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Mercari BI team - Data Analytics Summit 2018

Mercari BI team - Data Analytics Summit 2018

How Mercari Analytics Team is defined and works..
Presented in Data Analytics Summit 2018

Event Page
https://webtan.impress.co.jp/events/201804a2i

Hikaru Kashida

April 14, 2018
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Transcript

  1. 18th Apr. 2018 | Analytics Summit BUSINESS INTELLIGENCE in Mercari

    What makes Mercari Data-Driven Hikaru Kashida Data Analyst / Manager of BI at
  2. 1.Why 2.What 3.Where 4.Who 5.How 今日のおはなし:4W1H Why we exist メルカリの分析チームのミッションとは

    What we work on 僕達が分析していること Where we position in org. 組織の中における立ち位置と動きかた Who’s in our team どのようなスキルセットを持ったメンバーなのか How we analyze 利用するツールや手法 為すべきこと、やるべきこと そのためにどうしているか
  3. 1.Why 2.What 3.Where 4.Who 5.How 今日のおはなし:4W1H Why we exist メルカリの分析チームのミッションとは

    What we work on 僕達が分析していること Where we position in org. 組織の中における立ち位置と動きかた Who’s in our team どのようなメンバーなのか How we analyze 利用するツールや手法 為すべきこと、やるべきこと そのためにどうしているか
  4. Before • 外資系戦略ファーム ◦ 3 years • Startup + Neet

    ◦ 3 years • 分析コンサルティング ◦ 2 years ◦ works in Yahoo Japan • “Hello world” at 30
  5. Activities • Qiita ◦ > 5500 Contributions ◦ Python +

    Data • Data Analyst Meetup ◦ Organizer ◦ Community for data person
  6. 1.Why 2.What 3.Where 4.Who 5.How 今日のおはなし:4W1H Why we exist メルカリの分析チームのミッションとは

    What we work on 僕達が分析していること Where we position in org. 組織の中における立ち位置と動きかた Who’s in our team どのようなスキルセットを持ったメンバーなのか How we analyze 利用するツールや手法 為すべきこと、やるべきこと そのためにどうしているか
  7. “人の命を救う” タイプミッション • 『何を提供するか』 ベース ◦ 必要な物を提供するためやり方は問わない 『できること』でなく 『必要なこと』 ❌

    刃物が使えるから手術をする ⭕ 命を救うために、内科も外科も漢方も使う ❌ この機械学習手法を使ってみたい ⭕ 判断に使えるなら、ただの四則演算でもいい
  8. 羅針盤 1.羅針盤 = 行動力の革命 1 • Before 羅針盤 ◦ 非効率かつ高リスクな

    フロンティアの探索 / 貿易 • After 羅針盤 ◦ 効率的かつ低リスクな航海が可能に
  9. 2.活版印刷 = 情報流通の民主化 • Before 活版印刷 ◦ 唯一聖書を持つ教会に権力が集中 ◦ 歴史が失われがち

    • After 活版印刷 ◦ 「一家に一台」の聖書生活 ◦ 情報がより民主化 活版 印刷 2
  10. 3.火薬 = 武力のルールチェンジ • Before 火薬 ◦ 武力 = 兵隊の頭数

    ( + 戦略・訓練 ) • After 活版印刷 ◦ 武力 ≠ 頭数 ◦ 技術を活かすことによる優位性 火薬 3
  11. Growth Strategy ¥ ~1,000,000,000 Marketing Campaign / CRM - Repeat

    Rate - Buy/Sell Conversion - Cohort Daily Trend User LTV / RFM User Addiction Micro Behavior - Funnel - Tap Rate - Feature Usage - Search Words 超ざっくりの数字感 ※あくまで桁感の話です # of action ¥ ~100,000,000 ¥ ~10,000 % 大きい数字から小さい数字まで分析してる
  12. Check & Action 結果の測定 + 施策の結果に応じて改善 Plan : 方針を決める PDCA

    Cycle “Plan” への関わり方 事業・経営 プロジェクト • KPIの決定・分解 • アクション優先度 施策 • 施策の設計 • 打ち手の提案 • 事業の注力KGI
  13. Check & Action 結果の測定 + 施策の結果に応じて改善 Plan 方針を決める PDCA Cycle

