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20220713_GCカレッジ/キャリア研修(第28回)|ストレスマネジメントとメンタルヘルス(職業生活上のストレッサー)

 20220713_GCカレッジ/キャリア研修(第28回)|ストレスマネジメントとメンタルヘルス(職業生活上のストレッサー)

社内研修で登壇した際のスライドです。

Naoshi Nomura

July 13, 2022
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Transcript

  1. 1 Copyright © GOODCREW Co., Ltd. All Rights Reserved./GC₋College  Page-

    キャリア研修  自分のキャリアを豊かにする『思考法』   第28回:ストレスマネジメントとメンタルヘルス(職業生活上のストレッサー) 実施日時:2022年7月13日(水)、20時00分~21時00分 実施者:野村尚史 株式会社グッド・クルー 執行役員 ヒューマンリソースコンサルティング事業部    リクルート担当兼セカンドキャリアエージェント担当 国家資格キャリアコンサルタント 米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー アンガーマネジメントファシリテーター® アンガーマネジメントキッズインストラクター®
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    研修テーマ 自分のキャリアを豊かにする『思考法』 対象者 今後のキャリアについて漠然とでも良いから考えたい人 研修後の状態 自分のキャリアと向き合う気持ちが醸成されている状態 研修の内容 キャリアについて考えるタイミングはいずれ必ず訪れます。 自分の人生を自分でコントロール出来るようになる為に、 自分の人生を自分で豊かにする為に、 キャリアと向き合うことがどんなに重要なのかを語ります。 皆さんへ 一言 僕自身が実践してきたこと・実践していることを伝えます。 自身のキャリアと向き合う機会にしてくれたら幸いです。 当研修の全体像 【毎回共通のスライド】
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    僕自身もみんなと同じ立場です 『自分で自分の人生をコントロール出来るようになる』 この状態を目指して毎日を過ごしています ↓ 一緒に成長していきましょう 毎回参加しても新たな気づきが得られると思います 常に僕自身も成長しているので (直前まで何を話そうか考えてるので、同じ研修は二度とできません!) 【毎回共通のスライド】
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    プロフィール 1989年 3月 :新潟県燕市に誕生 2007年 3月 :新潟県立三条高等学校 卒業 2011年 3月 :東京理科大学 理工学部 建築学科 卒業 2013年 3月 :東京理科大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 修了 2013年 4月 :戸田建設株式会社 入社(施工管理→建築構造設計) 2016年 3月 :株式会社ディ・ポップス 入社(携帯販売提案型営業→採用担当) 2016年10月 :株式会社グッド・クルー 転籍(採用担当→人材紹介→人材マネジメント) 2021年 3月 :株式会社グッド・クルー 執行役員就任 2018年12月 :米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー 認定 2019年 9月 :国家資格キャリアコンサルタント 認定 2019年 9月 :アンガーマネジメントファシリテーター® 認定 2021年 9月 :アンガーマネジメントキッズインストラクター® 認定 【毎回共通のスライド】 趣味:ライフログ サッカー歴は18年間 妻&娘と3人で千葉県在住
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    毎日note更新中 【毎回共通のスライド】 ライフログとして、noteに毎日何かを書いてます note
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    皆さんとの約束 【毎回共通のスライド】 僕が話す内容は全て自分が 『実践してきたこと』 『実践していること』 『実践しようと考えていること』 ↓ 中途半端なことは話しません! 頭の中にあることの全ては話せないので 深く聞きたいことがあれば個別メッセージでも良いので連絡をください
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    キャリアとは? 『生きていくこと』そのもの キャリアに対する考え方・捉え方は人によって違うので、 100人いれば100通りのキャリアがある。 「仕事のことだけを指しているわけではない」 ということを理解しておけば大丈夫です。 【毎回共通のスライド】
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    キャリアは不確実の連続 人生は壮大な実験だ(本田直之氏の言葉) 実験だと思っていろいろ試せば良い。 正解なんてないから、うまくいかなければやり直せば良い。 これからのことなんて想像もつかないんだから。 【毎回共通のスライド】
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    今日のタイトル ストレスマネジメントと メンタルヘルス (職業生活上のストレッサー) 改めて・・・
