Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
A2A(Agent2Agent )とは?
Search
ttnyt8701
April 22, 2025
Programming
2
460
A2A(Agent2Agent )とは?
https://blueish.connpass.com/event/352523/
ttnyt8701
April 22, 2025
Tweet
Share
More Decks by ttnyt8701
See All by ttnyt8701
Gemini CLI のはじめ方
ttnyt8701
1
250
ObsidianをMCP連携させてみる
ttnyt8701
3
4.3k
Claude Codeの使い方
ttnyt8701
2
370
FastMCPでMCPサーバー/クライアントを構築してみる
ttnyt8701
3
670
LangChain Open Deep Researchとは?
ttnyt8701
2
390
Vertex AI Agent Builderとは?
ttnyt8701
4
360
Amazon Bedrock LLM as a Judgeを試す
ttnyt8701
2
140
Amazon Sagemaker Jump Startを用いて爆速でモデルを作成してみる
ttnyt8701
3
95
Amazon SageMaker Lakehouseでデータのサイロ化による課題を解決する
ttnyt8701
2
58
Other Decks in Programming
See All in Programming
KIKI_MBSD Cybersecurity Challenges 2025
ikema
0
1.3k
カスタマーサクセス業務を変革したヘルススコアの実現と学び
_hummer0724
0
730
CSC307 Lecture 02
javiergs
PRO
1
780
Amazon Bedrockを活用したRAGの品質管理パイプライン構築
tosuri13
5
790
MDN Web Docs に日本語翻訳でコントリビュート
ohmori_yusuke
0
660
AIで開発はどれくらい加速したのか?AIエージェントによるコード生成を、現場の評価と研究開発の評価の両面からdeep diveしてみる
daisuketakeda
1
2.5k
ノイジーネイバー問題を解決する 公平なキューイング
occhi
0
110
なぜSQLはAIぽく見えるのか/why does SQL look AI like
florets1
0
480
Raku Raku Notion 20260128
hareyakayuruyaka
0
360
インターン生でもAuth0で認証基盤刷新が出来るのか
taku271
0
190
Best-Practices-for-Cortex-Analyst-and-AI-Agent
ryotaroikeda
1
110
AI Schema Enrichment for your Oracle AI Database
thatjeffsmith
0
330
Featured
See All Featured
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1032
470k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
18k
Building Adaptive Systems
keathley
44
2.9k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
61k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
356
21k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
85
9.4k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
273
27k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
47
7.9k
Design in an AI World
tapps
0
150
Design of three-dimensional binary manipulators for pick-and-place task avoiding obstacles (IECON2024)
konakalab
0
350
Evolving SEO for Evolving Search Engines
ryanjones
0
130
Transcript
A2A(Agent2Agent )とは? ©BLUEISH 2025. All rights reserved.
立野 祐太 Yuta Tateno 普段はOCRやRAGを用いたアプリケーション開発に従事しています エンジニア 自己紹介 ©BLUEISH 2025. All
rights reserved.
