Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
200911 GASでできること 実際の活用事例と始め方 木村さん
Search
RPACommunity
September 11, 2020
Technology
0
2.9k
200911 GASでできること 実際の活用事例と始め方 木村さん
RPACommunity
September 11, 2020
Tweet
Share
More Decks by RPACommunity
See All by RPACommunity
201023 Automation Anywhere「A2019」を触ってみた Ayy
rpabank
0
1k
201023 DX Suiteを触ってみた Ayy
rpabank
0
1k
201023 RPA超初心者がWinActorにチャレンジしてみた ユーコさん
rpabank
0
610
201023 PowerPlatform はじめの一歩 みさみささん
rpabank
0
610
201023 アシロボで実際に沼ってみた たまいさん
rpabank
0
660
201018 RPAの本質とトレンド Mitz
rpabank
0
510
201006 僕がいまRPAで伝えたいことのすべて いろはまるさん
rpabank
0
460
201006 UiPath MVP 2019-2020 はなっち!さん
rpabank
0
440
201006 今からでも間に合う!UiPathトーク一気に振り返り たまいさん
rpabank
0
400
Other Decks in Technology
See All in Technology
今日から始めるAWSセキュリティ対策 3ステップでわかる実践ガイド
yoshidatakeshi1994
0
110
会社紹介資料 / Sansan Company Profile
sansan33
PRO
6
380k
未経験者・初心者に贈る!40分でわかるAndroidアプリ開発の今と大事なポイント
operando
5
740
Generative AI Japan 第一回生成AI実践研究会「AI駆動開発の現在地──ブレイクスルーの鍵を握るのはデータ領域」
shisyu_gaku
0
320
KotlinConf 2025_イベントレポート
sony
1
140
20250912_RPALT_データを集める→とっ散らかる問題_Obsidian紹介
ratsbane666
0
100
LLMを搭載したプロダクトの品質保証の模索と学び
qa
0
1.1k
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
10
75k
[ JAWS-UG 東京 CommunityBuilders Night #2 ]SlackとAmazon Q Developerで 運用効率化を模索する
sh_fk2
3
460
DroidKaigi 2025 Androidエンジニアとしてのキャリア
mhidaka
2
380
Firestore → Spanner 移行 を成功させた段階的移行プロセス
athug
1
500
AWSを利用する上で知っておきたい名前解決のはなし(10分版)
nagisa53
10
3.2k
Featured
See All Featured
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
18
1.1k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
329
39k
Designing for humans not robots
tammielis
253
25k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
83
9.2k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
53
7.8k
Faster Mobile Websites
deanohume
309
31k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
127
53k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
48
9.7k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
268
13k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
525
40k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
29
1.9k
Building Adaptive Systems
keathley
43
2.7k
Transcript
GASでできること・実際の活用事例と始め方 木村 喜生 @kimura__yoshio
call.jp,inc. 代表 兼 エンジニア 木村喜生Kimura Yoshio https://twitter.com/kimura__yoshio 経歴 -早稲田大学人間科学部情報科卒業 -デジタルハリウッド(株)
エンジニア学校G’s ACADEMY (3年半) -起業 ( IT研修・受託開発・自社サービス事業 ) -UdemyにてGAS講座を公開中。開始二ヶ月で受講生700人突破 https://bit.ly/3ioA4LH 資格など 教員免許(中高英語) IPA未踏アドバンスト2018 採択者 自己紹介
作りたいもの・解決したい課題 を持っている (プログラミング学校で3年働いて分かった) プログラミングが上達しやすい人の共通点
プログラミングを学ぶ人が苦労すること 作りたいものを 見つける 環境構築 基本的な 技術習得
Google Apps Script ( GAS ) の良い所 作りたいものが 思いつきやすい 環境構築
不要 基礎は JavaScriptと 同じ書き方
✔ファイル/フォルダを繰り返し新規作成/削除している (請求書発行/経費精算 ✔コピーアンドペーストを繰り返している(データ集計、一元化) ✔毎月/毎週/毎日〇〇している (打刻/カレンダー確認/定例MTG ✔目視でチェック/監視している(新規登録、異常値、KPIなど ✔webからデータを取得している (商品価格など ✔ツール同士を連携させたい (例、タスクの起票をTrelloに自動登録)
GASで解決できるものの探し方チェックリスト
-フォームの未提出者に自動でリマインド(社内アンケートなど) -受信トレイに届いたFAXを自動でDriveにアップロード -Analyticsのデータを自動でシートに記入、slackに通知 -facebook広告の成果をスプレッドシートに自動記入 -経理の未処理事項をチャットワークに通知 -googleスライドを自動で新規生成してデータを追加 -カレンダーを元に議事録フォーマットを毎回自動生成 API連携も合わせて色々できる→GASの可能性は無限大
https://www.youtube.com/watch?v=zKkF_fcxz0g&feature=youtu.be GASで作ってみたもの
非エンジニアが 半径5メートルの課題を見つけて解決するのに GASは最高のツール
・書籍 ・Youtube動画 ・Udemyの有料動画講座 ・web検索 ・ノンプロ研 ・オンラインスクール(現状techacademyさんのみ?) ・イベント・勉強会 どう始めるのか?
初心者は安価で充実しているUdemyがオススメ 学び方 習得度 コスト 実践的 コミュニティ 本 ◯ ◯ ◎
X Youtube X ◎ △ X Udemy ◎ ◯ ◎ X web検索 △ ◎ ◯ X オンライン スクール ◎ X △ △ ノンプロ研 ◯ △ ◯ ◎
上の人からは ・「属人化する」 ・「だれが保守するの」 ・「何かあったらどうするの」 → 組織の運営の視点から見ると当然の意見 出来るようになった後の一般論: 「社内でGASやってるの自分だけ問題」がありがち
- 個人のルーティン 毎日やること 影響範囲が小さく・削減効果の大きい所から 影響範囲 削減効果
・数字で説得 (言い方も工夫) 3人の週1時間の工数が削減→年間150時間、人件費が時給3000円なら約50万 ・メリットで押す →本来の作業に集中できる、残業が減る、ミスが減ってブランド価値が毀損しない、などな ど ・デメリット回避で押す 紙よりセキュリティリスクが低い、退職が減る、ログが残って監査などに便利 ・時間軸で説得 中長期的なビジネスの変革はまずは足元の業務フローのIT化から始めるべき.等
説得の仕方
一番良いのは 「まず動くものを見せる」 からの 「〇〇がそこまで言うならやってみろ」 を引き出す
・エンジニアを起用して社内勉強会の開催 (コスト無料のためおすすめ ・いない場合 e-learning教材を社内研修コンテンツとして提供 / もくもく会 ・外部講師を招いて研修 ・ハッカソン ・目安箱プロジェクト (エンジニアがいる場合)
GASを上手く活用する打ち手
属人化問題は勉強会を自主開催する / 学習習慣を定着させることで やりきれるのがベスト(難しいけど)
・社内から自動化して欲しい業務を募集 ・フォームには頻度、一回当たりの工数、人数などを入力 ・実現コスト・削減効果の2軸でプロットする ・効果が開発コストを下回るものを優先順位をつけて対応(10~20%の開発リソース) →月300時間以上削減・ビジネスとエンジニアの溝の解消 目安箱プロジェクト( グロービスさんの事例 )
https://bit.ly/3ioA4LH 【Udemy】 GAS x 業務自動化講座公開中です!