SDGs、ESG投資とともに、非財務情報の開示の3つの開示の法制化が進んでいます。それは①気候変動、②生物多様性というサステナビリティに関わるものと、③人的資本というウェルビーイングの3つです。
以下の構成です。 1.サステナビリティ、SDGs、ソーシャルインパクトとは何か? 2.なぜそれが重要になっているのか? 3.ではどうしたらいいのか?
今後以下で取り組みを公開していきます。 https://www.gaiax.co.jp/about/social-impact/
サステナビリティとウェルビーイング木村 智浩 2022/4/1 ガイアックス社員総会奈良県御所市(奈良県で一番人口の少ない市、ごせし)に移住後、「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない」自然農で、種から育てたお米
View Slide
木村智浩1980年12月、奈良県御所市(ごせ)生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社ガイアックスに入社。妻と娘4人の6人家族。
奈良県生まれ。早稲田大学卒業後、起業家輩出の株式会社ガイアックスに入社。4児の父。子どもたちは、モンテッソーリ園、また、体験型学習中心の自由学校に通う。ポジティブサイコロジー・プラクティショナー(セグリマン博士)国家資格キャリアコンサルタント。ミネルバ大学教授らのProject MINTコーチ日本最大級の保育者研修「保育アカデミー」を運営元ソニー上席常務の天外伺朗の天外塾にて「ティール時代の教育と子育て」が2020年より開講
4/7まで銀座で上映テストなし宿題なしチャイムなし先生といわれる大人がいない認可のある小中学校僕を見つけてください
一人には無理です、みなさんのお力を借りたいです。今地球・社会・私たちの身において、何が起こっているのかそして、ガイアックスにどんな機会があるのか
サステナビリティについてSDGs、ソーシャルインパクトとは
65歳インド人の平均寿命(2007年)35歳インドの男性コットン従事者の平均寿命虫のつきやすいコットン栽培は農薬を多用。農薬・借金苦により寿命が短いと言われるインドの男性コットン従事者の平均寿命は何歳?(インドの平均寿命65歳(2007年))
死者1,100人負傷者2,500人2013年4月バングラデシュ・ダッカのラナ・プラザ縫製工場の倒壊月給1万円当時はその半額バングラデシュの縫製業の最低賃金(月給)2021年世界のファストファッション工場、バングラデシュ
日本で供給される服(国産5%、海外生産95%)のうち、消費者の手に届くのは?
50%未満日本で供給される服(国産5%、海外生産95%)のうち、消費者の手に届くのは?
環境負荷軽減、サプライチェーンの人権にこれだけ取り組んでいても、作ったものの半分を捨てているのが持続可能な社会でしょうか?
今、求められているのは、本業とは別に社会によいことをすることではない
ソーシャル・インパクトとはアウトプットではなく、アウトカムをみるインプット(投入) ⇒ 事業・活動 ⇒ アウトプット(結果) ⇒アウトカム(成果)
ソーシャル・インパクトとはたとえよいことをしようと思って始めたことでもマイナス面があるそれをしっかりと見つめること
グリーンウォッシュ、SDGSウォッシュでいいですか?本質的な取り組みなしに取引はできなくなる。調達できない。オフィスのエネルギーは?電力会社は?調達先は?取引先は?石鹸は?機器は?紛争鉱物は?ゴミは?従業員の幸福度は?非財務情報の開示が法制化される
ソーシャル・インパクトとは”主流となっているファイナンスに異議を唱えるものなんだ。ファイナンスや価値やパフォーマンスは、金銭的リターンなのですか?という挑戦状を突き付けるんだと。私達の資本に対する意識を変えるんだ。SDGS格付けでよい評価をもらうことでも、認証、ランキングの順位がゴールでもないんだ。普通によいことをすれば、世界中の人々が充実感と自己実現に満ちた人生を生きられる社会、公平で自由な社会をつくれるという幻想自体が課題なんだ。人新世(アントロポセン)の負の影響に抗い、反対することだ。国際的な思想家リーダー、持続可能な投資アドバイザー、学者、社会的価値の先駆者JED EMERSON氏(BLENDEDVALUE創業者)のSOCIAL IMPACT DAY 2020講演、SOCAP2017でのスピーチより
ソーシャル・インパクトとは今までの経済活動、投資、金融資本主義に対する批判的切り込み、抵抗の活動持続可能な投資アドバイザー、学者、社会的価値の先駆者JED EMERSON氏(BLENDED VALUE創業者)
ソーシャル・インパクト=インテグリティ=ヴァルネラビリティ
なぜ、重要なのか?経済成長しても幸福度が上がらないどころじゃない
時代認識コロナの次
日本のサンゴ礁8割消滅日本の周辺海域では2024年~2030年までに約8割のサンゴ礁で白化が常態化世界のサンゴ礁7~8割消滅世界のサンゴ礁のおよそ70~90%は、20年以内に消滅。このままいくと2℃の温暖化で99%以上が死滅。2030年に、サンゴ礁の何割がなくなっている?
