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問題解決の積極的傾聴練習会の資料

 問題解決の積極的傾聴練習会の資料

ワースマメンバーでの練習会用に作った問題解決を目的とした積極的傾聴の資料です。ワークなど勉強会用だったので内容が細かく書いておらず、言葉での補足する事が前提でしたが、お蔵入りするのも残念なので公開しました。

AtsushiCafeK

March 15, 2023
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Transcript

  1. 課題・問題解決 コーチング カウンセリング 心理療法 対象 問題当事者、課題・問題そのもの クライアント 患者 目的 問題解決する、障害を取り除き正

    常な状態をつくる。現在はない解を 発見する。 目標達成をコミュニケーションに よって引き出す。クライアントが 成長する。 悩みや精神疾患をコミュニ ケーションによって防止、治療 すること。 主体者 課題当事者、コンサルタント、マネ ジャーなど 当事者だけではなく課題・問題を 解決する人 クライアント(双方向) 主体者が自走できる 患者(双方向) 主体者だが心理的にマイナス 状態 対処 問題を明確にし、解決までの過 程、道筋を作り解決へ導く。解決方 法を提案する。 コーチはクライアントが自走して 目的地、目標へたどり着くよう支 援する。クライアントの考え発想 を広げ本人の成長機会をつくる カウンセラーはコミュニケー ションによって心理的療法、症 状悪化の防止、治療を行う 成果 問題が取り除かれ正常に運用や、 動作する。 目標達成、実現だけでなくクライ アント自身が成長する 患者の症状が改善される 7
  2. Work ここのワークでは、日 頃の問題、課題を形に 当てはめて書いてみ る。 仕事や私生活で色ん な課題、問題があると 思います。これを形に あてはめて整理してみ ましょう。

    ありたい姿 現状 差=課題 あるべき姿 差=問題 ありたい姿、未来の理想の姿 課題、ありたい姿と現状の差・ギャップ あるべき姿、設計済のもの、運用中のもの 問題、あるべき姿と現状の差・ギャップ 現状 11
  3. Work ここのワークでは、日 頃の問題、課題を形に 当てはめて書いてみ る。 仕事や私生活で色ん な課題、問題があると 思います。これを形に あてはめて整理してみ ましょう。

    ありたい姿 現状 差=課題 あるべき姿 差=問題 ありたい姿、未来の理想の姿 課題、ありたい姿と現状の差・ギャップ あるべき姿、設計済のもの、運用中のもの 問題、あるべき姿と現状の差・ギャップ 現状 12
  4. 現状と ゴール 組織 チーム 個人 傾聴の位置付け 傾聴 問題解決 課題解決 ギャップ

    課題 問題 目的に合わせたゴール 対象の目的によってプロセスが違うけれど、共通した初めのステップです 14
  5. • 話者が話している時に口を挟む • 考え、行動を誘導する 話す場のコントロールは構いません。相手を自分の考えへ寄せるような誘導はしないように気をつける • 話した内容を自分の価値観で承認をする 話者がヒアリングする人の承認する方向にバイアスがかかると、話す内容が承認してもらえるような方向に傾くことがあるので気をつける • 思い込み、忖度して解釈する

    話者の頭の中と違う意味のまま話を進めてしまう、話がズレてしまいます。必ず、伝え返しなどで意味を共有して進めるように気をつける • 話を自分の中で要約する 話者から出てきた言葉を使って話を整理する。要約する時は話者の使う言葉の意味を確認して、こういう事ですか?と確認して要約する。または話者に要約 してもらい、意味を一般的な言葉とに合うように言語化するように気をつける 注意点 NG行為だけ 18
  6. • ひたすら聴く姿勢 • 自分の思考、価値観を持ち込まずに聴く • 解決思考、未来志向で相手と向き合う • 真摯に話す • 真剣に聴く

    • 相手を尊重する、相手の発想、考えをそのまま聴き、思考も読み取る • 同調、同情の視点を持って接する(実際に同調、同情はしない) • 笑顔で話を聞き、ケースに合わせて表情も同調し、心情をなぞって話を聴く 姿勢・態度 19
  7. • あいづち(話を聞いていることを話し手に伝える) • リフレクト(話した内容を伝えかえす) • ペーシング(話してのペースを合わせる) • 表情、声色など非言語情報から深堀りし、情報を得る • 正しく理解する

    ◦ 話から事実と憶測を分けて聞き取る ◦ 考えを言語化(話し手を信頼すると同時に言葉は鵜呑みにしない) ◦ 世の中的な知識によって平易な言葉で言語化する • 多重視点を持って向き合う スキル1 22