Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up
for free
ITプランナーの必要性を小一時間問い詰めたい / Why We need IT-Planner.
YUMOTO Michitaka
April 24, 2019
Business
0
13k
ITプランナーの必要性を小一時間問い詰めたい / Why We need IT-Planner.
Web技術者向け勉強会、BPStudyで発表を予定していた資料です。
https://bpstudy.connpass.com/event/122728/
日程を勘違いしており、資料のみの公開・・・
YUMOTO Michitaka
April 24, 2019
Tweet
Share
More Decks by YUMOTO Michitaka
See All by YUMOTO Michitaka
gothedistance
1
3.8k
gothedistance
24
82k
gothedistance
1
500
gothedistance
0
6.1k
gothedistance
0
330
gothedistance
1
880
gothedistance
0
660
gothedistance
9
19k
gothedistance
0
660
Other Decks in Business
See All in Business
47holdings
0
11k
kyonmm
1
1.8k
mobilitytechnologies
0
1.3k
yasudatadahiro
0
1.9k
shinsotsuwatch
0
190
amarelo_n24
0
300
findyinc
1
2.7k
suuuuuuuper_man
1
160
pirika_info
1
820
shunsuke_takeuchi
3
3.1k
moriyuya
3
4.1k
tnagasawa
1
4.8k
Featured
See All Featured
addyosmani
311
21k
ddemaree
274
31k
nonsquared
81
3.3k
lara
16
2.6k
dougneiner
119
7.8k
lara
172
9.5k
trallard
13
660
bkeepers
52
4.2k
matthewcrist
73
7.5k
lara
590
61k
chrislema
231
16k
tammielis
237
23k
Transcript
ITプランナーの必要性を 小一時間問い詰めたい YUMOTO Michitaka(a.k.a ござ先輩) @gothedistance BPStudy#140
自己紹介 n 1979.11.12 東京⽣まれ ちなヤク育ち n マイメンは館⼭昌平 n (株)クオリティスタートの代表 n
ござ先輩とも呼ばれる n GoTheDistanceというブログの中の⼈ n ツイートの99%は野球の話 2
BPStudy登板履歴(11登板8野球) n BPStudy#79(野球) n BPStudy#91(野球) n BPStudy#92(エンジニアの経営学) n BPStudy#100(野球) n
BPStudy#103(野球) n BPStudy#108(⾃社紹介) n BPStudy#112(野球) n BPStudy#115(野球) n BPStudy#122(プログラミング教育) n BPStudy#124(野球) n BPStudy#127(野球) 3
4 2019年4月24日開催を完全 に勘違いし、25日開催だと 信じていました。 どう見ても、予告先発回避 です。本当にありがとうご ざいました。
5 主催のビープラウド社代表の治夫さん、 及び私なぞのお話を聞くためにお時間を 割いて頂いた方々に、深くお詫び 申し上げます。
6 これで終わりというわけにも行か ないので、資料を公開致します。 登壇はできませんでしたが、可能 な限り文脈が伝わるように作って みました。 ご高覧ください。
わたくしの⼤まかなキャリア 7 n 2003年 商社系SIer 新卒⼊社 n コードを書きまくる部署に運よく配属され、出世⿂キャリア に乗っかる n
2009年 雑貨製造・輸⼊卸の会社に単⾝⾶び込む n 家庭の事情とアナログな会社を変えてみたくて n ⼀⼈で業務システムを内製し、今もなおメンテ中 n 2016年 独⽴ n IT企画屋で⾏けるところまで⾏こうと決めた n やっていきだー
IT企画屋になろうとした理由(1) 8 1 すげ〜できるエンジニアがアサインできなかったので、 プロジェクト失敗・・・というケースは未体験 2 エンジニアのスキル不⾜で動くシステムが作れなくて、 プロジェクト失敗・・・も経験したことがない 3 ITプロジェクトの成否はエンジニアの
能⼒と、全然関係がないから エンジニア以外の企画側の⾊んな要因でプロジェクトが ⽴ち⾏かなくなかった・・・あ(察し
IT企画屋になろうとした理由(2) 9 1 まわりにはできるエンジニアしかいないので、彼らとの レベルの差を痛感したから。 2 レベルの差というのは、発想の差。やり⽅ではない。 同じ問題を解決するにも考え⽅やアプローチが全然 違うのが、レベルの差。 3
エンジニアでは⼤成できそうにない ごくふつうのエンジニアリングしかできないけれど、 いわゆる「T字」になって、守備範囲を広げて抽象度 ⾼めの仕事で価値を出そうという⾃分なりの⽣存戦略。
10 ITプロジェクトの成否を決めるのはいつ だって、企画側。戦略のミスは取り返せ ない。 自分が得意なのはメッセージを発信して、 まわりを動かして物事を決めていくこと。 企画を立てて物事をドライブして組織を 変えるのが好きなんだ、と。 なので、プログラミングで食っていく事 へのこだわりが消えました。
ITプランナーという⾔葉への思い 11 Busi ness User IT この円を描く⼈が いないとまずい 誰か! アイデアをITに変える専⾨家がいても
いいはず。そう簡単にできないから。
要望を要件まで落としこむ難しさよ 12 要望 システムによって叶えたい物事、享受したい成果やメリット 要求 要望を実現させるために必要な前提条件 要件 要求をITシステムで実現させる為のレシピ(UI/データ/機能) 要望 要求
要件 UI σʔλ ػೳ 開発 テスト 稼働 システム開発の流れ 要望が最も⼤切なんだけど、⼀番むずかしいのは 要件を決めること。この意味をわかれ〜 頼む〜
13 その会社が成り立っている事業があり、 その先にはお客さん(ユーザーが)いる。 事業の価値を高めるために、ユーザーに 選んでもらうために、ITでUXを設計し、 サービスレベルを上げていく。 そのスコープは、プロダクトデザインに 閉じた話ではなく、業務システムだろう が同じはず!
14 ITプロジェクトは発注側にも色んなこと をご理解頂く必要があります。 お金で解決できるものでもなく、エンジ ニアの能力で解決できるものでもない。 開発側が出せるバリューに耐えうるだけ のパワーを、事業会社に持って欲しい。 そのために、ITプランナーが必要です。
15 END