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Minitab による検出力分析

Minitab による検出力分析

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  1. 概要: 検出力とは ある検定において、帰無仮説が偽であ ることを正しく検出できる確率が検出 力です。 例えば、2サンプル t 検定の場合、あ る2つの調査対象の間に事実として平均 差が存在するとして、それを検定に

    よって正しく検出できる確率が検出力 です。 検定は、検出力が80~95%と高い条件 で実施することが重要とされています。 2 事実 帰無仮説は正 (μ = 0) 帰無仮説は偽 (μ≠0) 推 測 に よ る 判 断 帰無仮説は 正 (μ = 0) 正しい判断 p = 1 – α 第2種の過誤 p = β 帰無仮説は 偽 (μ≠0) 第1種の過誤 p = α 正しい判断 p = 1 - β 検定の結果は、右の4通りのいずれかの結果を必ず取ることにな りますが、検出力はそのうち右下の象限に属する確率です。
  2. 操作 2. サンプルサイズは空欄(これから 求めるため項目のため) 3. 差 に 3 (検定によって検出したい 差の大きさ)

    を入力 4. 検出力 に 0.8 (差を検出させたい 確率) を入力 5. 標準偏差 に 1 (工程の標準偏差) を入力 6. OK をクリック 7