    このあたりに深く関わる 事業・プロジェクト • KPIダッシュボード • 傾向把握 施策 • 施策の効果測定 • 深掘り & 次策提案
  14. Plan : 方針を決める with 分析 PDCA Cycle メルカリUSの事例:簡単まとめ 事業の方針 プロジェクトの方針

    • 検索行動を重視 • 浅い体験に徹底的にフォーカス • 各施策の数的裏付け (できるだけ) • 経営上のゴールを変更 :量の重視 → 質の重視 施策の方針
  15. Check & Action : 計測と改善 with 分析 PDCA Cycle メルカリUSの事例:簡単まとめ

    プロジェクト • ダッシュボード • 複数施策からの傾向把握 • 30以上のA/Bテストの分析 施策
  16. 1.Why 2.What 3.Where 4.Who 5.How 今日のおはなし:4W1H Why we exist メルカリの分析チームのミッションとは

    What we work on 僕達が分析していること Where we position in org. 組織の中における立ち位置と動きかた Who’s in our team どのようなメンバーなのか How we analyze 利用するツールや手法 為すべきこと、やるべきこと そのためにどうしているか
  17. チーム 丙 チーム 甲 Team A Team B チーム 乙

    BIチーム デザインチーム US Mercari 日本のメルカリ ….. ….. プロダクト開発部門 コーポレート部門 広報 マーケティング ファイナンス etc. …. ① 縦軸組織 =プロジェクト チーム 出品改善、購買改善 新規獲得、などと言った 粒度のテーマで分かれ るチーム ② 横軸組織 =機能チーム BI、デザイン、QA、 インフラ などが 横軸的に存在
  18. チームとしての活動 = 最小限 • チームが一緒にいるのは週に2.0h+ ◦ 月曜 : Standup Meeting

    : 20 mins. ◦ 火曜 : Team Sync : 60 mins (アジェンダベース) ◦ 都度:採用関連、分析相談など • 大半はプロジェクトのメンバーとして生活 ◦ 席もプロジェクトチーム側においている ◦ 正直、BIチーム内よりもプロジェクトメンバーとのほうが仲がいい
  19. ①人事評価 • MGRの僕が頑張れば、全然いける ◦ 担当チームへのヒアリング ◦ 評価基準のStandardize / Clarify ⇛

    後述します • weekly 1 on 1 ◦ Open-door style ◦ メンバーのみなさまの柔軟度を奪いすぎないように
  20. ゆるふわBI圏 プロジェクト “ゆB” : 人類総BI化計画 マーケ BI CS 広報 財務

    インフラ 経理 PM • 他部署の分析に興味のあるメンバーを結集 • BI → ゆBで育成 / スキルアップ ◦ データ関連の質問しやすい Slack Channel ◦ 気軽に聞ける環境 • ゆBメンバーは、自分の近隣に発生する 分析業務をなるべくこなす → BIの集計系の業務負荷の分散 • データ関連の新規取り組みの良き βテスター 調査
  21. チームメンバーの概要 • 7 members @ tokyo office , as of

    2018 Apr / Including Merpay ◦ Need more ◦ うち5人は Referral (社員紹介) • 中途採用中心 • バックグラウンド : Analyst / Planner / Consultant
  22. ①課題の発見 ②課題の定義・ モデル化 ③課題の定量化 ④結果の共有・ 解決方法の提示 どのようなステップか 何を知りたいかを決める 何を分析するべきかを決める 分析を実行する

    分析結果を誰もが理解できる形 にしてアウトプットする 必要なもの 足 頭・手 口 分析のフロー 全部通して一人で できる人材が理想 (=勇者タイプ)
  23. 採用時に見るべきポイントで言うと... パトス 情熱 エトス 人間性 ロゴス 論理性 ◆ 自社で熱意を持って仕事をしてくれる人物か ◆

    周囲から信頼される人間性の持ち主か ◆ 他人を説得するだけの論理性を持っているか 採用基準の共通言語 数人の面接を通して 必ず全てをチェック
  24. 採用基準の共通言語 ①パトス ②エトス ③ロゴス 先天性 後天性 この 3 × 2

    = 6象限で考えて評価する 面接の引き継ぎもこの3項目でコミュニケーション 社会人として後天的に身につきづらい要素をより重視 → パトス(=情熱)の例で言うと... 『先天』:仕事自体に対する情熱 /『後天』:メルカリの事業への興味