世界の山火事8~10倍世界の山火事の規模、過去40年間で8~10倍に拡大焼失面積10倍氷に覆われたグリーンランド、2017年に起きた山火事で燃えた面積は2014年の10倍失われる森林
熱帯夜2.6倍過去30年間の日本の熱帯夜の平均日数は、1910年からの30年間の平均の約2.6倍に西日本豪雨クラスの大雨3.3倍西日本豪雨並みの大雨の発生頻度は2021年には3.3倍に温暖化してるの?
猛烈な雨1.9倍『アメダス』のデータによれば、計測を開始した1975年からの10年と、ここ10年を比べると、1時間に80MM以上の猛烈な雨が降った回数が1.9倍に増加。海洋熱波2倍海洋熱波(急激に海水温が高まる現象)の発生頻度は現在、1980年度比の約2倍。温暖化してるの?
氾濫危険水位5.7倍氾濫危険水位の超過河川は、4年で5.7倍。空気だけでなく、土中環境も
暖化防止の国際条約「パリ協定」で掲げられている1.5度と2度の目標の間には大きな影響の差が出ることがわかってきています。1.5℃と2.0℃は大きく違う世界の平均気温はすでに産業革命以前から1.09度上昇出典:http://ato4nen.com/
人類の生存ライン1.5℃早ければ2030年には人類の生存ラインの1.5℃上昇の世界に(環境省)このままだと3.0℃上昇各国の現政策を達成したとしても、約3度上昇(CLIMATE ACTIONTRACKER)ティピングポイントを越えてしまう、ホットハウス現象へ。
1.5℃ラインは、2030年にCO2半減残された時間はあと3年2020年から10年間の場合、毎年7.6%の削減が必要ですが、2025年から5年間の場合、毎年15.4%の削減が必要となり、これはほぼ不可能と言われています。つまり、私たちに残された時間はあと3年ほどしかありません。出典:http://ato4nen.com/
残された時間はあと3年気候危機による壊滅的な影響を回避するために必要な、1.5度の気温上昇に抑えるためには、2030年には2010年比で温室効果ガスを半減させなければなりません。そのためには世界全体で、2020年から10年間の場合、毎年7.6%の削減が必要ですが、2025年から5年間の場合、毎年15.4%の削減が必要となり、これはほぼ不可能と言われています。つまり、私たちに残された時間はあと3年ほどしかありません。
排出量ゼロどころじゃないCO2排出量が少ないシナリオ、非常に少ないシナリオ(2050-2060年にCO2排出量が実質ゼロ)でも1.5度を超える可能性が5割以上の確率。IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)は2021年8月9日、これまでの予測よりも10年早い2021-2040年に世界の平均気温上昇が産業革命以前から1.5度以上に達するとの新たな予測を発表。報告書は、温暖化の要因が人類の活動にあることは明白だと断言。
報告書の信頼度IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の報告書の執筆には、66カ国から200人以上の研究者が(日本からの10人を含め)参加。1万4000本の論文を引用し、3回の査読を経てまとめられ、さらに、執筆者以外の世界中の研究者や各国政府から寄せられた7万8000ものレビュー(疑問・指摘など)すべてに対応し、その内容を公開している。
では、どうしたらいいのか?
