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191127 炎上しないためのパーソナルデータのあつかい方 かみしーさん

RPACommunity
November 27, 2019

191127 炎上しないためのパーソナルデータのあつかい方 かみしーさん

RPACommunity

November 27, 2019
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  1. 発表者 自己紹介 • かみしー a.k.a. プロフェッサー • マクニカネットワークス・AIソリューション部所属 • 昨年7月まで、事務機器メーカーでサービスソフトウェア開発に従事

    • 転職後しばらく、ソフトウェア開発パイロットプロジェクトに参画 • 本年6月以降は、AIソリューション提供におけるコンプライアンス・ガバナンスな どの調査にあたる • JDMC(日本データマネージメントコンソーシアム)の活動にも参加 • 6月より「AI・データ活用のためのコンプライアンス研究会」メンバー 3 イラスト提供(以降別記なき場合) イラストイメージ ©DESIGNALIKIE, Limited. https://illustimage.com/
  2. 本日お伝えしたいこと • サービスを安心して使ってもらうこと。 コンプライアンスとは • 直接的・間接的な便益を利用者に感じてもらうこと が必要。 安心してもらうには • サービスのデザイン全般において、プライバシーに

    配慮することが必要。 便益を感じてもらうには • サービスデザインの取り組みとして、エンジニアが 主導すべき余地が多分にある。 それを実現するには 5
  3. プライバシー・バイ・デザインの適用範囲と基本原則 適用範囲 「プライバシー・バイ・デザイン は、幅 広く適用されるべき三つの側面に拡大する。 それらは、 1)ITシステム 2)責任あるビジネス・プラクティス 3)物理的設計とネットワーク基盤 である。

    」 7つの基本原則 1. 事後的ではなく、事前的; 救済的でなく予防的 2. 初期設定としてのプライバシー 3. デザインに組み込まれるプライバシー 4. 全機能的 — ゼロサムではなく、ポジティブサム 5. 最初から最後までのセキュリティ — すべてのライ フサイクルを保護 6. 可視性と透明性 — 公開 の維持 7. 利用者のプライバシーの尊重 — 利用者中心主義を 維持する 13 http://www.soumu.go.jp/main_content/000196322.pdf