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InnerSource Commons コードの共同所有が企業活動のまん中に来る日

InnerSource Commons コードの共同所有が企業活動のまん中に来る日

InnerSource Commons Meetup #2
インナーソース入門! コードの共有所有から探るインナーソースの役割https://innersourcecommons.connpass.com/event/259065/

Yasunobu Kawaguchi

October 17, 2022
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Transcript

  1. https://blog.bosch-si.com/ digital-transformation/ agility-at-bosch-mission-impossible/ アジャイル開発は、テスラ社との協業にも役立ってい ます。テスラの電気自動車には、シャシーと安全シス テムを提供しています。これらのハードウェアおよび ソフトウェアコンポーネントの多くは、それぞれの車 両の要件に正確に適合させ、望ましいハンドリング特 性に調整することができます。このアプリケーション はテスラ社と短期間で成功裏に完成し、このプロジェ

    クトがアジャイルエンジニアリング手法の使用に適し ていることが証明されました。この成功したコラボ レーションが評価され、テスラは2014年に私たちに 「Excellent Development Partner」賞を授与しま した。これは、ボッシュが新規市場参入者を含む多様 な顧客要件に対応できることを改めて示すものです。 テスラ社との共同開発では、開発期間は通常の半分で 済みました。
  2. 1970-80年代 コンピュータの普及 1990年代 パーソナルコンピュータの普及 ソフトウェア工学の黎明 2000年代 Webブラウザ、仮想化、クラウド、スマホ 2010年代 スマホ/クラウド中心、ビッグデータと機械学習 軽量ソフトウェア開発

    方法論の進展 フリーソフトウェア OSS 2001 アジャイル マニフェスト アジャイルの普及 リーンスタートアップ 2009年 リーマンショック 2010年東日本大震災 DevOps MIT, Xerox PARC, DEC, シリコンバレー Unix, Mac, Windows IE4-, VMware/Xen, Chrome, iPhone, Android ドットコムバブル崩壊 クラウドの普及 ユニコーン企業 GAFA+M ざっくり年表 日米経済摩擦 1985年プラザ合意 2001年同時多発テロ 自動車、半導体産業 1991年バブル崩壊
  3. 1970-80年代 コンピュータの普及 1990年代 パーソナルコンピュータの普及 ソフトウェア工学の黎明 2000年代 Webブラウザ、仮想化、クラウド、スマホ 2010年代 スマホ/クラウド中心、ビッグデータと機械学習 軽量ソフトウェア開発

    方法論の進展 フリーソフトウェア OSS 2001 アジャイル マニフェスト アジャイルの普及 リーンスタートアップ 2009年 リーマンショック 2010年東日本大震災 DevOps MIT, Xerox PARC, DEC, シリコンバレー Unix, Mac, Windows IE4-, VMware/Xen, Chrome, iPhone, Android ドットコムバブル崩壊 クラウドの普及 ユニコーン企業 GAFA+M ざっくり年表 日米経済摩擦 1985年プラザ合意 2001年同時多発テロ 自動車、半導体産業 1991年バブル崩壊
  4. オリジナルのスライド https://www.infoq.com/presentations/The-Roots-of-Scrum/ Google の戦略: マネジメントを取り除く • Rosing氏がGoogleに入社した2001年当時は、「エンジニ アリング部門にマネジメントがいました。そして、その構造 は、「そんなことをしてはいけない」と人々に言う傾向があ りました。そこで、Googleはマネージャー職を廃止します。

