ですし、コミュニケーションにも一貫性が出てきます。 それにコーチがいるとコミットメントが引き出されるじゃないですか。 エグゼクティブ層にもなると行動や変化を促してくれる存在っていなく なってしまうんですよね。経営陣対象の360度評価も実施はしていますが、 どうしても直接的ではなくオブラートがかかった言葉になってしまう。 だからこそコーチのようにズバッと問いをくれる存在、本質を射抜いて くれる存在というのは大きいですよね。 当時はHR部門に移動したばかりで、初めてのHR領域の業務や仕事に対し て悩みを抱えていた時期だったんです。もちろんマネージャーに相談す ることもできたんですけど、「実は...」と打ち明ける踏ん切りってなかな かつかないものですよね。自分のなかでどうにか処理できるだろうと思 い込んでいた節もあって、結局自分のなかに抱えたままにしていました。 でもいざコーチに話してみたら、自分は何に対してどう感じているのか が自覚でき、思考が整理されました。コーチングが終わった後は毎回モ チベートされていましたね。 あとは仕事をするうえで、これまでの経験から反射的に答えを出してし まっていたり、知らず知らずのうちに思考が凝り固まってしまっている ことは意外とあると思うんです。コーチの関わり方を思い返して、主張 したいことがあったら「なぜ主張したいのか」を自問できるようになっ たのはすごく感じますね。 他の対象者からも「アクションが明確になり、パフォーマンスがぐっと あがる」「問題解決への姿勢が前向きになる」「振返りのサイクルをつ くれたことで自己成長やストレス軽減につながっている」といった声が あがっています。 コーチングを受けてみての感想 株式会社メルカリ 執行役員CHRO 木下 達夫 株式会社メルカリ HRBP 笹木 葉子