目次 1. A2A(Agent2Agent )とは? 2. A2Aによるメリット 3. 活用例 4. A2A
の設計原則 5. A2Aの仕組み 6. A2AとMPC 7. まとめ
A2A(Agent2Agent )とは? 複数のAIエージェント同士が連携するためのオープンプロトコル AIエージェントがどのフレームワークやベンダー上に構築されているかに関係なく構築出来る 引用[1]
A2Aによるメリット 生産性の向上 : 分断されていたAIエージェントによる業務プロセスを繋げることができ、業務効率が上がる。 コスト削減 : AIエージェント同士の連携のための開発が不要になり、開発・運用コストを削減 AIエージェントごとの最適な選択 : 特定フレームワークやベンダーに縛られず、AIエージェントごとに最適な技術選定ができる
イノベーション促進 : 複数のAIエージェントを利用したサービスや業務効率化のアイデアが生まれやすくなる
活用例 人材採用の例 1. ユーザー: A2Aで構築された採用マルチエージェントシステムに「AI開発のスキルを持つエンジニアを探 して」と依頼 2. 連携開始: 依頼をエージェントが受け取り、A2Aを使い人事システムのエージェント、人材DBのエージェ ント、スキル評価エージェントと連携。
3. 候補者選定 : 各エージェントが連携して候補者リストを作成し、ユーザーに提示 4. 日程調整: ユーザーが候補者を選ぶと、カレンダー管理エージェントと連携し、自動で面接日程を調整 このように、AI エージェントがシステムを横断して協力し合うことで、”裏側で専門家チームが動いているかの ように”して、適切な人材を効率的に採用するプロセスが実現
A2A の設計原則 A2Aでは、AIエージェント間のスムーズな連携を実現するために以下の 5つの主要原則を遵守 ❏ エージェントの能力を活用する ❏ 標準技術に基づいている ❏ セキュリティを重視
❏ 長時間実行タスクのサポート ❏ 様々なデータ形式をサポート
A2A の設計原則 エージェントの能力を活用する: エージェント同士が記憶、ツール、コンテキストを共有していなくても、それぞれのエージェントが持つ能 力を活かしながら、より自律的で柔軟な連携ができるように設計されています。
A2A の設計原則 標準技術に基づいている: Webで広く使われているHTTPやJSON-RPC、SSEといった標準技術をベースにしていて、比較的容易 に導入できる
A2A の設計原則 セキュリティを重視: エンタープライズグレードの認証、認可などを標準でサポート
A2A の設計原則 長時間実行タスクのサポート: すぐに終わる簡単なタスクだけでなく、人間の承認待ちなどで数時間から数日かかるような複雑なタスク も扱えるように設計されている(非同期処理)
A2A の設計原則 様々なデータ形式をサポート: テキストだけでなく、画像、音声、動画など、さまざまな形式のデータでやり取りできる (モダリティに依存しない)
A2A の仕組み ユーザー:依頼をする ↓ ↑ クライアントエージェント : ユーザーの指示を受け取り、タスク作成し、複数のリモートエージェントの中から最 適なスキルを持つリモートエージェントに依頼 ↓ ↑ リモートエージェント
: ( ⇆ 外部のAIエージェントと A2Aプロトコルで通信 ) タスクを実行し、情報を返す 👉クライアントエージェントとリモートエージェントがお互いに連携し、タスクをこなし ていく。 引用[2]
A2A の仕組み 1. 機能の検出 リモートエージェントは「こんな仕事ができます」というエージェ ントカード を公開。クライアントエージェントはこれを見て、連携 相手を見つける 2. タスク管理
仕事の依頼、進捗報告(「進行中」「完了」など)、結果の受け渡し を行う 3. 協力 タスクの実行に必要な情報(コンテキスト、中間成果物や最終 成果物、ユーザーからの指示など)を交換 4. ユーザー体験の調整 エージェント間でやり取りした結果を、最終的にユーザーにどう表示す るのが最適かを相談し、決定 引用[3]
A2A の仕組み エージェントカードの例 エージェントカードの例 エージェントの情報、認証方法、対応形式、出来 ることなどがわかる 👉エージェントの自己紹介カード
A2A とMCP MCP:AIモデルが外部のツールを効率的に利用し、より多 くの機能を活用するためのするため 接続規格(プロトコル) A2A:AIエージェント同士が、直接コミュニケーションを取 り、共同で作業を進めたりするための 共通言語(プロトコ ル) 👉マルチエージェントアプリケーションには
A2AとMCPの 両方が必要 ツールにはMCP、エージェントにはA2Aを推奨(by Google) 引用[4]
まとめ A2Aにより、AIエージェントがそれぞれのシステム内で孤立している「サイロ化」という課題を解決し、相 互運用性を確保することで、生産性が向上すると同時に、長期的なコストも削減できるように オープンソースであり、誰でも利用や開発への貢献が可能である。すでに 50社以上の多様な企業が パートナーとして開発に参加・支持していることから、マルチエージェントの標準規格となる可能性がある
参考文献・引用 引用[1],引用[2],引用[3],引用[4]: https://google.github.io/A2A/#/documentation https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/a2a-a-new-era-of-agent-interoperability https://github.com/google/A2A https://cloud-ace.jp/column/detail488/