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日経電子版から始まった内製開発の現在地と向き合っている課題/inhouse

 日経電子版から始まった内製開発の現在地と向き合っている課題/inhouse

2024/08/29開催、NIKKEI Tech Talkの発表スライドです。
日経電子版から始まった内製開発の現在地と向き合っている課題 というテーマで話します。

Ichiro Nishiuma

August 29, 2024
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Transcript

  1. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 日経のエンジニア組織 2. プロダクト開発の内製化の背景 3. 内製化の目的 4. 日経電子版から始まった内製化の歴史

    5. 内製を支える文化醸成・組織づくり 6. もう一段踏み込んだ課題 7. まとめ 目次 2 スライドURL
  2. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 自己紹介 西馬 一郎(西から来た馬ヅラの男) 3 • エンジニア採用、技術広報・採用広報 • 日経電子版に関わる •

    今年の目標は前年比でアウトプット1割増 • コミュニティ活動が好き #JAWSUG、 #JBUG #devreljp #CNDS • 銭湯サウナが大好き 兵庫県出身 @beppu01
  3. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 社是 5 バリュー/パーパス/ミッション Value 独立 / クオリティー /

    先進性 / 多様性 Purpose 考え、伝える。より自由で豊かな世界のために。 Mission 質の高い報道とサービスで 読者・顧客の判断を助け 世界で最も公正で信頼されるメディアになる 中正公平、 わが国民生活の基礎たる経済の 平和的民主的発展を期す
  4. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk ・ 日経電子版 ・ Nikkei Prime ・ Nikkei Asia

    ・ 日経転職版 日経のプロダクト(例) ・ 法人向け日経電子版 (PRO, FOR OFFICE) ・ 日経テレコン ・ 日経NEEDS ・ 日経バリューサーチ ・ 日経リスク&コンプライアンス ・ NIKKEI The KNOWLEDGE ・ 日経COMPASS ・ 日経スマートクリップ BtoC 6 BtoB ・ 日経ID (認証基盤、課金決済) ・ 共通アプリケーション基盤(Vessel) 内部向け ・ データ分析基盤(Atlas) 他サービス ・ 日経マガジン ・ 日経リスキリング ・ 日経オフィスパス 共通基盤・サービス
  5. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. デジタル化(日経電子版 2010年創刊)を契機に事業・組織拡大 2. サービス開発の内製化(2012年ごろ) 開発スピード向上、お客様への価値提供 ビジネス価値をすばやく創造するため 3.

    エンジニア組織の拡大 a. 事業拡大と開発力強化 b. エンジニア約100人 c. ソフトウエアエンジニア、データサイエンティスト、デザイナー 多様な職種 背景 日経のエンジニア組織 8
  6. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 迅速に開発、価値をお客様に届ける 2. 小さく作って試す 3. 自社に開発ノウハウ蓄積 4. コミュニケーションコストの低減

    5. 外部パートナーの力を借りる場合も主導権を持って、手の内化 質の良いプロダクトづくり。組織として理解、浸透。 プロダクト開発内製化の目的 9
  7. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 2012年頃~日経電子版の内製化 a. 電子版アプリ、紙面ビューアーアプリ(2014年) b. バックエンドAPI(2014年) c. 爆速日経電子版(2017年)

    2. データ分析基盤(2016年) 3. 2018年頃~法人向けサービス 日経電子版から始まった内製化の歴史 11 内製 開発 クラウド 活用 データ 活用
  8. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 4. 2019年頃~共通で取り組む横串チーム、共通基盤の流れ a. SREチーム(2019年) Platform と Enablement b.

    プロダクトセキュリティチーム(2020年) 5. 日経IDシステム内製化と刷新(2018年~) 6. 技術的負債の取り組み 日経電子版から始まった内製化の歴史 12
  9. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 内製開発の段階(横展開と課題の顕在化) 13 Phase1 小さく始める 試しにやってみる 2012年前後、内製開 発 Phase2

    Phase3 Phase4 試行錯誤と 成功の蓄積 内製開発のメリットと 実績づくり。組織理解 2014年、日経電子版 アプリ 技術顧問と壁打ち 横展開と共通 課題の顕在化 内製開発を他のチー ムでも実施。同じよう な課題にぶつかる 2015年、紙面ビュー アーサーバーレス対応 2017年、爆速電子版 2018年、法人向け サービスへの展開 共通課題の 洗い出し 共通課題の洗い出し、 対応を進める 2019年~ 2020年~日経IDの AWS移行 2020年~法人向け コンテンツプラット フォーム内製化
  10. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk エンジニア組織に共通した課題に向き合う 15 Team システム データ 会社 チームビルディング 振り返りの習慣

    1on1 タスクマネジメント 心理的安全性 オンボーディング データ分析基盤 ユーザーインタビュー コミュニケーションツール 社内情報共有 データ可視化 ユーザビリティテスト エンジニア育成 柔軟な働き方 データリテラシー プロダクトマネジメント 採用戦略・技術広報 評価 プロトタイプ 組織づくり・運営 バージョン管理 モニタリング ソースコード管理 セキュリティシフトレフト 継続的インテグレーション 疎結合なアーキテクチャ 継続的デプロイ デザイン
  11. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 内製開発の現在地 16 Phase5 Phase6 組織ビジョン の策定と実現 エンジニアリングビ ジョンと職場づくり

    2022年、日経電子版 のプロダクトマネジメ ント見直し 2023年、エンジニア リング ビジョン策定 InnerSource手法 を用いた開発 共通課題への 対応 共通課題へ対応する 企画検討組織 2021年、現CDIO室 発足 2021年~ セキュリティレビュー 本格化 ・・・持続可能なエンジニア組織へ
  12. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 日経のエンジニア組織 2. プロダクト開発の内製化の背景 3. 内製化の目的 4. 日経電子版から始まった内製化の歴史

    5. 内製を支える文化醸成・組織づくり 6. エンジニア組織のビジョン策定ともう一段踏み込んだ課題 7. まとめ 目次 18 スライドURL
  13. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 4. 技術発信の活発化 2012年~ 外部登壇、事例インタビュー HACK THE NIKKEI 技術ブログ アドベントカレンダー 2020年~

    5. 学びの場の形成 社内テックカンファレンス、開発プレゼン会、輪読会、ミートアップ TGIF 6. 社外向け技術イベント(NIKKEI Tech Talk) 2022年~ 7. 技術広報・技術ブランディング 文化醸成・組織づくりの取り組み 20
  14. ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. プロダクト開発の内製化の背景と目的 2. 日経電子版から始まった内製化の歴史 3. エンジニア文化醸成・組織づくり 4. エンジニア組織のビジョン策定

    5. もう一段踏み込んだ課題 内製開発を始めて約10年経過、課題や取り組むテーマが多数 日経にあったやり方を模索、組織ビジョンを元に次のステージへ挑 戦、持続可能なエンジニア組織に まとめ 25 スライドURL