Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
noteの躍進を支えた”定性と定量の甘い関係”
Search
Hikaru Kashida
November 14, 2019
Business
14
35k
noteの躍進を支えた”定性と定量の甘い関係”
2019-11-14に行われたイベントの資料です
イベントページ:
https://note.mu/events/n/n78b0b409c5b5
Hikaru Kashida
November 14, 2019
Tweet
Share
More Decks by Hikaru Kashida
See All by Hikaru Kashida
Growth Grand Theory - Dos and Donts
hik0107
12
3.2k
Data, Design and Government
hik0107
48
34k
戦略と実行をつなぐデータ
hik0107
45
22k
FREE AGENDA #65 施策を通じて得た抽象的な学び
hik0107
14
4.4k
なんでデータアナリストやってるの
hik0107
16
6.4k
Simple Data Analytics Leads impact
hik0107
127
150k
Introduction of Mercari BI team and Case Studies of Analytics for Service in US
hik0107
9
66k
Mercari BI team - Data Analytics Summit 2018
hik0107
17
16k
"S分析" 最強説 : Presentation in Marunouchi Analytics | Jun 2016
hik0107
10
3.8k
Other Decks in Business
See All in Business
株式会社EventHub 会社紹介資料
eventhub
0
27k
"Cold start" fast flow - using external suppliers to bootstrap a nimble, flow-centric organization
matthewskelton
PRO
1
190
marui-unite会社紹介資料
0101unite
0
3.6k
24_Recruitment_v2.1_Compressed.pdf
sonix
0
230
メドピアグループ紹介資料
medpeer_recruit
10
110k
Cierpa & Company | Culture Deck
cierpa0905
PRO
0
19k
立案決定文化の中でのスクラムは全然価値見出せないよって話
masamichisato
1
410
その失敗は多様性があれば解決していたかもしれない
sena2518
1
660
スタートアップファイナンス:Excel事業計画(財務モデル)の基本・作り方【入門編】
zaimo_kojo
6
6.6k
4 quotes that sum up recent trading in the travel sector: September 2024
marketingttc
0
190
しるし株式会社_コーポレートデック
shirushi
0
500
株式会社9課🧠会社紹介資料(2024)/About section9
abenger
5
26k
Featured
See All Featured
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
45
4.8k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
131
32k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
87
5.6k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
26
5.1k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
30
2.3k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.1k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
322
23k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
167
14k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
43
13k
Embracing the Ebb and Flow
colly
83
4.4k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
36
6.8k
Facilitating Awesome Meetings
lara
49
6k
Transcript
#note_growth
Today’s contents • 最初の挨拶 • パネラー自己紹介 • この半年間で取り組んできたこと
& 各メンバー視点での感想 #note_growth
#note_growth
Takayuki Fukatsu ピースオブケイク CXO • :noteのプロダクト開発/分析の上流部分 :どんなふうに関わっているかの詳細はまたのちほど!
• THE GUILD • おすすめの本は? :「国家はなぜ衰退するのか?」 ← サービス崩壊の普遍原則 :「貧乏人の経済学」 ← ダメな人生に引きずり込まれる仕組み :「欲望のオブジェ」 ← 商業主義におけるデザインの歴史 #note_growth
Hikaru Kashida • メルカリ / メルペイ Data Analyst
:US事業 ➔ 国内フリマ事業 ➔ メルペイ事業 :分析と戦略立案、施策設計 • ピースオブケイク グロース戦略顧問 :noteのプロダクト開発/分析の上流部分 :どんなふうに関わっているかの詳細はまたのちほど! • おすすめの本は? :「豊かさの誕生」 ← 経済面からの人類史 :「なるほどデザイン」 ← 松下さんにおすすめされて読んでる :「東京カレンダー」 ← 色んな意味で面白い @hik0107 #note_growth
Yuki Matsushita ピースオブケイク デザイナー : noteのプロダクト開発の実働部隊 :グロース施策提案・管理・開発
