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BtoBSaaSCS-LightningTalks_CS_Ops立ち上げのアンチパターン5撰

 BtoBSaaSCS-LightningTalks_CS_Ops立ち上げのアンチパターン5撰

BtoB×SaaS×CS LightningTalks【CS Ops編】 オンライン開催の登壇資料
https://btob-cs.connpass.com/event/225783/

ShoMaekawa/ウィル

October 20, 2021
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Transcript

  1. CS Ops⽴ち上げのアンチパターン5撰
    〜CSのデータ活⽤にまつわるLT〜

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  2. ⾃⼰紹介
    前側 将(まえかわ しょう)
    株式会社オープエイト
    CS企画部 データ戦略G・Group Manager
    ヤフーのデータアナリストなどを経て現職。
    SaaS動画制作ツール「Video BRAIN」のグロースがミッ
    ション。会社全体のデータ基盤最適化、分析業務などフル
    スタックに働く。Salesforceの設計なども担当。
    Twitter
    @willanalysts

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  3. プロダクト紹介

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  4. BIツールのコミュニティ
    BIツール研究所というコミュニティを運営しております。
    Youtube
    Twitter
    記事
    書籍

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  5. 前提
    ○想定視聴者
    CS Opsを1から⽴ち上げる⼈
    ○お話の内容
    あくまで⼀例の参考情報となります。
    LTのため各業務の詳細はお話しできません。
    気になることがあればいつでもTwitterでDMください^^

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  6. CSのチーム構成
    顧客個別のソリューション提供(15名ほど)
    Techを活⽤した全顧客向けのソリューション提供
    (兼務も含め5名ほど)
    CS組織を強化・改善するための仕組みを提供
    (兼務も含め3名ほど)
    マーケ/セールス/CS/プロダクト開発のミッショ
    ンリンクを失くし、全社の意思決定を促進(3名ほ
    ど)
    カスタマーサクセスマネージャー
    CS企画
    カスタマーエクスペリエンスG
    CS OpsG
    データ戦略G
    「顧客の成功にコミットする」をミッションに以下の構成を取っています

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  7. 1.データ⼊⼒の徹底と啓蒙をする覚悟が必要
    BtoBの場合、Salesforceなどで地道に社員が⼊⼒した情報も集めることが⼤事。
    教訓
    地道な対応とみんなからの信頼が常に必要。
    ・⼊⼒が徹底されるまでデータ⼊⼒を啓蒙する
    ・業務や組織の変化に合わせて整備しなおす

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  8. 2.意図しないデータの活⽤が発⽣しがち
    例.ヘルススコアをDEARモデルという精緻なものを採⽤。
    関係各所に健康診断的な参考値として使う想定で設計
    →更新解約予測に使ったり、絶対視する使い⽅をされてしまった。。。
    教訓
    リリース時の説明コストはいくらでも払う︕
    ・アウトプットの⽬的や証跡を残す
    ・説明する範囲と回数をできるだけ増やす

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  9. 3.全社Opsの意識がないと会社は成⻑しない
    CS OpsとしてCSの成果を最⼤化することがミッション。
    しかし、CSのことしか考えず、他部署では理解できないデータ基盤を作っ
    たり、ツールを乱⽴すると全社レベルの施策を打つときに⾜枷になる。
    教訓
    全社最適なオペレーションや施策が実⾏できて⼀⼈前のCS Ops

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  10. 4.施策がアクションまでつながらない
    教訓
    どうすればビジネスのアクションまでつながるか考える。
    このオペレーションは最適化どうか考え続ける。
    やるべきことが多く忙しいと1個1個の施策をこなすだけで精⼀杯。。。
    なんとか⾷いしばりアクションまで伴奏することが⼤事。

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  11. TableauとSlackによる意思決定の最適化例
    <CS関連のコンテンツ施策のモニタリング>
    前週⽐2倍のアクセスがあった時にSlack通知、ユーザーの情報などを分析できる
    ようにする。
    基本的に動きがないので忘れされがち 異常値のみ通知 どのコンテンツに
    注⼒するか判断
    異常値の理由を深堀
    必要なタイミングだけ議論
    すれば良くなる

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  12. 5.運⽤ルールが定着しない
    教訓
    作って終わりではなく、定着するところまでスコープに⼊れる
    Ops⽴ち上げ期は新しいルールも同時並⾏で増える。
    仕組みを新しく載せる分だけルールを定着化させる必要がある。

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  13. myTrailheadの導⼊
    Trailheadを⾃社向けにカスタマイズできる機能。
    Salesforceの機能だけでなく、営業スキルや⾃社の業務ツールの
    使い⽅など、コンテンツを集約することで、楽しく学習する組織
    を作ることができます。
    画像引⽤︓Salesforce
    Salesforce
    Tableau
    ⾃社ツール
    スキル
    データ分析
    動画ノウハウ
    セールス知識
    CS知識

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  14. E-ラーニング
    myTrailhead & VideoBRAINでさらに学習を楽しく効率的に︕
    動画は3⽇後の学習定着率が7倍(ヘルマン・エビングハウス︓忘却曲線)
    短尺で効果的に伝える動画を簡単に作成
    コンテンツ作成時間3倍速いです︕

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  15. 今後のビジョン

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  16. 今後のビジョン
    テクノロジーを駆使して、各⼈の職種や業務の⽬的に合う最適な形でツール
    を提供する

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  17. まとめと宣伝
    ○まとめ
    CS Opsはスキル、役割、業務量など⼀⼈で太⼑打ちできるしろものではない。
    社内の仲間と協⼒して、社外のOpsと協⼒して⼯夫していく必要がある。
    ○宣伝

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  18. 後書き
    当初は10撰でしたがLTのためお話しし⾜りないです。。
    6. SaaS KPIの⾃動がもっとも難しいけど最初に着⼿しがち
    7.仲間作りをしないと活⽤レベルは上がらない
    8.ツールやスプシが乱⽴しがち
    9.分析をする時間がなくなりがち
    10.Ops⼈材の評価が難しくなりがち
    ぜひ情報交換しましょう︕
    Meety DM

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