読書体験を考える ――サービスとしての読書体験

読書体験を考える ――サービスとしての読書体験

2015年5月7日「ウェブから学ぶ電子出版の可能性 〜多様な読書スタイルを考える〜」用 資料。

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Hitomi Yamagishi

May 07, 2015
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  1. ಡॻମݧΛߟ͑Δ ೥݄೔ʮ΢Σϒ͔ΒֶͿిࢠग़൛ͷՄೳੑʙଟ༷ͳಡॻελΠϧΛߟ͑Δʙʯ༻ࢿྉɹ(BKJ-BCPࢁ؛ͻͱΈ ʕʕαʔϏεͱͯ͠ͷಡॻମݧ

  2. ⼭山岸  ひとみ 株式会社Gaji-‐‑‒Labo  取締役CXO 特定⾮非営利利活動法⼈人  ⼈人間中⼼心設計推進機構認定  ⼈人間中⼼心設計専⾨門家 ⼀一般財団法⼈人  ⽣生涯学習開発財団認定  ワークショップデザイナー 情報 デザイン

    編集計画 ウェブ デザイン ワークショップ デザイン 学⽣生時代 社会⼈人時代
  3. (BKJ͓͡͞Μ΋ େࣄͳϝϯόʔʂ γεςϜ ϓϩηε Ϣʔβʔ ઃܭʗσβΠϯ Gaji-‐‑‒Labo  は「システムを考える」会社 ウェブ制作、アプリケーション制作をはじめとして、 あらゆる「システム」を考える仕事をしています。

    広い意味での「デザイン」を⽬目指す道のりの途中です。 http://www.gaji.jp/
  4. ࢲ΋ʮຊʯΛಡΉͷ͕େ޷͖ͳ ʮಡऀʯͷͻͱΓɻ γεςϜΛߟ͑ΔਓͰ͋Δલʹʜ

  5. オンライン書店での購⼊入 年年間平均  約60冊 リアル書店での購⼊入 年年間平均  約30冊 ネットカフェ・図書館・レンタル等の利利⽤用 年年間  40〜~100冊程度度 読書状況:⼭山岸個⼈人の場合

    ※  この他にウェブサイトやブログの購読・情報取得もおこなっている。 紙の書籍の読書(漫画も含む) 年年間平均  約170冊 電⼦子書籍の読書(漫画も含む) 年年間平均  約20冊
  6. 電⼦子書籍の割合が少ない理理由: 1.    読みたい本が電⼦子書籍化されていない 2.    ある⽇日突然、読めなくなる⽇日が来ると困る 3.    フィジカルな「モノ」として⼿手元に置きたい

  7. 読書状況:⼭山岸個⼈人の場合 時間 w  1⼈人の時間に w  寝る前に w  ⼊入浴中に w  移動時間に

    w  待ち時間に 場所 w  リビングで w  お⾵風呂呂で w  キッチンで w  オフィスで w  電⾞車車やバスで w  病院の待合室で w  公園で ⽬目的 w  趣味のため w  娯楽のため w  仕事のため w  勉強のため w  ひまつぶしに
  8. こんな時に不不満を感じる: 1.  料料理理をしている時にレシピが⾒見見づらい! 2.  寝る時にベッドで楽に読める体勢が取れない 3.  混んでいる電⾞車車の中では読みづらい!    etc…

  9. ʮຊʯΛಡΉʮମݧʯ͸ ʮຊʯ͚ͩʹґଘ͠ͳ͍ɻ ͞·͟·ͳγνϡΤʔγϣϯͰຊΛಡΉࢲʜ

  10. 読書体験

  11. 読書体験 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで

    勉強のため
  12. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    ユーザー 読書する⼈人 コンテンツ ⼩小説、エッセイ等 デバイス 紙本、スマホ等
  13. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    ユーザー 読書する⼈人 コンテンツ ⼩小説、エッセイ等 デバイス 紙本、スマホ等 利利⽤用状況、コンテキスト
  14. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    読書体験 ユーザー 読書する⼈人 コンテンツ ⼩小説、エッセイ等 デバイス 紙本、スマホ等 利利⽤用状況、コンテキスト すべてそろって「読書体験」
  15. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    ⾔言い換えると…
  16. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    利利⽤用状況、コンテキスト ⼈人間 情報 道具 ⼈人間が情報を取得するために道具を使う体験
  17. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    利利⽤用状況、コンテキスト ⼈人間 マインド 道具 ハード 情報 ソフト
  18. ʮ৘ใʯ΋͍Ζ͍Ζɺ ʮਓؒʯ΋͍Ζ͍Ζʜ

  19. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    ストック型 蓄積されることによって価値が⽣生まれる情報 コンテンツとしての寿命が⻑⾧長い 時間が経過しても価値が損なわれにくい w  ウェブの例例:Wikipedia w  紙メディアの例例:書籍・単⾏行行本 フロー型 旬で鮮度度が⾼高く、即時性のある情報 今この瞬間が勝負 時間の経過とともに価値が減少していく w  ウェブの例例:Twitter w  紙メディアの例例:新聞、週刊誌 情報 ソフト
  20. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    リニアな構成 直線型 はじめから終わりまで連続した形 集中と時間消費を強いられ、負荷が⾼高い w  ウェブの例例:⻑⾧長編動画コンテンツ w  紙メディアの例例:書籍、⼩小説 ノンリニアな構成 順不不同で断⽚片的 どこからでも⾒見見てもらえる形 集中と時間消費をコントロールしやすい w  ウェブの例例:マイクロブログ、ウェブマガジン w  紙メディアの例例:辞書、カタログ 情報 ソフト
  21. 病院の待合室で 待ち時間に ⾃自宅宅お⾵風呂呂で ⼊入浴中に 移動時間に 電⾞車車の中で 寝る前に ベッドの中で オフィスで 勉強のため

