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仮想アドレスと物理アドレスの対応を実機確認してみよう

 仮想アドレスと物理アドレスの対応を実機確認してみよう

以下動画のテキストです
https://youtu.be/o1gRyW8U3dA

Satoru Takeuchi

June 15, 2024
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Transcript

  1. 確認方法 • /proc/<pid>/pagemapに各プロセスのページテーブル相当の情報がある • ページ(4KiB)単位で8バイトのデータがメモリアドレス0から並んでいる • 主なデータ: ◦ bit 0

    ~ bit 54: page frame number: 4KiBをかけると物理メモリアドレスになる ◦ bit 63: present bit • 読み出すにはCAP_SYS_PTRACE capabilityが必要 ◦ Ubuntu 22.04.5のデフォルト設定なら rootならOK ◦ 権限が無ければzero fillされる • 📝 詳細は man procfsを参照 3
  2. 実機確認 • vp-conversion.py ◦ sudo ./vp-conversion.py <pid> <仮想アドレス> • 仮想端末上で動いているbashの実行ファイルをmapしている領域がどの物理アド

    レスにマップされているか確認 ◦ cat /proc/$$/maps を実行してbashのメモリマップを確認 ◦ sudo ./vp-conversion.py $$ <仮想アドレス> を実行してアドレスの対応を見る • 📝 ある瞬間にページがメモリ上にあったとしても次の瞬間には無くなっているかも しれない。それはまた別動画で 4