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    ストレスマネジメントとメンタルヘルス 仕事をしていく上で大切なのは 心の健康 ↓ 心の健康を保つためには 基礎知識が大切 うちの会社には若いメンバーが多いので、 キャリアを積み上げる上で訪れる壁を乗り越える 手助けになれば良いなと思っています。 1.ストレスとは 2.職業生活上のストレッサー 3.ストレス症状 4.ストレスマネジメント 5.メンタルヘルスの基礎知識 6.精神障害の基礎知識 7.職場における心の健康づくり 『ストレスマネジメントとメンタルヘルス』について 全7回の研修で話していきます! 【シリーズ共通スライド】
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    『ストレスマネジメントとメンタルヘルス』について学ぶ意義  技術的な成長と心の成長を考えた時に、心が成長すれば技術を成長させる土台を作っていけると思ってま す。技術的な成長をしていく中で心も成長していくという考えもあるので、どちらかだけが成長していくと いうことではないですし、どちらが先というわけではないです。  ただ、技術的な成長は意識しやすいんですけど、心の成長は結果論になってしまってる人が多い気がして います。「心を成長させるぞ」という意識を持っている人は、そんなにいないのかなと。仕事を通していろ んな人と関わっていく中で、心を成長させて人と人との関係性の中で生じる適応課題を解決していける人に なっていくというのは、ビジネスパーソンにとっては大切な成長です。その上で、心を成長させていくこと の必要性は大きいです。  心の成長において大切なのは、自分自身と向き合うことです。ただ、仕事が忙しいと、自分と向き合うこ となく日々を過ごしてしまう人が多い。「振り返りなんてやってる時間はありません」と言う人もいますけ ど、振り返りも立派な仕事です。もっと言うと、何よりも優先すべき仕事です。  仕事を通して自分は何を感じて、そう感じたのはなぜなのか。自分にはどんな価値観があって、その価値 観が事実に対してどんな主観を生んでいるのか。こういうことを仕事をすると同時に振り返って記録してい くと、その記録が自分の心を成長させてくれる材料になっていきます。これは、やってる人にしかわからな いので、疑っている人はまずやってみてください。  ストレスマネジメントやメンタルヘルスは、生きていく上で非常に大切な要素です。心を成長させていく 中で、自分と向き合う中で、大切な知識でもあります。知識として知っているだけでも、日々の振り返りに 活かされます。今回企画した研修を通して、1人でも良いから救われる人が出てきたら良いなと思ってます。 【シリーズ共通スライド】
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    ストレスマネジメントとメンタルヘルス 仕事をしていく上で大切なのは 心の健康 ↓ 心の健康を保つためには 基礎知識が大切 うちの会社には若いメンバーが多いので、 キャリアを積み上げる上で訪れる壁を乗り越える 手助けになれば良いなと思っています。 1.ストレスとは 2.職業生活上のストレッサー 3.ストレス症状 4.ストレスマネジメント 5.メンタルヘルスの基礎知識 6.精神障害の基礎知識 7.職場における心の健康づくり 『ストレスマネジメントとメンタルヘルス』について 全7回の研修で話していきます! 今日はココ 【シリーズ共通スライド】
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    厚生労働省は2009年に、 『心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針』の判断基準となる 心理的負荷(=ストレッサー)評価表を開示しました(リンクはこちら)。 ※次頁に抜粋 職場における心理的負荷評価表
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    職場における心理的負荷評価表 (1)の具体的出来事の平均的な心 理的負荷の強度は☆で表現している が、この強度は平均値である。ま た、心理的負荷の強度Ⅰは日常的に 経験する心理的負荷で一般的に問題 とならない程度の心理的負荷、心理 的負荷の強度Ⅲは人生の中でまれに 経験することもある強い心理的負 荷、心理的負荷の強度Ⅱはその中間 に位置する心理的負荷である。
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    『心理的負荷評価表』に『パワーハラスメント』の出来事を追加(リンクはこちら)
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    職場以外の心理的負荷評価表(リンクはこちら)
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    『心理的負荷』に着目してみよう これまでに示してきた表の中には、『心理的負担』という項目があります。 これに着目しながら、心理的負担に感じる出来事の種類を見てみてください。 ↓ 「確かにこの程度の心理的負担があるなぁ」と納得する項目があれば、 「表中では『II』でも、自分にとっては『Ⅲ』だなぁ」 という項目があったりすると思います。 「このような出来事がなくても、常にストレスを感じているなぁ」 と思う人もいるでしょう。
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    『職業生活上のストレッサー』とは(リンクはこちらか) ❶職場内在要因 ❷組織内の役割 ❸職場での人間関係 ❹キャリア発達 ❺組織構造・組織風土 ❻職場外の要因 【個人】 ❶抑うつ感 ❷イライラ ❸慢性的な疲れ ❹体調不良 ❺満足感やコミットメントの低下 【組織】 ❶高い退職率 ❷高い欠勤率 ❸人間関係の悪化 →職場の風土が悪化 ストレッサー による負の影響
