enebularとSUNABAを使ってローコードでチャットボット開発する河津正和
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河津正和● とある広告代理店勤務● 主にバックエンド領域のテクニカルディレクター● 新規事業開発的なお仕事をしてます● コンテナ技術とか機械学習とか電子工作とか3Dプリンターにも興味ありTwitter:@kawazu255_Qiita:kawazu255note:kawazu255
SUNABAとは?● Docomoが提供しているチャットボット開発のためのプラットフォーム● 対話シナリオをGUIで構築できる● ユーザーとの会話内容(ステータス)を保持できる● xAIMLという形式で作成した会話シナリオをエクスポート・インポートできる● 作成したシナリオをAPI化できる
チャットインターフェースシナリオロジックとインターフェースを連携会話シナリオ管理
enebularを使えばLINEでチャットボット展開するまでほぼコード書かずに開発できる!?
enebularのキャッチアップ
開発当初のenebularの知識● IoTデバイスとのシステム連携をノーコードでできる・・・?● LINEとの連携もノーコードでできる・・・?● とりあえずなんかノーコードでいけそう● 知識が乏しい
とっても入門できた記事● Teachable MachineとenebularとLINE Botで機械学習を体験しよう!○ https://atlabo-handson-08.netlify.app○ がおまるさん著(ありがとうございます! )
記事でのノードの流れ
記事でのノードの流れ外部連携している箇所をSUNABAに置き換えればいけるのでは・・・!?
SUNABAセットアップ
新規登録
ボット一覧
ボット作成
シナリオ編集画面
APIテスト画面
APIテスト画面enebularへの設定に使います→
curlでも叩けることを確認
enebularセットアップ
LINEのMessaging APIノードを追加する
1. LINEからのWebhook設定
2. LINEへのリクエストパラメータ解析&SUNABAへのリクエストボディ作成
2. LINEへのリクエストパラメータ解析&SUNABAへのリクエストボディ作成←LINEへのリクエストパラメータから、使用する要素を抽出←SUNABAにPOSTするリクエストボディを作成LINEに入力したメッセージをそのままSUNABAのVoiceTextに渡す
3. SUNABAへのリクエスト
4. SUNABAからのレスポンスを解析&LINEリプライの内容を作成
4. SUNABAからのレスポンスを解析&LINEリプライの内容を作成←SUNABAのレスポンスから返答文を抽出←LINEリプライのためのレスポンスを整形
5. LINEへのリプライ処理LINE Developersconsoleから確認
LINEボットとの20カウント勝負
保持しているカウント数によって、返答内容を場合分けすることができる
まとめ● 複雑なものでもある程度のものは、GUIで対話シナリオ作成できそう。● 言葉のゆらぎをどれだけ吸収してくれるかはもうちょっと検証(ほとんど単語マッチな印象)● チャットボットで何かシステムを構築する時は、会話シナリオが体験の肉付けをしてくれる。チャットボットでやりたいこと+αみたいな形で取り入れられるといいかも(LINE + enebular + SUNABA + 画像認識)● 外部連携ありのチャットボットをノーコード/ローコードで作れるenebularすごい