すぐに手放せるタスクという縛りは設けている 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 43
44. チームにとっても自分にとっても 良いリーダーシップ 今のチームの状態と照らし合わせるとこれがベストだと感じた ただし、新しい壁は次々に生まれているので柔軟に可変していく必要はある 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 44
45. リーダーのやり方はチームとともに 成長・変動していく 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 45
46. とにかく楽しみながらチームと自分自身も成長して いく 自分なりの軸を見つければ後はそれをベースにやり方を模索するだけ そうするとチームでの改善ポイントやそれに対するアプローチが沢山見えてくる 今回のRSGT2025でも沢山情報を得てもっと最強のチームを目指していく 自己探求の旅へ © kaonavi, inc. 46
47. 旅で得た学び © kaonavi, inc. 47
48. リーダーのやり方に正解はない 自分らしさというのを軸にチーム構成や環境と照らし合わせて常に可変するもの それにより効率的にチームを育て、自分自身もリーダーという役割を楽しむ 旅で得た学び © kaonavi, inc. 48
49. 旅で得た学び © kaonavi, inc. 49 チーム チーム チーム 旅立つ前 旅の途中 目指すべき姿 リーダー
50. 最終的にはリーダーはいない状態を目指す チームはチームメンバーが主役。 誰かではなくチームとして問題を捉え、チームとして正解に動く 旅で得た学び © kaonavi, inc. 50
51. あなたも旅を始めませんか？ © kaonavi, inc. 51
52. リーダーを始めたばかりの人へ これからリーダーを始める人へ あなたも旅を始めませんか？ © kaonavi, inc. 52
53. 人には人のやり方がある 自分のリーダーシップってなんだろうと 見つける旅に出よう！ あなたも旅を始めませんか？ © kaonavi, inc. 53
54. リーダーになって欲しい部下を抱えている人へ リーダーの育成に取り組むマネージャーへ あなたも旅を始めませんか？ © kaonavi, inc. 54
55. 一歩踏み出せるような環境を 極力提供してあげてください • 沢山トライ&エラーできる環境 • いつでも相談できる環境 • ほかチームと学びを共有できる環境 • 信頼してチームを任せてくれる環境 などなど… あなたも旅を始めませんか？ © kaonavi, inc. 55
56. そんな環境がカオナビにはあります！ あなたも旅を始めませんか？ © kaonavi, inc. 56
57. https://corp.kaonavi.jp/recruit/list/ 選考を希望する⽅ https://hrmos.co/pages/kaonavi/jobs/casual21 まずは話を聞いてみたいという⽅ 57 一緒に働く仲間を募集してます！
58. ご清聴ありがとうございました！