Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Reactで汎用的なinputコンポーネントを考える
Search
Sponsored
·
Ship Features Fearlessly
Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
→
Shumpei O.
November 21, 2024
Programming
180
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Reactで汎用的なinputコンポーネントを考える
2024.11.21
エンジニアコミュニティ内での登壇
Shumpei O.
November 21, 2024
More Decks by Shumpei O.
See All by Shumpei O.
Next.js で始めるセキュリティ入門
shumpei0111
0
16
例外処理について考える
shumpei0111
0
230
複数人での 大規模サイト移植のテクニック
shumpei0111
1
990
個人開発者は Jamstackでブログを書こう!〜WordPressもいいけどJamstackもね〜
shumpei0111
0
170
Other Decks in Programming
See All in Programming
キャリア迷子上等 ─ "ない道"は自分で作ればいい
16bitidol
3
2.3k
コンテキストの使い捨てをやめる — ビジネスルール駆動開発と miko —
ioki
0
230
ECSアプリログをFireLensでコスト削減しようとしたけど諦めた話 in Fargate×Node.js
akihisaikeda
2
4.2k
エンジニアと一緒にテストコードの設計と実装を改善した話
mototakatsu
0
220
例外の正しい扱い方 そのエラー try-catchして大丈夫?
jinwatanabe
0
280
Developing with AI Agents — Codex, Claude Code & Cowork Practical Guide
x5gtrn
PRO
0
1.3k
Even G2とAWSで推しのエージェントを召喚しよう!
har1101
1
120
気圧・高度・GPSを記録&可視化するアプリ「Koudo」を作った話
hjmkth
1
320
はてなアカウント基盤 State of the Union
cockscomb
1
720
「AIで開発し、AIを届ける」をEvalでつなぐ 〜AIネイティブに始めるプロダクト開発の実践〜 / Connecting "Develop with AI, deliver AI" with Eval
rkaga
4
5.4k
依存関係から依存物へ―Dependencyという言葉の歴史をひも解く
j_lee
0
140
そのテスト、説明できますか?~LWテスト戦略FW~のご紹介
nakahara
0
160
Featured
See All Featured
A better future with KSS
kneath
240
18k
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
1
2.1k
Building an army of robots
kneath
306
46k
More Than Pixels: Becoming A User Experience Designer
marktimemedia
3
450
Tips & Tricks on How to Get Your First Job In Tech
honzajavorek
1
540
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.8k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
515
110k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
183
10k
Claude Code どこまでも/ Claude Code Everywhere
nwiizo
65
56k
Designing for humans not robots
tammielis
254
26k
Discover your Explorer Soul
emna__ayadi
2
1.1k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
45
9.1k
Transcript
Reactで汎用的な input コンポーネントを考える Shumpei / 2024.11.21
目次 1. 今日のゴール 2. 結論 3. useIdでアクセシブルにする 4. なるべく自分で型を書かない
目次 1. 今日のゴール 2. 結論 3. useIdでアクセシブルにする 4. なるべく自分で型を書かない
今日のゴール 01. useId という組み込みの React フックを使って、 label と input の紐づけを行う実装例を知ることができる
02. 型定義もなるべくReact や TypeScript がすでに用意しているものを 使い、自分で作らないようにする実装例を知ることができる
目次 1. 今日のゴール 2. 結論 3. useIdでアクセシブルにする 4. なるべく自分で型を書かない
結論 01. input はどこで何個使われるかわからないので、 useId も使って、 重複した id が発生しないようにしよう 02.
