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PMI月例セミナー_気づきトリアージ

COPILOT Inc.
PRO
September 06, 2023

 PMI月例セミナー_気づきトリアージ

PMI月例セミナーで気づきトリアージの紹介をした時の内容です。

Project Sprint
https://www.projectsprint.org/
多様性のあるメンバーのチームが、不確実性の高い環境・状況において、複雑なアウトプットのためのプロジェクトを推進するためのフレームワーク。

株式会社コパイロツト
https://copilot.jp/

COPILOT Inc.
PRO

September 06, 2023
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Transcript

  1. updated
    ワークショップ
    気づきトリアージ
    PMI8月月例セミナー

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  2. 気づきトリアージを紹介する目的
    ● プロジェクトにおいて、誰かが問題
    の解決策を提案してくれる状態では
    なく、自分で提案し自分で納得する
    形の解決策を見つけるという自律型
    組織の意思決定を体験する状態
    この場で目指すもの
    ● 気づきトリアージのやり方を確実に
    把握できている状態
    この場だけで目指さないもの
    2

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  3. 本日の進め方
    気づきトリアージとは?
    1
    【動画】気づきトリアージのやり方を見てみよう
    気づきトリアージのやり方をご紹介
    2
    3
    5分
    5分
    5分
    【グループワーク】気づきトリアージをやってみよう
    4 17分
    3

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  4. 本日の進め方
    気づきトリアージとは?
    1
    【動画】気づきトリアージのやり方を見てみよう
    気づきトリアージのやり方をご紹介
    2
    3
    5分
    5分
    5分
    【グループワーク】気づきトリアージをやってみよう
    4 17分
    4

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  5. 他メンバー
    気づきトリアージとは?
    ・現状と理想の状態を把握し、その差分を理解し気づき(違和感やひらめき)を出す
    ・そして、新しい気づきを出した本人が具体的な行動の提案に変え、本人が納得いく解決策を決定
    する手法のこと
    自分が納得する具体的な
    提案に自分で変換
    解決策:
    全メンバーに現状の進捗
    情報を共有してもらう
    解決策:
    マイルストーンを
    更新する
    気づき:
    プロジェクトの
    進捗遅くない?
    ファシリテーター
    気づきを感じたひと(気づき起案者)



    何が必要ですか?

    みんなからの
    助言
    5

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  6. 気づきトリアージの特徴
    1 プロジェクトメンバーの多様性を活かして問題を解決することができる
    2 自分の課題感を自分で意思決定し解決することができる
    6

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  7. 気づきの具体例
    ● 気づきは、現状と理想の違いに対する違和感や、新しいアイデアを共有するというひらめき
    の要素も気づきの中に含まれている。
    違和感(もやもや) ひらめき
    想定の稼働よ
    りも超過して
    しまっていて
    大変...
    定例会議が1時
    間では足りな
    い...
    気づき
    チームで振り
    返りができて
    いない...
    〇〇ツールを
    使いよかった
    ので使ってみ
    ないかの提案
    定例会議の
    ファシリテー
    ションを輪番
    制にしてみた

    新しい振り返
    りを思いつい
    たので次回試
    してみたい
    7

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  8. 本日の進め方
    気づきトリアージとは?
    1
    【動画】気づきトリアージのやり方を見てみよう
    気づきトリアージのやり方をご紹介
    2
    3
    5分
    5分
    5分
    【グループワーク】気づきトリアージをやってみよう
    4 17分
    8

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  9. 気づきトリアージのやり方をまず見てみよう
    ファシリテーター(1名) 気づき起案者(2名)
    プロジェクトをリモートワークで進める上での気づきを出す
    (※動画では気づき出しは終わっている状態からスタート)
    Q.気づきに対して
    何が必要ですか?
    Q.誰からどんな助
    言が必要ですか?
    ゴール:出した気づきを解消する(起案者が必要なものを得られたと感じたらOK)
    A.自分のタスク
    にします
    A.プロジェクトメン
    バー全員から〇〇の
    情報で知っているこ
    とを教えてください
    Q.必要なものは得
    られましたか?
    A.必要なものを
    得られました
    問いかけ 答える
    9