画像:NHKスペシャルより
CO2削減の鍵食・農・女性世界をリードする科学者と政策立案者の綿密な調査に基づく、地球温暖化を逆転させる最も確実な100の解決策ドローダウンプロジェクトより
私は何をすべきか?気候危機に関する最も一般的な質問は、「私は何をすべきか? 」というものです。どうすれば、個人や団体が、最短時間で、気候変動の緊急事態に最大の影響を与えることができるのか?ほとんどの人は何をしたらいいのかわからないし、できることは不十分だと思っているかもしれません。
それは、生命を生かす(増やす、再生させる)方向か?それとも、そうではないか?リジェネレーション(再生)とは、あらゆる意思決定と行動の中心に「生命」をおくこと
生命を生かす(増やす、再生させる)方向か?それとも、そうではないか?その行動は、より多くの生命を生み出すのか、それとも減らすのか?未来を癒すのか、未来を盗むのか?人間の幸福を高めるものなのか、それとも損なうものなのか病気を防ぐのか、病気から利益を得るのか?生計を立てるのか、それともなくすのか?土地を回復させるのか、劣化させるのか?温暖化が進むのか、遅れるのか?人間のニーズに応えるものなのか、人間の欲求を満たすものなのか?貧困を減らすのか、拡大するのか?基本的人権を促進しているのか、否定しているのか?労働者に尊厳を与えるものなのか、それとも労働者を貶めるものなのか?1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.
ガイアックスにどんなチャンスがあるのか?危機とは、危険と機会
ESG投資2016年の総額からは55%の増加資産全体におけるESG投資額は40%近くに
リジェネレーション=サステナビリティ+ウェルビーイング1.
利益から変わる「利益主義みたいなものが資本主義の原点だったけれども、それが地球の破綻とか社会の破綻を生んでいることにみんなが気付き始めて、今までの右肩上がり成長という時代から、もう一度目的を探し直す時代に変わっている」
ポスト資本主義シェアリングエコノミー共感資本社会ギフト経済感謝経済社会的共通資本ドーナツ経済学ガンジー経済学ティール社会etc
ポストSDGSはサステナビリティとウェルビーイング日本の骨太方針・成長戦略に従業員のウェルビーイングから、ステークホルダーのウェルビーイングへ。ポストSDGSで、ウェルビーイングが最有力。1.2.3.
非財務情報の開示気候変動生物多様性人的資本情報(ISO30414)
ぜひガイアックスとこのムーブメントを加速させましょう!既にガイアックス卒業生は全国各地でこれを実践している!その叡智を協働し社内に取り込むこれが本質的な取り組み。日本最先端の実践
なお、現在オフィシャルサイトにてサステナビリティの取り組みを公開中
社会と環境の問題を分けて考える環境に問題があれば、いつも最も苦しむのが貧しい人々この二つの問題を分離して考えるのは大きな間違い私たちが長い間犯してきた誤りそれは「社会と環境の問題を分けて考える」こと貧困と環境問題
地球を我が家のように感じますか?私の選択、行動、態度は、他人に、世界に影響を与えています。しかし、この繋がりが世界規模に広がり行動に複雑になるとともに、私たちは他人に対しての責任を感じづらくなりました。我が家をなくした私地球、地域を我が家に感じる?なぜ心の中が空虚なのか
システム思考ただ、世界は複雑で高度につながっていることで、つながっていないように思える私たちの一つひとつの選択や行動の影響は、想像以上に他人や世界へとつながっている。ピーター・センゲ
私と世界と地球の癒しは同時
欠乏に対抗する
私と世界と地球の癒しは不可分