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    『職業生活上のストレッサー』のチェックリスト ❶職場内在要因 1. 現在の仕事はあなたのスキルや 能力を活かすことができます か? 2. 自分の能力の限界を超えた仕事 をやらなければならないことが ありますか? 3. 現在の仕事量は適切ですか? 4. 残業時間が長すぎると感じるこ とはありますか? ❷組織内の役割 1. 仕事での裁量が十分にありますか? 2. あなたのやるべき仕事は明確ですか? 3. 自分の仕事の中で目的がわからないものはありま すか? 4. 仕事によって異なる上司に報告しなければならな いことがありますか? 5. 自分の価値観と一致しない仕事をやらなければな らないことがありますか? 6. 他人の仕事の責任を負わなければならないことが ありますか? ❸職場での人間関係 1. 職場で仕事上の情報を気軽に交換でき る雰囲気がありますか? 2. 直属上司と気軽に話し合える雰囲気が ありますか? 3. 職場の人間関係で悩むことがあります か? 4. 必要な時は他部署の人と情報交換でき る雰囲気がありますか? 5. 部下からの意見が上司に通りやすい雰 囲気がありますか? ❹キャリア発達 1. この組織の中で自分のスキルを 伸ばせる機会がありますか? 2. 新しい仕事に挑戦する機会があ りますか? 3. この組織の中で、自分の将来に 関して改革するために何らかの 援助が得られますか? 4. 社員に対して計画的に育成がな されていますか? ❺組織構造・組織風土 1. 意思決定の際にメンバーの意見が取り入れられて いますか? 2. 職務遂行に関する適切なフィードバックが与えら れていますか? 3. 仕事の遂行に必要な情報提供がなされています か? 4. 考課に関して個別にフィードバックがなされてい ますか? 5. 評価に対して「公正である」と思いますか? 6. 自分の働きに見合った評価がなされていますか? ❻職場外の要因 P.21の項目を自身に問いかけてみましょう。 ストレッサーによる負の影響を防ぐた めにも、自分が感じているストレスは 何が原因なのかを知ることは大切。こ れらのチェックリストを活用して、自 己理解を深めていきましょう。
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    『職業生活上のストレッサー』を調整する個人的要因と社会的要因 これら6つのストレッサーを調整することを考えると、 個人的な要因と社会的な要因があげられます。 ↓ 同じストレッサーでも、影響を受ける人がいれば受けない人がいます(個人的要因)。 また、社会的なサポートを受けている人は、ストレッサーから守られて、 ストレス反応を起こしにくいとされています(社会的要因)。
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    自分を苦しめている『何か』から自分を救うために 自分の周りにはどんなストレッサーが存在していて、 自分にどんなストレスをかけているのか。 そのストレッサーが、なぜ自分にとってストレスになっているのか。 自分の特徴とどのような関係があるのか、 自分が今いる環境とどのような関連性があるのか。 ↓ こういったことを内省しながら、ストレスについて整理していくだけで、 自分を苦しめている『何か』から救われるかもしれません。
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    内省を通して整理する→結果的に自分がイキイキと働くことにも繋がります なぜなら・・・ 「ここにいる目的は?」という問いの答えに繋がるからです。 自分と向き合うことは、自分の周りの人や環境とも向き合うということです。 自分が何に影響を与えられているのか(良い面でも悪い面でも)、 それはなぜなのか、ということをとにかく考えていきましょう。 ストレスというのは、自分の価値観がダイレクトに反映されるものですから、 目を背けることなく向き合っていきましょう。
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    研修テーマ 自分のキャリアを豊かにする『思考法』 対象者 今後のキャリアについて漠然とでも良いから考えたい人 研修後の状態 自分のキャリアと向き合う気持ちが醸成されている状態 研修の内容 キャリアについて考えるタイミングはいずれ必ず訪れます。 自分の人生を自分でコントロール出来るようになる為に、 自分の人生を自分で豊かにする為に、 キャリアと向き合うことがどんなに重要なのかを語ります。 皆さんへ 一言 僕自身が実践してきたこと・実践していることを伝えます。 自身のキャリアと向き合う機会にしてくれたら幸いです。 当研修の全体像 【毎回共通のスライド】 (再掲)
  24. 31 Copyright © GOODCREW Co., Ltd. All Rights Reserved./GC₋College  Page-

    キャリア研修  自分のキャリアを豊かにする『思考法』   第28回:ストレスマネジメントとメンタルヘルス(職業生活上のストレッサー) 実施日時:2022年7月13日(水)、20時00分~21時00分 実施者:野村尚史 株式会社グッド・クルー 執行役員 ヒューマンリソースコンサルティング事業部    リクルート担当兼セカンドキャリアエージェント担当 国家資格キャリアコンサルタント 米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー アンガーマネジメントファシリテーター® アンガーマネジメントキッズインストラクター® EOF