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  10. 気づきトリアージのやり方をまず見てみよう
    動画の内容 ● 参加人数:3名(ファシリテーター:1名、気づき起案者:2名)
    ● テーマ:”プロジェクトをリモートワークで進める上での気づき”
    ● 時間:3分程度
    ● ツール:Miroを使い気づきトリアージを実施
    ★誰でも(特にファシリテーションが苦手な方)簡易的に進められるような
    気づきトリアージのやり方をご紹介します(あくまでも一例です)
    ★ファシリテーションの決まった問いかけに注目してみてください
    10

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  11. 気づきトリアージのやり方をまず見てみよう
    10

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  12. 本日の進め方
    気づきトリアージとは?
    1
    【動画】気づきトリアージのやり方を見てみよう
    気づきトリアージのやり方をご紹介
    2
    3
    5分
    5分
    5分
    【グループワーク】気づきトリアージをやってみよう
    4 17分
    12

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  13. 気づきトリアージのやり方
    ファシリテーター 気づき起案者
    みんなで気づきを出して、解決したい気づきの優先度を決める
    Q.気づきに対して
    何が必要ですか?
    Q.誰からどんな助
    言が必要ですか?
    ゴール:起案者が出した気づきを解消する(起案者が必要なものを得られたら解消)
    A.自分のタスク
    にします
    A.プロジェクトメン
    バー全員から〇〇の
    情報で知っているこ
    とを教えてください
    Q.必要なものは得
    られましたか?
    A.必要なものを
    得られました
    問いかけ 答える
    13

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  14. STEP 1|みんなで気づきを出して次のアクションを考えよう
    気づきから生まれたこ
    れから取り組むアク
    ションを確定しよう
    みんなで気づき(違和
    感やひらめき)を出し
    て、次のアクションを
    考えよう
    次のアクションに対す
    る助言をもらおう
    1 2 3
    STEP1のゴール:まずは自分で出した気づきの次のアクションを考えてみる
    14

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  15. STEP 1|みんなで気づきを出して次のアクションを考えよう
    ファシリテーター 気づき起案者
    みんなで時間(5分程度)をとって、気づきを付箋に書いてみる
    気づきが多い場合は、優先度を決めるなどする
    ファシリテーターは起案者に気づきに対する次の
    アクションを決めてもらう
    問いかけ:「4つの中だとどれが必要ですか?」
    1.
    自分の
    タスクに
    する
    2.
    誰かにタ
    スクをお
    願いする
    3.
    誰かに情
    報やヘル
    プをお願
    いする
    4.
    感想・情
    報を共有
    する 4つの中から1つ選んで、必要なアクションを選ぶ
    気づき起案者が1-3を選んだ場合、
    問いかけ:「どんなタスクor情報が必要です
    か?」
    必要なタスクor情報を明確にする
    15

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  16. STEP 2|次のアクションに対する助言をもらおう
    気づきから生まれたこ
    れから取り組むアク
    ションを確定しよう
    みんなで気づき(違和
    感やひらめき)を出し
    て、次のアクションを
    考えよう
    次のアクションに対す
    る助言をもらおう
    1 2 3
    STEP2のゴール:他のメンバーから次のアクションに対する助言をもらう
    16

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  17. STEP 2|次のアクションに対する助言をもらおう
    ファシリテーターは起案者に他のメンバーから助言をもらうよう促し、
    起案者は他の参加者から助言をもらう
    問いかけ:「誰からどんな助言が必要ですか?」
    下記選択肢はあくまでも参考です。
    ファシリテーター 気づき起案者
    1.
    全員から一言
    ずつもらう
    2.
    意見がある人
    に挙手しても
    らい助言をも
    らう
    3.
    起案者が指名
    し助言をもら

    助言をもらいたい人を決める
    17

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  18. STEP 3|これから取り組むアクションを確定しよう
    気づきから生まれたこ
    れから取り組むアク
    ションを確定しよう
    みんなで気づき(違和
    感やひらめき)を出し
    て、次のアクションを
    考えよう
    次のアクションに対す
    る助言をもらおう
    1 2 3
    STEP3のゴール:これから取り組むアクションを確定し気づきを解消する
    18

