Women Developers Summit 2024｜「考え方」で変わる クリエイターの成長ベクトル ～アクションと事業成長を連動させる方法～

Women Developers Summit 2024におけるセッション「『考え方』で変わる クリエイターの成長ベクトル ～アクションと事業成長を連動させる方法～」の資料です。

概要：
「ワクワク」しながら成果を残せることができたら最高！という思いを持ち続けてきた私が、クリエイターとしてどのように仕事を生み出し、会社や社会と向き合ってきたのかをご紹介します。
ウエディングパークの社内でキーワードとなっている「共創」をベースに、エンジニア、リーダー、データサイエンティストとしての経験と、現在取り組んでいるプロジェクト開発や全社DX推進の事例を通じて、自分の強みを生かしながら成長し、事業成長に繋げるための私なりの考え方をお伝えします。

Transcript

1. 「考え方」で変わる クリエイターの成長ベクトル ～アクションと事業成長を連動させる方法 ～ ©WEDDING PARK CO., LTD. 1 株式会社ウエディングパーク 菅沼幸子 Women Developers Summit 2024
2. 目次 １　自己紹介 ２　会社紹介 ３　わたしの経歴と事業成長 ４　プロジェクト化へのアクション ５　意識している考え方 2
3. 自己紹介 3
4. 4 自己紹介 菅沼 幸子 株式会社ウエディングパーク データ推進室　室長 2011年中途入社（社会人22年目） ＃バリ島好き🏝　＃飛行機好き✈
5. 会社紹介 5
6. 6 会社紹介：ウエディングパーク
7. 7 結婚準備クチコミ情報サイト 海外挙式の日本最大級クチコミ&フォトサイト ドレス選びがもっと楽しくなるクチコミサイト 結婚の各領域に特化した専門メディアを運営。 ITを活用し、カップルと様々なブライダルサービスのベストマッチを実現します。 フォトウエディングの決め手が見つかるクチコミサイト 指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト 会社紹介：ウエディングパーク
8. 8 ノーコードツール デジタル広告 オンラインスクール DX推進 結婚式費用試算サービス 会社紹介：ウエディングパーク
9. わたしの経歴と 事業成長への意識 9
10. 10 あああああ SIer メーカー・金融などのシステム構築 （ベンダーのミドルウェア関連を中心） 社内人材育成 あああああ Webメディア （コスメ） 会員統合 サイトリニューアル メディア運用開発 わたしの経歴
11. 11 サービス 開発 マネージ メント データ 領域 部門 立ち上げ システム開発部門の立ち上げ、 サイト開発・エンジニアメンバーのマネージメント後 全社を横断したデータ領域の専任へ ウエディングパーク入社後 わたしの経歴
12. 12 自分の生み出したものが 　・人の役に立つ 　・人の生活を便利にする 　・人を驚かせる 仕事・働くことへのポリシー
13. 13 経験を重ねる 仕事への向き合い方の変化
14. 14 SIer時代 自分のスキルを上げる　　　 開発の質が上がる 出来ることが増える　　　　 顧客への提案の質が上がる 課題・要件は顧客から ＝ 経験とともに変わる意識
15. 15 Webメディア時代（コスメ） 顧客 自社 ユーザー 利用者目線での 　 メディアのKPIに　 機能開発　　　　　 貢献できる ＝ 経験とともに変わる意識
16. 16 ウエディングパーク入社後 　セールス 　 ディレクター 　　 クリエイター バックオフィス \\ 全社方針・全社目標 : ◦◦◦◦◦ // 経験とともに変わる意識
17. 17 1つの目標に向けて、自分が出来ることを考える こんなデータがあれば この技術を使えば これを効率化できれば 経験とともに変わる意識
18. 18 2021年から「デザイン経営」を導入 デザイン思考 デザイン経営 社会のニーズを掴む「視点」 社会のニーズから考える「発想」 これらの思考法を 事業運営に取り入れる デザイン思考とクリエイター
