kintone Café名古屋 Vol.6 でお話した内容です。 2018/10/2
プロジェクト・アスノート https://pj.asunote.jp/
プロジェクト・アスノート非プログラマーが考えるkintone×業務ハックとは松田正太郎2018/10/2 kintone Café 名古屋 Vol.6
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• Shotaro Matsuda• https://pj.asunote.jp• Twitter: @Shokun1108• Facebook: shokun1108松田 正太郎(まつだしょうたろう)プロジェクト・アスノート代表kintone認定アプリデザインスペシャリスト業務改善エバンジェリストかりんこラボ(プラグイン開発):プロデューサーkintone Café東京 運営メンバー某総合化学メーカー所属。「業務改善職」という新たな職種をこの世に作り出すため、業務改善の支援や業務改善人材を世の中に増やすため、プロジェクト・アスノートを複業(個人事業)として主催。これまでに作ったkintoneアプリは、のべ1500以上。これまでの講演・LTなど:2015/9/4 kintone Café 東京 Vol.4https://www.joyzo.co.jp/corp_blog/archives/2462015/10/15 kintone hive vol.2(事例講演)https://kintone.cybozu.com/jp/event/hive2015/10/report/2016/6/1 Cloud Day九州(基調講演)https://kintone-blog.cybozu.co.jp/event/000211.html2017/11/10 kintone Café JAPAN 2017http://ascii.jp/elem/000/001/592/1592069/自己紹介
業務ハッカー:業務改善ができるプログラマー
そんなこと言われても…自分はプログラマーじゃないし
アタラシイショクギョウ業務改善職
業務改善職のイメージ クラウド(kintone)を使いこなすことができる カイゼンマインドがある エンジニア的資質を持った(JavaScriptではない) 業務改善リーダー(非プログラマーでもOK)でも今はまだ、職業(職種)として認知されていない
業務のkintone化のよくあるパターン従来の業務のやりかた Excel、Word 紙の帳票 電子メールや電話で連絡 Excel台帳に転記 集計はExcelでゴリゴリ
意外にとっつきにくいkintoneアプリ
意外にとっつきにくいアプリ活用確かにマウスでフィールドを配置し、設定変更するだけで簡単にアプリを作ることができます。しかし、実際に業務に使えるアプリを作り、それを他のメンバーと一緒に使うには、次のようなステップが必要になります。1.どの業務を対象とするか決める2.どんなアプリの構成にすればいいか考える3.必要に応じて、通知やアクセス権、プロセス管理などの設定を行う4.メンバーに説明し、利用をスタートさせる5.メンバーがkintoneを使った業務のやり方に慣れるようフォローする6.運用する中で出てきた改善ポイントをkintoneアプリに適用し、修正する。要は、けっこう大変
それぞれのステップの難易度は、選んだ業務の種類や、従来どのようなやり方をしていたか、メンバーの感度(ITリテラシー, 変化への抵抗度)によって異なる要は、かなり大変
業務の4つの要素まんまkintoneの主要機能ですね!データベースコミュニケーション業務プロセス情報共有
アプリから始めないkintone導入のすすめ
スペースによるコミュニケーションアプリを作って使い始めるその前の第一歩として、kintoneの「スペース」機能を使ったコミュニケーションからはじめてみることをオススメします。あくまでkintone活用のメインはアプリを使うところですが、ここではこのようなシステムに不慣れな人や、いきなり仕事のやり方が変わることに抵抗がある人に対してのとっかかりとして、ゆるいコミュニケーションから始めてみる提案です。
80% 55% 22%①知っている ②使ったことがある ③よく活用しているスペースの利用度調査(当社独自調査による)あなたはkintoneのスペース機能を知っていますか?いろいろな機能があるkintoneですが、活用率の低い機能の代表格がスペース。。。だと思う
ポータルとしての活用ができる(アプリの貼り付けや、関連リンク等) 1つのスペースでテーマを分けてコミュニケーションしたい場合(複数のスレッドが使える) あるテーマのグループでいろいろなことに使うポータル機能のイメージスペースのポータルと複数のスレッドあり(ポータル型)
単発の機能をまとめたページ(アプリのデータ貼付けや、単独の掲示板)スペースのポータルと複数のスレッドなし(スレッド単体型)
スレッドを使った業務のやりとりの例業務に関するやり取りも、ここを使って緩やかに行うことができます。アプリを使うにはちょっとハードルが高いかも。。。という場合は、最初はスペース機能だけを緩やかに使って、これまで電話や電子メールでやり取りしていたことを、kintoneの場でやってみるというのを、kintone活用のスタート地点としてみるのもオススメです。1.休みや遅刻の連絡2.掲示板的な使い方(周知事項やイベント、飲み会のお誘い)3.今ホットなテーマのディスカッション(テーマごとにスレッドを分ける)4.kintone活用に関する質問や疑問
kintoneでのコミュニケーションはかたくるしく考えない
ゆるゆるコミュニケーション活性化 スレッドへの書き込みは、ややくだけた文章でちょうどいい「○○様、いつもお世話になっています。△△です。」のような、堅苦しいやり取りはスレッドコミュニケーションには向きません。堅苦しい雰囲気は取り除くようにする メンバーや部下の書き込みに対して、簡単でいいのでコメントやいいね!のリアクションを心がける自分の書いたものに対して、コメントやいいねを通して反応があると嬉しいもの すぐ近くに座っていても、あえてkintoneを使う「やり取りを残していくこと」は、その場にいないメンバーやあとから読み返す人への心遣い(あとから返答のついていないコメントを読むのはちょっとさみしい)要は、なるべくゆるーく
雰囲気づくりも業務改善のひとつ
チームワークあふれる職場のkintoneは、コメントであふれている!
楽しく業務改善を!