Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

191127 炎上しないためのパーソナルデータのあつかい方 かみしーさん

Avatar for RPACommunity RPACommunity
November 27, 2019

191127 炎上しないためのパーソナルデータのあつかい方 かみしーさん

Avatar for RPACommunity

RPACommunity

November 27, 2019
Tweet

More Decks by RPACommunity

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 発表者 自己紹介 • かみしー a.k.a. プロフェッサー • マクニカネットワークス・AIソリューション部所属 • 昨年7月まで、事務機器メーカーでサービスソフトウェア開発に従事

    • 転職後しばらく、ソフトウェア開発パイロットプロジェクトに参画 • 本年6月以降は、AIソリューション提供におけるコンプライアンス・ガバナンスな どの調査にあたる • JDMC(日本データマネージメントコンソーシアム)の活動にも参加 • 6月より「AI・データ活用のためのコンプライアンス研究会」メンバー 3 イラスト提供(以降別記なき場合) イラストイメージ ©DESIGNALIKIE, Limited. https://illustimage.com/
  2. 本日お伝えしたいこと • サービスを安心して使ってもらうこと。 コンプライアンスとは • 直接的・間接的な便益を利用者に感じてもらうこと が必要。 安心してもらうには • サービスのデザイン全般において、プライバシーに

    配慮することが必要。 便益を感じてもらうには • サービスデザインの取り組みとして、エンジニアが 主導すべき余地が多分にある。 それを実現するには 5
  3. プライバシー・バイ・デザインの適用範囲と基本原則 適用範囲 「プライバシー・バイ・デザイン は、幅 広く適用されるべき三つの側面に拡大する。 それらは、 1)ITシステム 2)責任あるビジネス・プラクティス 3)物理的設計とネットワーク基盤 である。

    」 7つの基本原則 1. 事後的ではなく、事前的; 救済的でなく予防的 2. 初期設定としてのプライバシー 3. デザインに組み込まれるプライバシー 4. 全機能的 — ゼロサムではなく、ポジティブサム 5. 最初から最後までのセキュリティ — すべてのライ フサイクルを保護 6. 可視性と透明性 — 公開 の維持 7. 利用者のプライバシーの尊重 — 利用者中心主義を 維持する 13 http://www.soumu.go.jp/main_content/000196322.pdf