    現在、ほとんどのエンジニアは3人1組のチームで仕事をして おり、プロジェクトリーダーはチームメンバーの間で交代し ています。何かおかしいことがあれば、それがすでにリリー スされたプロダクトであっても、チームは誰にも聞かずにそ れを修正します。アジャイル原則#5, #9, #12 • 「しばらくの間、私には160人の直属の部下がいました」と Rosing氏は言います。マネージャーはいませんでした。そ れがうまくいったのは、チームが自分たちのやるべきことを 知っていたからです。それが人々の頭の中の文化的なスイッ チが入りました。あなたがボスだ。出番を待つな。管理され るのを待ってはいけない。" アジャイル原則#1, #3 • そして、もし失敗しても大丈夫。次のアイデアに向かおう。 「賢くてやる気のある人たちが正しいことをする能力を信じ ています」とRosing氏は言います。「それを邪魔するもの が、悪なのです。」 アジャイル原則#5, #12
  5. エンジニアリングの目指すべき星 • 全社のソースコードはだれにでも利用可能 • 開発者はだれでも会社のどこでも改善できる • 会社の知的財産は長年に渡って再利用可能な コンポーネントである • だれもが他の人の作った再利用可能なコン

    ポーネントを探すことができる • 開発者は人気のあるコンポーネントを作るこ とで称賛される • 開発者が変更を加えたら、すぐさま全社の社 員から見ることができる • ビルドとテストの時間は、変更を加えたらす ぐ確保される • 開発者は他のチームに移れるし、そのチーム での働き方を知っている https://www.slideshare.net/WinOpsConf/sam- guckenheimer-moving-to-one-engineering-system
  6. Beyond Budgeting - enabling business agility 脱予算経営 - ビジネスアジリティを実現する 1.目的

    - 大胆で崇高な目的のために人々を巻き込み、 奮起させる。短期的な財務目標ではなく。 2.価値 - 共有された価値観と適切な判断によって経営 する。細かいルールや規則ではなく。 3.透明性 - 自律的な規制、イノベーション、学習、コ ントロールのために情報をオープンにする。それを制 限しない。 4.組織 - 強い帰属意識を育み、責任あるチームを組織 する。階級的管理・官僚主義を排除する。 5.自律性 - 人々を信頼し、自由に行動させる。もしそ れを乱用する人がいても(それ以外の)全員を罰するこ とはしない。 6.顧客 - 全員の仕事を顧客ニーズと結びつける。利益 相反を回避する。
  7. Beyond Budgeting - enabling business agility 脱予算経営 - ビジネスアジリティを実現する 7.リズム

    - ビジネスリズムやイベントに合わせて、ダイ ナミックにマネジメントプロセスを組織化する。年次の 決算に合わせるだけでなく。 8.目標 - 方向性と、野心的・相対的な目標を設定する。 固定の、カスケード(上位から分解した) 目標を避ける。 9.計画と予想 - 計画や予測を、無駄のない公平なプロセ スにする。硬直的で社内政治的なエクササイズではなく。 10.リソース配賦 - コスト意識を醸成し、必要なリソー スを提供する。年次の詳細な予算配分を行わない。 11.パフォーマンス評価 - 学習と能力開発のために、パ フォーマンスを総合的に評価し、ピア(1対1の)フィード バックを行う。計測のみでなく、報酬決定のためだけで なく。 12.報酬 - 競争ではなく、ともに成功することに報いる。 固定のパフォーマンス契約に対してではなく。
  8. 1970-80年代 コンピュータの普及 1990年代 パーソナルコンピュータの普及 ソフトウェア工学の黎明 2000年代 Webブラウザ、仮想化、クラウド、スマホ 2010年代 スマホ/クラウド中心、ビッグデータと機械学習 軽量ソフトウェア開発

    方法論の進展 フリーソフトウェア OSS 2001 アジャイル マニフェスト アジャイルの普及 リーンスタートアップ 2009年 リーマンショック 2010年東日本大震災 DevOps MIT, Xerox PARC, DEC, シリコンバレー Unix, Mac, Windows IE4-, VMware/Xen, Chrome, iPhone, Android ドットコムバブル崩壊 クラウドの普及 ユニコーン企業 GAFA+M ざっくり年表 日米経済摩擦 1985年プラザ合意 2001年同時多発テロ 自動車、半導体産業 1991年バブル崩壊