InputHTMLAttributes や ComponentProps などを使って、 なるべく自分で書かないで保守性を高めよう
目次 1. 今日のゴール 2. 結論 3. useIdでアクセシブルにする 4. なるべく自分で型を書かない
useId でアクセシブルにする useId は React が提供する、アクセシビリティを高めるためのフックです。 https://ja.react.dev/reference/react/useId
useId でアクセシブルにする useId は React が提供する、アクセシビリティを高めるためのフックです。 https://ja.react.dev/reference/react/useId どんな時に使うかと言うと、 input と
label を組み合わせた コンポーネントを作るときなどが 良いと考えています。
おさらい input タグは、 label タグと紐づけることができます。 ブラウザは input タグの id と
label の for 属性(React では htmlFor )が 同じ場合、関連するものとして認識します。
おさらい 関連した組の場合、label をクリックすると 関連した input にフォーカスがあたります。 人はまずラベルが目に入り触ろうとするので、 UX の観点からも紐づけてあげることが よりよいアクセシビリティに繋がります。
なぜ useId を使うのか React を使うと部品単位でコンポーネントを作り、 組み合わせて画面を作ります。 どこで何個使うかわからないため、素朴に props で id
を受け取るだけだと 被ってしまう可能性があります。 label と input を組み合わせた React コンポーネントが 気づかずに重複した id を渡してしまう可能性がある
Q. id が被ってしまうのはなぜ悪いのか A. HTMLのルールだから。 id グローバル属性は、文書全体で一意でなければならない識別子 (ID) を定義します。 引用:MDN
(https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTML/Global_attributes/id)
Q. 被ったらどうなるの? 表面上、ただちに何か問題になることはありません。 が、重複した id を持つ入力フォームが1つの画面にある場合、 先頭のものがフォーカスの対象になります。 もし「歯磨きした?」ラベルをクリックしても 自分が思っている入力欄にフォーカスが当たらないので、 ユーザは混乱してしまう
useId を使ってユニークな id を自動で生成させる この React フックを使えば自動的にユニークな id を提供してくれるので、 重複することがなく、HTML
のルールから外れることはありません。
useId を使ってユニークな id を自動で生成させる useId は例えば :r1: のようなただの文字列を提供するだけなので、 プレフィックスをつけたりなどして、生成された HTML
から管理しやすく できる余地もあります。
目次 1. 今日のゴール 2. 結論 3. useIdでアクセシブルにする 4. なるべく自分で型を書かない
なるべく自分で型を書かない React / TypeScript は、一般的な HTML タグに関わる型定義や、 コンポーネント独自に定義した型情報を便利に使い回せるユーティリティな型を用 意しています。
なるべく自分で型を書かない メリットとしては、DRY に書けることや、型指定のヌケモレが減らせるようなメンテナ ンス性の向上などが期待できます。
ComponentProps<T> を使う React が提供する型。 /node_modules/@types/react/index.d.ts で確認可能です。 コンポーネントがすでに定義している型 (propsでどんな型を受け取るのかなど)を利用することができます。 https://react-typescript-cheatsheet.netlify.app/docs/react-types/componentprops/
ComponentProps<T> を使う MUI や shadcn/ui などのUIライブラリのコンポーネントと、 独自の型を組み合わせたベースのコンポーネントの型を使いまわしたい。 そんな時に使えます。
ComponentProps<T> を使う メリット カスタムコンポーネントやHTML 要素の型を再利用する場合に 一貫性が担保される デメリット 複雑な定義をするのには向いていない。 ref
を含むすべての props を含むので、組み合わせによっては不要な型情報も 含まれる可能性がある。
ComponentProps<T> を使う メリット カスタムコンポーネントやHTML 要素の型を再利用する場合に 一貫性が担保される デメリット 複雑な定義をするのには向いていない。 ref
を含むすべての props を含むので、組み合わせによっては不要な型情報も 含まれる可能性がある。 ▶ ref の扱いを明示的に行う ComponentPropsWithRef / ComponentPropsWithoutRef という型もあるので適宜検討す る。
ComponentProps<T> を使う
HTMLXXXElement を使う TypeScript が提供する型。 /node_modules/typescript/lib/lib.dom.d.ts で確認可能です。 ブラウザが定義している各HTMLタグが受け取れる属性情報がすでに定義されて います。 例えば button
タグなどは自分で定義せず HTMLButtonElement を使うことでメン テナンスコストを下げられます。
HTMLXXXElement を使う
まとめ • useId を使って input と label を紐づけるようにする • React
/ TypeScript を使って再利用性の高い型定義を心がける
まとめ よき React ライフを 🎉