SoRとSoE ● SoR: System of Record ○ その名の通り、「記録」のためのシステム。 ○ 入力の事前チェックの堅牢性、データ整合性の担保などが求 められる。 ● SoE: System of Engagement ○ 利用者との関係を構築するためのシステム。 ○ 今どきの言葉を使うとよい UX を提供するためのシステム、と 言い換えてもよい。
グローバルな整合性とユーザローカルな整合性 ● SoR / SoE 間の疎結合性や耐障害性を高めるために、基本的に 非同期、結果整合性でのアーキテクチャを検討するといいかもし れない。 https://speakerdeck.com/a_suenami/soe-akitekutiya-number-kichijojipm?slide=16
まとめ ● アプリケーションの要求元を事業者と利用者に分け、そのそれぞ れについてモデルを構築し、実装を考えると、それは一般に SoR / SoE の特性と呼ばれているものと一致する。 ● バリデーション、整合性、採番、状態管理、キャッシュなどの具体 的実装について、SoR / SoE のシステム間連携をどのように行う かの事例を紹介した。