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社内勉強会の作り方(2) 〜続けるための10のこと〜
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Tatsuya Sato
October 07, 2016
Technology
0
5.4k
社内勉強会の作り方(2) 〜続けるための10のこと〜
2016年10月7日 DevLove関西 「社内勉強会を続けるコツ」での発表資料。
https://devlove-kansai.doorkeeper.jp/events/51876
Tatsuya Sato
October 07, 2016
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Transcript
社内勉強会の作り方(2) 〜続けるための10のこと〜 Oct/07/2016 Tatsuya Sato Corporate IT Department, Rakuten, Inc.
http://www.rakuten.co.jp/
2 宣伝
3 大阪サテライト、やります! Register! http://tech.rakuten.co.jp/
4 http://plaza.rakuten.co.jp/rakutentech/
5 エンジニアの採用、やってます http://corp.rakuten.co.jp/careers/engineering/
6 本題の前に 自己 紹介
7 佐藤 竜也 さとう たつや @satoryu 楽天株式会社 コーポレート情報技術部 2009年新卒入社(7年目)
8 お仕事 • いわゆる情シス • でも、RubyやRailsで内製してます。 – ごく一部ですが
9 プライベートな活動 • OSS Gate – OSS 開発者を増やすため、なりたい人の初め てのコントリビューションをサポートするコミュニ ティ
– 2ヶ月に1度、最終土曜日に開催 • 現在、東京と札幌 – https://oss-gate.github.io/
10 続けることが何かを変える。 • 新しいことを始めると、はじめは色々言わ れる。 • 真面目に続けると何かが変わる。 • 続けなければ変わらない。
11 ここから聞いてください 本題
12 社内勉強会やってま…した • 2011年10月 から4年間 • 最初から携わってたのは自分ひとり
13 過去にこんな記事書きました。 https://satoryu-diary.herokuapp.com/20140403.html
14 で、LTもやりました。 http://www.slideshare.net/satoryu/20141024-rtcpreevent2014-tatssato-40689454
15 どんな内容? • 運営でぶちあたる辛い状況のメンタル面で の対応の話
16 期待しすぎて絶望する場面が多数 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望
絶望
17 絶望の 簡単な乗り越え方
18 何においても 期待しない
19 最後の希望 同じ想いを持つ仲間 を見つける。
20 今日の話 • 運営を継続するときのコツ • 約4年間の中で生き残った10こを紹介 – たまたま自分の場合は役に立っただけかも – でも、何かのアイデアのヒントになれば
21 継続で気を使うこと • 運営を大きくわけると3つ – コンテンツ – 集客 – 総務
• それぞれでかかるコストを低くしないと続か ない
1. 開催日を固定する
23 開催日を固定する • ”毎月第2 水曜日は勉強会” のような感じ • 運営が場所を確保しやすい • 参加者も予め先の予定を空けやすい。
2. 昼休みに開催
25 昼休みに開催 • 業務後は参加しづらい人が多い – 早く帰りたい人が多い – 仕事が遅くまでかかる – 歓送迎会がある。
• 昼休みは抜け出しやすい – 毎日誰でも取ってるので理由として完璧 – 勉強会がつまらなかったらランチに行けばいい
26 良い例 不定期 水曜昼 12時
3. サクラを用意する
28 サクラを用意する • はじめのうちは講演者は集まってこない。 • なので、お願いしまくる。 • けど、「お願いした」は言わない。
4. アナウンスは常に対象者全員に
30 アナウンスは常に対象者全員に • 「知らなかった」の不公平感を無くす。 • 弊社の場合、全エンジニアが入っている メーリングリストがあったのでそれを利用 • 運営負荷が増える原因になるかも
5. 雑務は全部やる
32 雑務は全部やる • 講演者には講演にのみ集中してもらう。 • 理想は、当日来て話してもらうだけ。
6. でも、無理はしない
34 でも、無理はしない • 出来ない約束はしない。 – 謝礼? – 地方拠点へのリモート接続? – 何かよくわからないデバイスを使いたい?
• とはいえ、出来ることは増やしたい。 • チャレンジは1回につき最大1つまで。 – 失敗しても「ゴメンナサイ」で許される範囲
7. 業務としてやらない
36 業務としてやらない • 業務としてやるリスクがある。 – 予算削減対象 – 活動報告のコスト – 「それ、あなたの仕事のことでしょ?」
• もちろん、経営層にスポンサーがいれば業 務としてやっても良さそう。 – 自分はやらなかったけど
8. 社内の文脈を忘れない
38 社内の文脈を忘れない • 社外から講演者を呼ぶ場合、社内からも講 演者を出す。 – 社外からは「専門家」、社内からは「すぐ聞ける 人」 • 「それ、ウチじゃあねぇ」と思わせないように
社内の文脈につなげる。
9. 自分のものにしない
40 自分のものにしない • これは個人的なポリシー • 「私の勉強会」とは言わない。 • モットーを大切に。 – 主役は、スピーカーと参加者、つまり社員。
10. やらない
42 やらない • 時にはやらない。 • 昨年11月に無期限活動休止宣言 – 理由: つかれた。
43 やらない • やらなくても良かった。 • 知らない人が勝手にTech Talkという名前で やってくれた。 • 落ち着いて勉強会に参加できるようになっ
た。
最後に
45 モットーをもっと持とう • うまくいかないと「何のためにやっているの か?」にぶち当たる。 • モットー(コンセプト)を持とう。 – 例: 社員による社員のための社員の勉強会
• 一度決めると、判断がしやすくなる。 – モットーに合わないからやめる、など。 • モットーを見直すのも大切
本当に最後 心を支えてくれた言葉を紹介
47 Uncharted roads • 地図にない道 • 社内勉強会の運営はそれぞれの社内の文 化に依存 • なので、皆さんがこれから通る道は皆さん
それぞれ
48 これでおしまい 一寸先は闇。 未知への挑戦に道はない。 キツネ様は教えてくれた。 「道が無ければ作ればいいさ」 - BABYMETAL LEGEND 2015
〜 New Year Fox Festival