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  19. STEP 3|これから取り組むアクションを確定しよう
    ファシリテーター 気づき起案者
    「必要なものが得られましたか?」と気づき起案
    者に問いかける
    「得られました=気づき解消」or 得られない場合
    は追加議論(ステップ2から実施)
    最終的に自分が納得できた次のアクションを確定
    するために、4つのアクションの中から選ぶ
    問いかけ:「もらった助言をもとに、次のアク
    ションは4つの中だと何が必要ですか?」
    1-3を選んだ気づき起案者に、
    問いかけ:「いつまでに何が必要ですか?」と改
    めて聞く(目的:確実に実行するため)
    1-3を選んだ気づき起案者は、いつまでに何をする
    のかを共有する
    1.
    自分の
    タスクに
    する
    2.
    会議の
    アジェン
    ダにする
    3.
    別途
    議論する
    4.
    この場で
    解消した
    19

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  20. 本日の進め方
    気づきトリアージとは?
    1
    【動画】気づきトリアージのやり方を見てみよう
    気づきトリアージのやり方をご紹介
    2
    3
    5分
    5分
    5分
    【グループワーク】気づきトリアージをやってみよう
    4 17分
    20

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  21. 気づきトリアージをやってみよう
    みなさんにはMiroを使ってアイスブレイクと同じグループで気づきトリアージを試してみ
    ていただきたいと思います(時間:15分間)
    ● テーマ:”プロジェクトをリモートワークで進める上での気づき(ひらめき・違和
    感)”
    ● 可能な限り出てきた気づきを解消まで持っていくまでをゴールとして全員で協力し
    合いながら一度試してみてください
    21

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  22. 気づきトリアージをやってみよう
    ファシリテーター1名
    (苗字の五十音順で一番最初の方)
    プロジェクトをリモートワークで進める上での気づき(ひらめき・違和感)を出す
    1人1つは気づきを出す
    Q.気づきに対して何
    が必要ですか?
    Q.どんなタスクor情
    報が必要ですか?
      ゴール:できる限り起案者の気づきを解消できるよう
    挑戦してみましょう!
    Q.誰からどんな助言
    が必要ですか?
    問いかけ 答える
    実施時間
    合計15分
    目安
    1人3分
    程度
    2分程度
    Q.助言をもとに次の
    アクションは何です
    か?
    Q.いつまでにどんな
    アクションが必要で
    すか?
    Q.必要なものは得ら
    れましたか?
    自分の
    タスク
    にする
    誰かに
    タスク
    をお願
    いする
    誰かに
    情報や
    ヘルプ
    をお願
    いする
    感想・
    情報を
    共有す

    自分の
    タスク
    にする
    会議の
    アジェ
    ンダに
    する
    別途
    議論す

    この場
    で解消
    した
    助言を必要な人からもらう
    気づき起案者3名
    (他参加者全員)
    22

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  23. 気づきトリアージをやってみよう
    23
    問いかけ・回答の仕方を参考に書
    いています
    アイスブレイクと同じブレイクア
    ウトルーム先のシートをご確認く
    ださい

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  24. 気づきトリアージ
    やってみていかがでしたか?
    24

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  25. 気づきトリアージのポイント
    開催頻度
    所要時間
    参加人数
    参加対象
    1回限りではなく、毎週の定例や月1回の頻度で実施することを推奨
    5人ぐらいの参加だと15分ぐらいで終わることが多いです。1人3分程度と時
    間を区切って気づきを解消することを推奨
    参加人数の制限はなし。ただし、人数が多くなるとさらに時間が必要になる
    ため、短時間で実施したい場合は事前に気づきを書いてきてもらうなどの対
    応を推奨
    気づきトリアージを実施する場面においては、メンバーそれぞれの役職や経
    歴などは結びつけずにフラットな状態で取り組むことが重要
    25

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  26. 最後:気づきトリアージを紹介する目的
    ● プロジェクトにおいて、誰かが問題
    の解決策を提案してくれる状態では
    なく、自分で提案し自分で納得する
    形の解決策を見つけるという自律型
    組織の意思決定を体験する状態
    この場で目指すもの
    ● 気づきトリアージのやり方を確実に
    把握できている状態
    この場だけで目指さないもの
    26
    ★今日の資料を再度参考にしな
    がらご自身のプロジェクトでも
    試してみていただければと思い
    ます

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