Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
アイデアソンをより身になるものとするために
Search
haruka
October 11, 2019
Business
0
27
アイデアソンをより身になるものとするために
アイデアソンをより良いものとするために、必要だと思うことのまとめ。
アイデアソンとは?
参加するにあたって大事なこと
ビジネスとするために主催者が工夫すること
おまけ
haruka
October 11, 2019
Tweet
Share
More Decks by haruka
See All by haruka
アート思考とデザイン思考
haruka1024
0
81
ジョブ理論をなんとなく理解する
haruka1024
2
58
これからのマネジメント~令和時代の組織のあり方~
haruka1024
0
60
アイデアの出し方
haruka1024
1
40
Libra report(日本語)
haruka1024
0
29
Other Decks in Business
See All in Business
株式会社あるよ_会社紹介資料20250808.pdf
aruyo_mori
0
3.8k
技術的負債に立ち向かう、 ひとりから始めるチームづくり / From One to Team: Building Momentum Against Technical Debt
yoshiyoshifujii
1
170
株式会社FinT 事業紹介資料_2025/07~
fint_recruit
0
710
EMOOR_ブランド説明資料
yusawada
1
11k
Agentic AI による新時代の IBP (Intelligent Business Planning)
mickey_kubo
1
130
Seibii(セイビー) 会社概要資料 | Company Deck
seibii2019
0
330
シゴデキAI秘書を携えれば営業の世界はもっと広がる
kt0118
0
200
AIで「お客様のことだけを考える」 時間を増やすためには
kosakiteppei
0
410
UXwriter_intro_202508
uxw
0
4.6k
もっと!「契約交渉よりも顧客との協調を」 〜協調を助ける契約と関係づくり〜
sasakendayo
1
450
_コーポレートサイト公開用_202507_株式会社tacoms_会社紹介資料.pdf
tacoms
0
570
Schoo for Business インパクトレポート2025
schoo
0
1.5k
Featured
See All Featured
Building an army of robots
kneath
306
45k
The Language of Interfaces
destraynor
158
25k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
12k
Fireside Chat
paigeccino
38
3.6k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1370
200k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
332
24k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
Visualization
eitanlees
146
16k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
695
190k
Navigating Team Friction
lara
188
15k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.7k
Transcript
アイデアソンをより身になるものとするために
アイデアソンとは?
アイデアソン (Ideathon) アイデア (Idea)とマラソン (Marathon)を掛け合わせた造語 ある特定のテーマについて多様性のあるメンバーが集まり、 対話を通じて、新たなアイデア創出やビジネスモデル構築等を短期間で行う ※2時間 ~ 1日程度
チームビルディング → チームでアイデア創出 → 発表 ※事前にチームを組んで参加の場合もある
アイデアソンに参加して大事だと思ったこと
心理的安全性 個人ではなく、チームの意識 シンプル
None
良いアウトプット、良いチームを得られる バックグラウンドの異なる 参加者の意見 (インプット)が増える チームが健康な状態であるほど、主催者/参加者ともに得るものは大きい ※心理的安全性が担保されている状態 強いチームはアイデアソン後にも繋がる
質の良い アイデア 主催者が得られるもの 参加者が得られるもの 強いチームと主催者で アイデアを育てること コミュニケーションから 多様な意見や考え方 主催者/参加者が得られるもの
ただし、心理的安全性は脆い
誰か1人でも壊そうとする人がいた場合 チームの健康は損なわれる
その人を除外するような形で、残りのチームメンバ間の心理的安全性を確保する 壊す人が1人の場合 ただし、大事な個を失うことになり 完全なチームとしての安全性は確保されない ベストではないが、やむを得ない場合もある
壊す人が多数いた場合
多様な個から出るアウトプットを諦め、別の目的へ変更する 壊す人が多数の場合 ex) チームを心理的安全性が確保されたチームとするには?の実験 健康でないチームでアウトプットを出すには?の実験 自身のファシリテーション力を上げる 心理的安全性はベース ベースが壊れている場合は諦めても良い ずっと付き合うチームであれば諦めるのは良い選択ではないが、短時間なら諦めることは良い選択である
None
アイデアに正解は存在しない 全知全能の神じゃない 個人のアイデア(意見)を押し通しても良いことはない ※意見を言うことは大事 議論ではなく、対話
チームでやるからこそ チームで作る/育てることを重視しよう
None
シンプルに
伝えたいことがたくさんある → 本当に伝えたい1つだけ
シンプルに表現することで人に刺さる 修正も楽になる 伝えたいことを伝えるために削ぎ落とす 解決したいことは?誰を幸せにしたいのか? 伝えたいことを明確にする (あれもこれもでは伝えたいことがぼやけてしまう) 発表は資料と会話
アイデアソンに参加して良かったこと
多様な考え方、意見を知れた
多様な人とつながれた
ピッチに慣れた
アイデアソンは直接ビジネスに結びつくのか?
主催者に工夫が必要
主催者:前提 何が欲しいのか 開催する目的を明確にする アイデアが欲しいのか? アイデアではなく別の視点が欲しいのか? どうしたいのか 自社でビジネスにしたいのか? ビジネスではなく世の中に貢献したいのか? (誰が実現しようと構わないのか) アイデアをどう利用するのか
権利は誰に帰属するのかを明確に報知する
改善すること : チームがその場限りとなり、ビジネスにまでつながらない 主催者:工夫 案①チーム参加を推奨する (会社単位でのチーム 等) 失われるもの : 多様性が損なわれる
改善すること : アイデアをどうしたらよいかわからず、その場限りのアイデアとなっている 案②アイデアソン後のフォローを重視する (スポンサーやメンター 等) 失われるもの : 特になし チームとアイデアをどうすれば良いかをフォローする
改善すること : チームがその場限りとなり、ビジネスにまでつながらない 主催者:まとめ 案①チーム参加を推奨する (会社単位でのチーム 等) 失われるもの : 多様性が損なわれる
改善すること : アイデアをどうしたらよいかわからず、その場限りのアイデアとなっている 案②アイデアソン後のフォローを重視する (スポンサーやメンター 等) 失われるもの : 特になし アイデアを自社でビジネスにしたいのか?世の中に貢献できれば自社でなくとも良いのか? 前提:目的を明確にする 他者のアイデア (知らない視点)を自社のビジネスに活かしたいのか? ※アイデアをどう利用するのか、権利は誰に帰属するのかを明確に
アイデアソンが広まり アイデアソンを有効に活用し 人が幸せである社会を作りたい
ここからはおまけ
xxソンについて
ハッカソン (Hackathon) メイカソン (Make-a-thon) ハック (Hack)とマラソン (Marathon)を掛け合わせた造語 ある特定のテーマ、技術について多様性のあるメンバーが集まり、 短期間でアイデアを形にする (プロダクトの開発を行う)
作る (Make)とマラソン (Marathon)を掛け合わせた造語 ハッカソンを「ものづくり」に応用したイベント 3Dプリンター等を使い短期間で作品を作る
xxソンの探し方について
Qiitaのハッカソンポータル:https://qiita.com/HackathonPortal