    使う⼈人(読む⼈人、買う⼈人) 本が好きな⼈人、作品のファン、コレクター、 勉強する必要がある⼈人、贈り物にしたい⼈人、 ⼦子供、⼤大⼈人、お年年寄り、障害のある⽅方、etc… 作る⼈人(書く⼈人、売る⼈人) 著者、編集者、翻訳者、出版社、株主、 ブックデザイナー、印刷会社、書店員、 その他あらゆるステークホルダー、etc… ⼈人間 マインド
  22. ༷ʑͳར༻ঢ়گԼͰ ଟ༷ͳʮಓ۩ʯΛۦ࢖͍ͯ͠Δɻ ಡॻ͸ʮਓؒʹࢲʯ͕৘ใΛऔಘ͢Δߦҝͷͻͱͭʜ

  23. 道具 ⼈人間 情報 マインド ハード ソフト 道具としての 電⼦子書籍 道具としての 紙の書籍

    読書体験したい「私」
  24. ʮࢴͷॻ੶ʯͱʮిࢠॻ੶ʯʹ ಉ࣭ͷମݧ͸ٻΊ͍ͯͳ͍ɻ ৘ใऔಘͷͨΊͷಓ۩ͱͯ͠ʜ 読書体験したい「私」

  25. 同じ体験を求めない理理由: 1.  道具は多様性を増して拡張し続けている 2.  道具の拡張は体験の拡張も意味している 3.  情報はあらゆる形で増え続けている

  26. ಡॻͷະདྷͷͨΊʹ͸ ମݧΛσβΠϯ͢Δ͜ͱ͕ඞཁɻ ਓ΋ಓ۩΋৘ใ΋ҲΕΔ࣌୅ʜ

  27. 「サービスデザイン」 体験価値を重視して、サービスをデザインすること。 モノや⼈人、ソフトウェアなどを組み合わせ、 ユーザーの⽬目的達成を⼿手助けするしくみを作ること。

  28. None
  29. ʮຊʯͬͯͳΜ͚ͩͬʁ ͩΜͩΜΘ͔Βͳ͘ͳ͖ͬͯͨʜ

  30. ʮಡॻʯͬͯͳΜ͚ͩͬʁ ͩΜͩΜΘ͔Βͳ͘ͳ͖ͬͯͨʜ

  31. ಓ۩͕֦ுͯ͠ΔͳΒɺ ʮຊʯ΋ʮಡॻʯ΋֦ு͍ͯ͠Δʁ

  32. ֦ு͍ͯ͠Δࠩ෼ͷ࠶ఆ͕ٛ ॻ੶ͷ৽͍͠ܗʹͳΔͷͰ͸ʁ

  33. ウェブの場合…

  34. IoT(Internet  of  Things) 今までインターネットに接続されることのなかったモノが 様々な形でインターネットに接続されていく。 IoT  は⾼高いアクセシビリティによって実現される。

  35. ビジネス モデル プロセスの 最適化 サービス デザイン 作る側からの⽬目線 w  市場競争 w 

    機会 w  倫倫理理 w  デリバリー w  エクスペリエンス w  多様性 w  エコシステム w  コミュニティ w  計画・⽴立立案 w  作業効率率率化 w  コスト w  技術の選定
  36. ビジネス モデル プロセスの 最適化 サービス デザイン 作る側からの⽬目線 倫倫理理的価値 経済的価値

  37. ిࢠॻ੶ʹ΋σόΠεΛ໰Θͳ͍ ΞΫηγϏϦςΟ͕ॏཁɻ ΢Σϒ͔ΒֶͼɺಡॻମݧͷະདྷΛ࡞ΔͨΊʹʜ

  38. プロダクトとしての 「紙の書籍」の完成度度は⾼高すぎるくらいに⾼高い。 サービスとして差別化するヒントは…?

  39. 「インクルーシブデザイン」 ⾼高齢者、障害のある⽅方、外国⼈人など、 従来はデザインプロセスから除外されてきた多様な⼈人々を プロセスの上流流から巻き込んでデザインする⼿手法。

  40. インクルーシブデザインの特徴: 1.  極端な傾向を持つユーザーにも注⽬目するため、   様々な発⾒見見がある。 2.  平均的なユーザーでは気付かないような     潜在ニーズを発⾒見見できることがある。 3.

     リードユーザーとの共同体験によって、     先⼊入観を打ち壊すことができる。
  41. ΞΫηγϏϦςΟରԠ͸ ৽ϏδωεϞσϧ΁ͷ෍ੴͰ΋͋Δɻ ͍ͣΕདྷΔະདྷͷͨΊʹʜ

  42. 本が⼤大好きなひとりの「私」として、 素敵な未来を期待しています!

  43. ଓ͖͸τʔΫηογϣϯͰʂ