19. 19 社会の課題を見つける インサイトを考え、必要なことを検討 サービスや機能化 エンジニアが 必要とされる領域が多い 「スケジュール通りにリリースできること」 　　　　　　　　　　　 ＝「事業成長への貢献の第一歩」 課題 Why 戦略 What 戦術 How デザイン思考とクリエイター
20. プロジェクト化へのアクション 20
21. 21 最近のプロジェクト（DX事業）
22. 22 サーベイ データ 利用目的の違い データ量の担保 解析 推論 蓄積されたデータから有用な分析ができないか 当初の依頼： ✖ ＝ ？ 深掘りが難しい 音声AIプロジェクトのきっかけ
23. 23 結婚式場でのリアルな接客の会話から 拾えるデータがあるのでは？ 音声AIに挑戦しよう DX事業技術責任者 自分 音声AIプロジェクトのきっかけ
24. 24 録音 文字起こし 要約 それぞれの領域ごとに技術検証 採用技術の決定 チーム全体で課題合宿 技術検証の開始
25. 25 社内で利用 お客様もテスト利用 サービス化決定 ・打ち合わせに集中出来るようになった ・業界用語をもう少し拾えないか ・要約の時間を短縮できないか ・違う項目も抽出して欲しい 繰り返し検証 プロトタイピング開始
26. 26 課題 戦略 戦術 接客の場で 音声AIを利用したサービス・ツールの提供 ・メモや議事録の工数大 ・音声データ利用のハードル ・音声のデータ活用未開拓 ・音声をテキスト化して使える状態へ ・生成AIを「安心」「安全」に利用できる環境 ・事業ドメインや課題に特化した機能（差別化） 議事録・要約機能を提供 人員確保の 社会課題 デザイン思考にあてはめる
27. 27 ・これが無かった頃に戻れません ・全体的に◎ \\この想いを実現 // お客様の声 自分の生み出したものが ・人の役に立つ ・人の生活を便利にする ・人を驚かせる
28. 28 データが足りないから音声AIで集めよう！ 現場で使えるDX 文字起こしツール 開発者のみ チーム ・現場課題の再認識　 ・社内でのプロトタイピング ・チーム間での率直な対話 事業成果に結びついたアクション
29. 意識している考え方 29
30. 30 クリエイター組織の方針
31. 31 自分たちの知見を駆使し、サービスを通じて ・社会課題を解決する ・社会に便利を提供する ・社会に新しい価値を届ける 事業成長 クリエイターの醍醐味： モノ創りの楽しさを味わえる！ クリエイターと事業成長
32. 32 事業貢献を意識するための 日常的なアクション
33. 33 様々な部署の社員とコミュニケーション 「課題になりそう」「必要になりそう」なことをインプット 　簡単にプロトタイプ作れるよ 　もっと楽にできる方法が！ 　技術検証しておこう 　アイディアをためておこう 〇〇の分析機能を作りたい この作業に工数がかかって 顧客がこれに困ってて… そろそろ新商品の検討を 日頃のアクション 1
34. 34 - 提案力アップ - チームを繋ぐ結節点 - 当事者意識 課題 戦略 戦術 課題 戦略 戦術 課題 戦略 戦術 ≒ ≒ 案件A 案件B 案件C 相談されやすい人材へ 日頃のアクション 2 様々な案件を把握する ＝ 共通言語を増やしておく 　取り組んでいる課題・挑戦している領域を理解
35. 35 エンジニア業務の領域の広さ 要件定義 設計 開発 テスト 監視 セキュリティ 障害対応 パフォーマンス バージョン対応 プログラミング言語 　・サーバーサイド 　・フロントエンド データベース（RDSMS・NoSQL） クラウド環境 ネットワーク キャッシュ 生成AI etc… システムが盤石であること ＝「事業成長」に欠かせない要素 新しいものを生み出すだけが事業成長ではない 社会的 信頼 忘れてはいけないこと
36. 36 開発案件を推進する スケジュール通りに開発する 案件の背景を理解する 事業への影響を理解する 考 え 方 の 変 化 技術力アップ 提案力アップ 事業貢献力アップ まとめ
37. 37 日々の業務の中で考え方次第で 開発や学びの視座がグッと上がることがあります。 「事業成長」と「開発」をリンクさせて ワクワクしながら社会貢献につながる クリエイターライフを満喫しましょう。 まとめ
38. ご清聴 ありがとうございました 38