• おすすめの本は? :「グロースハック完全読本」 ← ノウハウ一挙まとめ :「ジェフ・ベゾス果てなき野望」 ← 加藤さんおすすめ :「幸せな選択、不幸な選択」 ← 人生方針の振り返りに #note_growth
Theme1. ピースオブケイクの強みと問題意識 #note_growth
Q. 樫田のジョイン前に抱えていた問題点は? #note_growth
None
Q. 深津 ⇔ 樫田の関係性 #note_growth
Q. ここ半年で進めてきたことは? #note_growth
Theme2. ここ半年でやってきたこと : 5~6月ごろ編 #note_growth
当時決めるべきだったこと 「いま、note全体でなにに最もフォーカスするべきか?」 #note_growth
None
#note_growth
#note_growth
クリエイター (書き手) 読み手 コンテンツ コンテンツの価値 プラスの反応 社会認知 シェア
継続 継続 新規流入 noteの成長サイクルモデル #note_growth
クリエイター (書き手) 読み手 コンテンツの価値 プラスの反応 社会認知 新規流入 シェア
継続 継続 PV数 PV per ユーザ 記事投稿数 投稿者数 DAU 新規書き手数 % DAU to スキ フォロー数 スキ数 スキされる記事率 % Creator CV 新規登録者 購入数 クリエイター RR% コンテンツ noteの成長サイクルモデル ※ 実際にはKPIの実数字が入ってました #note_growth
ピースオブケイクのミッション 「誰もが創作を始め、続けられるようにする」 #note_growth
最も注力すべきこと クリエイターの創作継続率 通称 パブロ・レート #note_growth
Q. このときの決定の流れについて #note_growth
Theme3. ここ半年でやってきたこと : 7~8月ごろ編 #note_growth
当時決めるべきだったこと 「クリエイターの継続のためにもっともやるべきことは?」 #note_growth
noteへの訪問する 記事を作ろうと思う 記事作成開始する (記事を書く) 創作完了する(=創作の継続) 30 %
2 noteを訪問するきっかけに出会う クリエイターの心理・行動の流れのファネル ※ 細かい条件とか期間とかは秘密! 95 % 3 30 % 1 既存のクリエイター 8~9% まずは ココに注力することに #note_growth
クリエイターに創作を 始めてもらう率を高める ✊ #note_growth
クリエイターが創作をするための条件要素 (既存クリエイターの場合) 1 創ることへの モチベーション がある 2
創る・書く コンテンツ がある 3 創る・書く際の 物理的制約が ない #note_growth
当時のnoteの仮説は 「コンテンツが最も大きな課題」 #note_growth
施策候補の例:「お題」の拡充 #note_growth
この際、クリエイターがどう考えているのか 調査してみることにした。 ウキー #note_growth
アンケートの分析の超サマリを公開 一部数字 付きで #note_growth
A.割と何でもお題だよ派 27% 5% 23% 41% クリエイターにとってお題として認識する範囲 広い・ 不特定 狭い・
特定分野 4% 分類困難 アンケート結果からクリエイターを分類 B.お題の範囲決めてるよ派 32% 64% type 1 type 2 type 3 type 4 #note_growth
36% 22% 21% 24% 9% 8% 投稿への反応がない 書く時間がない 他人の役に立っているか実感がない 仕事やキャリアに繋がる実感がない
〜いろいろな項目が あるのですが中略〜 書きたいネタがない ネタを忘れる noteで創作を続ける上でのペイン ※ピースオブケイク独自調べ モチベーション コンテンツ 1 8 9 順位 3 4 …... …..
投稿への反応がない 書く時間がない 他人の役に立っているか実感がない 仕事やキャリアに繋がる実感がない 書きたいネタがない ネタを忘れる noteで創作を続ける上でのペイン ※ピースオブケイク独自調べ モチベーション コンテンツ
36% 42% 32% 13% 6% 8% 9% 11% 8% 全ユーザの数字 B. お題特定型 A.何でもお題型 …...
最も注力すべきこと クリエイターの創作継続率 ⬇ そのために重要なこと モチベーションが最重要
#note_growth
Q. このときの結果について #note_growth
Theme4. 実際に企画をするフェーズに入ってのはなし #note_growth
Q. どんなふうに進めているのか? #note_growth
Top’s Meeting • CEO/CXOなど含めた 意思決定の場 • ハイレイヤー/抽象的な
ディスカッション • 具体的な施策に落とす場 • 検証/分析のタスク出し • 仕様などの詰め ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ CEO / CXO / CTO グロース戦略顧問 Designer・PM Data Analyst Observers Bottom’s Meeting グロース戦略MTGサイクル:2種類の会議を交互に開催 Organizer Organizer Feed back #note_growth
実際に動かしている企画の例:スキの溢れる世界作戦 #note_growth
2019/10 スキのあふれるせかいをつくる #note_growth
Q. 企画を進める上でどんなことに気をつけているのか? #note_growth
全体指針 Pablo Rate上げるぞ 要素分解 特に創作開始率を改善 戦略決めるぞフェーズ ドライバー特定 モチベupを重視するぞ 施策実行するぞフェーズ ✔
✔ ミッションと世界観 ✔ 定性の観点 ログ分析 ✔ アンケートに よる検証 定量の観点 ユーザ像の仮説 施策方向性 〇〇あたりを変えるぞ 具体化/仕様化 具体的にこうするぞ ✔ アイディア/ 全体のUXとの整合性 ✔ ロジカルな分解 / 数字が上がる必然性 ✔ デザイン/ 全体のUXとの整合性 ✔ ログ分析による ポテンシャル検証 全体のなんとなくのまとめ ※時間ない場合は無慈悲なスキップの決断を #note_growth
Theme5. 定性と定量の甘い関係 #note_growth
Q. 定性と定量をうまくバランスするためのコツは? #note_growth
Q. 定性・定量これだけは譲れないという点は? #note_growth
Q. 定性・定量それぞれの限界についての考え #note_growth
Q. これからnoteをどうしていきたいか #note_growth